旅行中でも何かと便利なコンビニエンスストア。一度は立ち寄るのではないでしょうか。沖縄県内にあるコンビニでは、全国チェーンであってもご当地グルメや沖縄限定商品を販売しています。せっかくの沖縄旅行、コンビニで買い物できるご当地グルメをご紹介します。

旅行中の過ごし方
2021.09.03
writer : 編集部
旅行中でも何かと便利なコンビニエンスストア。一度は立ち寄るのではないでしょうか。沖縄県内にあるコンビニでは、全国チェーンであってもご当地グルメや沖縄限定商品を販売しています。せっかくの沖縄旅行、コンビニで買い物できるご当地グルメをご紹介します。

現在、沖縄県内にあるコンビニは3社、合計674店舗あります。
その内訳は以下のようになります。
● ファミリーマート 329店舗(2021年7月31日時点)
● ローソン 245店舗(2021年8月末時点)
● セブンイレブン 100店舗(2021年8月12日現在)
全国的にはセブンイレブンが業界最大手ですが、沖縄県ではファミリーマートのシェア率が高いです。
実は、セブンイレブンが沖縄県内に1号店がオープンしたのは2019年7月11日。沖縄県上陸から2年で100店舗にまで増えたので今後も増えることが予想されます。
沖縄県のコンビニには地元限定商品が多いのも魅力!
コンビニ大手3社は、それぞれ沖縄県の地元スーパーが提携していて、沖縄県産の食材を使用したご当地弁当や沖縄限定のお土産類が充実しています。
お手頃価格ですので、観光途中で楽しむ軽食やお菓子、お土産などを気軽にゲットしましょう。
特にファミリーマートでは沖縄県産の食材を使用した「おきなわDELI」というご当地グルメ品がシリーズ展開されています。
ロゴシールが貼られているので、沖縄県外からきた人にもわかりやすいですよ。

どの店でも必ずと言ってもいいほど「おにぎりは温めますか?」とレジで確認されます。
具に何が入っているか関係なく無差別に尋ねられるので、無意識にOKしないように。
かつて「いくら入りおにぎり」を電子レンジで温められたおかげで、いくらがすべて破裂してしまって汁と化した経験者もいます。
それでは現地でしか手に入らないおにぎりをいくつかご紹介しましょう。
もっともメジャーなご当地おにぎり。
「ポーク」とは缶詰に入ったポークランチョンミートのことで、玉子焼きとの組み合わせが絶妙な味わいです。
シーチキン入り、チキナー(からし菜)入りなど種類も豊富です。

「じゅーしー」とは豚肉などを具材にした沖縄風炊き込みご飯のこと。お盆の際にご先祖様をお迎え(ウンケー)するためお供えしたり、冬至に健康と子孫繁栄を願うために家族で食べるなど「儀式食」としても用いられます。
ご当地グルメがおにぎりになって、手軽に食べられるので旅行客にも人気です。

ミンチ・レタス・チーズなどのタコスの具を酢飯で巻いた手巻き寿司です。
沖縄のご当地グルメであるタコライスを片手で手軽に食べられるようになったようなもの。

その他にも黒糖を使用して甘辛く煮付けられた「いなり寿司」や、本土で売られている手巻寿司よりもなぜか細くて長い「細巻寿司」なども要チェックです♪

沖縄県内のコンビニではおでんコーナーが通年置かれているのも特徴のひとつ(一部店舗のみ)。
コーナー自体は本土と何も変わりませんが、品揃えに注目!
てびち(豚の足)や、ソーキ(豚のあばら肉)がしっかり仲間入りしています。口にいれた途端、とろけるような柔らかさ!沖縄県のご当地グルメが手軽に楽しめます。

ドライブ途中に食べられるだけでなく、お土産にも最適!特徴的なものをいくつかご紹介しましょう。
乾燥梅干し「スッパイマン」。某テレビ番組である有名人が紹介したところ爆発的な人気を集めるようになりました。
低カロリーで、程よい塩分と豊富なクエン酸で熱中症対策や疲労回復にも効果的とされている沖縄県にはピッタリのおやつです。
スッパイマンに関する記事はこちら「無料工場見学スッパイマンに密着」

小麦粉を専用の機械でプレスして焼き上げ、塩をまぶしただけのシンプルなせんべい。
それほどインパクトのないシンプルな味だけど、侮ることなかれ!一度食べるとやみつきになるおせんべいです。
沖縄県民はチョコレートやマーガリンなどを塗ってアレンジする人も多いようです。

