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2016.08.10

波照間島で奇跡の美ら海を目撃
八重山最高峰の輝き「ニシ浜」

writer : 小川研

“沖縄で一番きれいなビーチ”はどこ? webで検索すると、県内の名だたるスポットが表示され、ひと筋縄ではいきません。しかし、“八重山”で検索すると、確実に1・2位でヒットする、ド定番があります。八重山屈指と名高い「ニシ浜」は、日本最南端・波照間島のNo.1スポット。およそ1kmにわたって伸びる真っ白な砂浜に、“ハテルマブルー”と称される突き抜けた青さ…。神々しささえ感じさせる桁外れの美しさには、しばし言葉を失うでしょう。
ニシ浜

朝夕はもちろん干満でも異なる表情を見せる神秘の色合い

この、現世のものとは思えない、あるいは奇跡としかいいようのない深みのある輝きは、もはや神秘的でさえあります。さらに、この鮮やかな青、蒼、碧、、、そしてエメラルドグリーンのグラデーションは、天候はもちろん、干潮・満潮で、あるいは日の高さによって、刻々と異なる表情を垣間見せてくれます。
神秘の色合いを見せる海
ところで、ニシ浜は波照間島の北西部に位置しているため、午前中が順光となり、最も自然な色味を味わえます。
午前中のニシ浜
また、干潮時には、無数のサンゴが水面ギリギリまで迫り、豊かに息づく海辺の生物たちを感じさせてくれます。また、西海岸につき、夕陽スポットとしても秀逸です。
干潮時

圧倒的な色合いはどこを切り取ってもフォトジェニック

写真を撮る場合、どこからでも画(え)になりますが、いくつかポイントをご紹介。まず大前提として、海が最もきれいな輝きを放つのは、太陽が真上に来るお昼前後です。どの角度からでも麗しいハテルマブルーを捉えられるので覚えておくと良いでしょう。
お昼前後の海
誰もが最初に、その輝きを目にし、未曾有の感動を覚えるのが、浜の入口に向かう丘上です。そのファーストインパクトを、ぜひ一枚の画に収めてくださいね。
浜の入口に向かう丘上
そして、入り口周辺。トイレ&シャワーのある小屋周辺からは、正面、あるいは左手(南側)に向かってダイナミックな画が期待できます。天然の白砂が水平線の彼方にまで続くかのような奥行きを表現してみましょう。
天然の白砂が水平線の彼方にまで続くかのような奥行き
ちなみに、右手には、港が迫るため画作りは少し難しめですが、建造物の陰影によっては、アクセントを出せそうです。
入り口周辺

シュノーケリングではウミガメがお出迎え?

この驚愕の透明度、もちろんシュノーケリングをしない手はありません。岸から少し進めば、すぐに濃厚なサンゴ群がお目見え。
濃厚なサンゴ群
ところで、干潮時は満潮時に比べて濁りが少なく、一般にシュノーケリングに適しているともいわれます。しかし、サンゴが水面近くに出て来るためケガの危険や、逆にサンゴを傷つけてしまう恐れもあるので要注意。もちろん繊細なサンゴの上を歩くのは、もってのほか。あくまでも自然の中に、“入らせてもらっている”意識をお忘れなく。
濃密な魚影
水中では、色も形もさまざま、濃密な魚影に目を奪われるでしょう。運が良ければ、ウミガメが出迎えてくれるかもしれませんね。
ウミガメ
八重山最高峰のハテルマブルー…。ぜひとも直接ご自身の目でご覧になってください。“奇跡の美ら海”の意味がきっと理解できるはずです。そう、未だ出逢ったことのない、深い感動とともに…
奇跡の美ら海

スマートポイント

  • シュノーケリングセット(シュノーケル/マスク/フィン/ライフジャケットなど)はレンタル可。海岸入口付近の「レンタルショップクマノミ」(☎090-8290-2823)で1日2,000円〜。パラソルなども
  • 近場にはちょっとした飲食店はあるものの、売店や自販機はないため、飲料水、食料は持参が必須です。もちろん、ゴミは持ち帰るのが鉄則です!
  • ニシ浜に一番近い宿は「ペンション最南端」ですが、夏期は予約でいっぱい。そんな時は、港にも程近い素泊まり宿「西浜荘」。または(イロイロな意味で)島一番の名物民宿「たましろ」も勇気があったら挑戦してみて!

ライターのおすすめ

混み合ってる際は、少し奥「浜崎」を越えた南側にある「ペー浜」をチェック。ニシ浜同等の美しさであるにもかかわらず、ほとんど知られていない激・穴場です。残念ながら遊泳禁止ですが、のんびり過ごすには最高です。

小川研

世界を歩きまくって醸成されたオンリーワンのフィルターを媒介し、沖縄情報を立体的に熱(苦し)く伝える。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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