アジアンテイストの店内もまた、タイを思わせる

まず目に飛び込んでくるのが、大きな壁画。睡蓮や象のイラスト、タイの民族衣装などがきらびやかな色合いで描かれています。

1部屋だけ団体用の個室もあり、壁にかかったタイ北部のお寺の屋根飾りである木の彫刻がズシン!と重みのある主役級の存在感を放っています。

広いホールは、湾曲に並んだ窓側席もあり、窓越しにアメリカンビレッジの景色が見え、昼間ならば窓から明るい光が差し込み、開放感があります。
店内装飾やタイ雑貨の楽しい店内
小物の雑貨や店内装飾もなかなかに凝っていて楽しい店内。目に止まった気になるものを紹介しましょう。

傾斜した太い柱がインパクト大。棚の上には、さり気なくタイの民芸品や雑貨が飾られ、観葉植物のパキラも自然と店内に馴染んでいます。

厨房を囲むカウンターのカラフルな装飾は、よく見ると一つひとつがライトになった照明グッズで店内の色合いとマッチした賑やかさ。

個室の入り口は、華麗なる演出が施されていました。
110種類以上の品数!ヴィーガン料理にも対応し、お一人様コース料理もある
「Jai Thai」のすごいところは、110種類以上もあるタイ料理の数々。店独自のオリジナルメニューもあり、ベジタリアン料理も用意して、希望があればベジタリアン用に食材を変更できるそうです。
農家から直接仕入れている新鮮なパクチーは、人によって好き嫌いがあるため、別盛りの400円で単品販売しています。
また、コース料理がいくつかあり、他店ではあまり見かけないお一人様用のコース料理もあるのです。

人気の揚げ物を盛りつけた「ローヤルオードブル“ジャイタイ”」は、ポピアトー(揚げ春巻き)、トーマンクン(海老のさつま揚げ)、クンホーサバイ(海老春巻き)、ガトンジャイタイ(五目の揚げ春巻き)の4種盛り。
よく見ると、ニンジンはタイの伝統的な飾り切り(カービング)。タレは2種類あり、甘酸っぱい自家製梅タレもあります。

豪快にレタスが添えられたサラダのジャイタイオリジナルのサラダ「ヤムアボカド」。エビ・イカ・ホタテなどのシーフードに、アボカド・セロリ・トマトなどの野菜をレモンの酸味が効いた自家製ドレッシングで和えたもの。
後味がピリッと辛く、レタスと一緒に食べるとさっぱりヘルシーに食べられます。

この店のオリジナルメニュー「センヤイガプラオ」は、ガパオライスの麺バーション。

鶏肉とハーブのホーリーバジル(ガプラオ)と麺を炒め、もっちりとした米粉の平麺や鶏肉にもしっかりと味が染み込み、濃厚でパンチのあるおいしさです。
タイのシェフが調理するタイ料理レストラン

2000年5月にオープンした「Jai Thai 沖縄美浜店」は、登川さん親子が経営しています。2004年に日本初の「タイ国首相賞」を受賞し、タイ国政府商務省の認定レストランとしての誇りを持って営業しています。
タイのシェフが調理するタイ料理は、農薬不使用の地元野菜を中心に、ハーブと野菜をたっぷり使っているのが特徴的。
日本語メニューは英語の解説入り。中国語のメニューもあり、英語、中国語、タイ語、スペイン語などを話せるスタッフもいるそうです。グローバルな観光客をも視野に入れた「Jai Thai 沖縄美浜店」。

顔ハメパネルやヤックとの記念撮影もできる、遊びも潜んでいる沖縄のタイ料理屋です。北谷町の美浜アメリカンビレッジに遊びに行く際は、本格派のタイ料理を食べに足を運んでみてはいかがでしょうか。