世界三大毒蛇のひとつ「ハブ」のエキスを配合したのど飴。
ハブは餌がなくても1年以上生き抜く生命力を持っており、栄養豊富な食材として注目されています。
ハブの臭いや、生臭さもなく爽やかなミント味。もちろんハブの猛毒は強いアルコールに漬けることによって完全に無害化されています。ちょっとユニークな沖縄限定お土産として買ってみては。

沖縄県では、毎年旧暦12月8日に健康を祈願して「ムーチ」と呼ばれる月桃の葉に巻いて蒸したお菓子を食べる習慣があります。
沖縄県内のコンビニでも、毎年旧暦12月8日になると、カーサムーチが期間限定で販売されます。
その名の通り沖縄県限定弁当です。
特にメニュー内容が変わっているのではなくて、おかずが下に敷かれているご飯を隠すようにぎっしりと乗せられているのが特徴。
ゴーヤチャンプルーや、ポーク玉子など家庭的なおかずがご飯の上に乗っていてボリューム満点です。

カップの中に、生麺・沖縄そばのつゆ・きざみねぎが入っていて、お湯を注ぐだけで完成!
インスタント麺ではなく生麺を使用しているので、安くておいしい沖縄そばが手軽にいただけます。小腹が空いたときにどうぞ。

地元の子どもたちに大人気のアイスキャンディ。
そうです、あの超有名キャラクターがパッケージに描かれています!
なので、うちなーんちゅの多くは全国販売されていると思っていますが実は沖縄限定。
「アンパンマン」というからにはあずきが入っているのかと思いきや、
ミルク味のアイスの中にチョコソースが入っています。

琉球銘菓・ちんすこうの老舗「新垣ちんすこう」が
乳製品メーカーとコラボしたアイスクリーム。
塩バニラアイスに、砕いたちんすこうが入っています。
クッキー入りアイスクリームに近い食感で、
バニラアイスと北谷の塩とちんすこうが混ざり合い、
一度食べると止まらなくなるオトナのアイスクリームです。
定番土産となりつつある「御菓子御殿の紅いもタルト」と、
沖縄明治乳業がコラボしたアイスクリーム。
2層にわかれていて、上は紅いも味のアイス、
下層は砕いたクッキーが入ったカスタード味のアイスで、
タルトをイメージしたアイスです。

いわゆる「ジャスミン茶」のこと。
ジャスミン茶は中国語で香片茶(シャンペンツァー)とも呼ばれており、訛って聞こえたのが「さんぴん茶」と呼ばれるようになったとも言われています。缶入り、紙パック、ティーバックなどがありますので女性へのおみやげにオススメです!
本土の飲食店がお客様に水を出すのと同じ感覚で、
県内の飲食店ではアイスティーを提供するところが多いのをご存知ですか?
コンビニでは国際通り近くの花笠食堂で出される紅茶を再現した「花笠食堂アイスティー」が販売されています。


「58」は国道58号線のこと。ということは、道路の飲み物?
と少し不可解な飲み物ですが、
これはコップ一杯(200ml)あたりのカロリーが
58kcalのフルーツミックス味ドリンク。
うちなーんちゅはこの国道58号線のことを
「ごーぱち」と呼んでいるなど、
パッケージには58号線にまつわる話や
小ネタが書かれているのも注目。
コンビニでも品揃えは豊富!ざっと見ても20銘柄は揃っています。
これだけ揃えば、どれをお土産にするのか悩んでしまいます!

「家に帰るまで待てない!」「旅行中に泡盛が飲みたい!」という方には、
すでに水で割ってある飲みきりタイプの「泡盛カップ」がおすすめです。


泡盛のブラックコーヒー割り。
ノンシュガーですっきりした味わい。
泡盛独特のクセが抑えられていて、
苦手な方にもおすすめです。
泡盛好きのおじーおばーにも人気の逸品。
もちろん沖縄限定品ですのでお土産にもどうぞ!
沖縄県のコンビニ、特に海に近いコンビニには、島ぞうり(沖縄のビーチサンダル)やシュノーケルセット、浮き輪、バーベキューグッズなどが売られている店舗もあります。観光中に天気が良くて海で遊びたくなったら、海に飛び込む前にコンビニに立ち寄りましょう。
また、沖縄美ら海水族館などの入場券が割引価格で売られていることもあるので、沖縄に到着をしたら一度店内をチェックしてみましょう!
沖縄県内のコンビニには独自の世界観があり、沖縄県外の人にとっては興味深い場所といえるのではないでしょうか。
ぜひ沖縄旅行の際にコンビニに足を運んで、沖縄ならではの味を楽しんでください。
※こちらは、公開日が2015年8月5日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。
