ワイキキ水族館はワイキキ中心部から徒歩20分ほどでアクセスできる、歴史ある水族館です。ホノルル動物園からも徒歩10分ほどなので、動物園と水族館両方を訪れる人もいます。実はイルカなど一般的な人気者動物はおらず、華やかな水族館というわけではないです。
しかし動物園同様に、ワイキキ水族館もハワイ固有種の魚がたくさん生息しており、アザラシの一種である大変希少なハワイアンモンクシールなどの珍しい生物も見ることができるので、子連れにもおすすめの観光地です。入場料は12ドルです。
百年の歴史のワイキキ水族館で海の美しさと豊かさを体感
海から学ぶハワイの歴史と文化
ワイキキ水族館は100年以上の歴史をもつ水族館で、ハワイ固有種の魚など希少な生物がたくさん存在しております。大人の足なら30分もあれば一周できてしまうほどで、規模は大きくないです。一つの一つの展示・魚たちに秘められた歴史・文化を感じ取りながら館内を見てみましょう。
歴史などを感じ取るには自分である程度の知識が必要だと思われますが、ワイキキ水族館では海や歴史にまつわる事前情報がない人でも、しっかりと歴史や意味を学ぶことができます。
一つ一つの魚や水槽に関する背景や見所を詳しく解説してくれる音声ガイドの装置を無料で貸し出ししているのです。日本語対応もしており、言語の心配もありません。無料サービスなのに優しい!
入場時に受付の方が音声ガイドの装置を渡してくれます。日本人だったら日本語用の機械を渡してくれます。これで誰でも安心して海の歴史・魅力をしっかりマスターできます。
感動必至!海の世界の豊かさに遭遇
ダイビングも人気であるハワイの地ならではの工夫で、ダイバーから見た海の世界を再現している水槽もあり大人気です。色鮮やかな魚たちに魅了されるでしょう。カラフルな海の世界は必見です。
魚だけではなく、海底の大地も表現されており、背景も楽しむことができます。
サイズも様々な魚たちが優雅に思い思いに泳いでいます。海の世界をより忠実に再現するために青く照らされた幻想的な美しい世界で、海の豊かさに触れましょう。
世界一巨大なシャコ貝ももちろん見物ですが、南太平洋の珊瑚礁も多種類展示されており、珊瑚も要チェックです。音声ガイドでの珊瑚の解説も豊富なので、見て・聞いて生態系などもしっかりと理解することができます。
ハワイ各地の海を表現するために地域別に分けられた水槽も見物です。
ハワイでしか見られない、とってもレアな大物ショー
ワイキキ水族館には絶滅の危惧種に瀕しているアザラシ、ハワイアン・モンクシールも生息しております。ハワイにも1200頭しか生存していない非常に希少な動物です。
ハワイアン・モンクシールは海を渡る犬とも呼ばれているハワイ固有種のアザラシです。
このモンクシールの餌付けやパフォーマンスショーがワイキキ水族館一番の人気ポイントです。しっかりと訓練されており、トレーナーの指示に従い、観客を魅了しております。
観客に向かって手を振ってくれています。
餌付けも間近で見られます。
ハワイアンモンクシールは屋外で見ることになりますが、屋外には子供たちに人気の生物と触れ合えるコーナーもあります。先ほどの幻想的な世界とはまた異なる雰囲気を楽しむことができます。
子連れでも楽しめるわくわく感があり、大人も満足できる知の魅力も秘められた歴史ある人気観光地です。