クラスJってなに?
クラスJとは、日本航空の国内線の座席クラスのひとつで、ファーストクラスと普通席の中間クラスの座席です。
クラスJを利用するには、予約の時点からクラスJを選んでおくか、空席があれば当日空港でアップグレード料金(1,000円~)を支払えばクラスJにアップグレードすることができます。
クラスJは人気のため、当日には空席が無い場合も。どうしてもクラスJに乗りたい人は予約の時点でクラスJを選びましょう。



日本航空のクラスJと普通席の比較
1.足が伸ばせる
座席と座席の間は、日本航空ではクラスJは普通席より約18cm広い97cmと余裕があります。

2.気兼ねなく肘置きが使える
日本航空の普通席と比較すると、クラスJはシート幅が3cm大きくなり、肘置きの幅が18cmと約3倍!
隣の人と肘置きの取り合いや譲り合いにならず、気兼ねなく使えます。
3.圧倒的なゆったり感
人間工学に基づいた体の負担を減らす日本航空オリジナルリクライニング方式を採用。
体に優しい構造になっています。
レッグレストとリクライニングを使うとさらにゆったりくつろげます。
4.大型テーブル
クラスJで利用できる座席前のテーブルは、A4サイズの大きめのノートパソコンを乗せることができ、雑誌も広げて読むことができます。

日本航空「クラスJ」のサービス面を比較
1. 迅速なドリンクサービス
普通席より優先的に機内ドリンクが提供されます。
2. 機内ドリンクの種類が多い
普通席でも提供されているドリンクに加えて、こだわりのコーヒー「JAL CAFÉ LINES」や、野菜ジュースも選択することができます。
3. マイルがたまる
クラスJを利用すると、対象運賃の区間マイルにプラスして、区間の10%分のJALフライトマイルが加算されます。
6. 着陸後スムーズに降りることができる
座席が普通席より前方に設置されているので、到着後の降りる順番が普通席よりも早く、スムーズに降りることができます。
コスパの比較
気になるJALのクラスJの料金ですが、普通席にプラス1,000円~3,000円でアップグレードができます。
ちなみにファーストクラスへのアップグレードは普通席にプラス10,000円~12,000円。
ファーストクラスの座席やサービスはクラスJよりも更に充実していますが、国内線のフライト時間は長くないので、10,000円の追加代金はかなり高額…。
クラスJと普通席を比較して、下記のような方にとってはかなりコスパがいいのではないでしょうか?
・体が大きい
前述のように、クラスJは普通席よりも座席と座席の間が広く、シート幅も大きいですので、体の大きい方、高身長の方にとっては嬉しいポイントですね。
・ビジネス利用
日本航空の国内線ではフライト中のWi-Fiサービスが無料なので、クラスJの広いテーブルでパソコンを使った書類作成が快適です。
無料Wi-Fiサービスについての記事はこちら >
・プチ贅沢旅行を楽しみたい
自分へのご褒美旅行、記念の旅行などで贅沢がしたいけど、ファーストクラスまでは…。という方にとって、プラス1,000円~3,000円でプチ贅沢が味わえます。
実際、クラスJは大変人気で、JALの国内線に乗るときはクラスJしか乗らないという人もいる程です。
普通席で予約をしていても当日クラスJの座席が空いていればプラス1,000円~3,000円で変更も可能なので、チェックイン機や受付カウンターで空席があるかを確認してみましょう。
一方、ANAにはクラスJのような中間クラスの設定がなく、LCCの場合は座席クラスが統一されているため、ちょっぴり贅沢な飛行機の旅を楽しみたいときにはJALのクラスJが絶対オススメです。
また、一部の路線では運が良ければ国際線ビジネスクラスのフルフラットシートを体験できる場合も。
スケジュール・使用機材・運航便数は変更される可能性がありますが、使用機材を狙って予約することも可能です。
気になるアップグレード料金
当日空港でクラスJに変更する場合、路線によって、料金が異なります。
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普通席+1,000円 |
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東京(羽田・成田) -山形、中部、小松 |
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大阪(伊丹・関西・神戸) -新潟、松本、隠岐、出雲、松山、福岡、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島 |
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札幌(新千歳・丘珠) -女満別、青森、秋田、花巻、仙台 |
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福岡 -出雲、徳島、高知、松山、宮崎、鹿児島、奄美大島 |
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沖縄(那覇) -奄美大島、久米島、宮古、石垣 |
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出雲 -隠岐 |
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鹿児島 -松山、種子島、奄美大島、徳之島 |
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奄美大島 -徳之島 |
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普通席+2,000円 |
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東京(羽田・成田) -札幌(新千歳・丘珠)、女満別、旭川、釧路、帯広、函館、青森、三沢、秋田、大阪(伊丹・関西・神戸)、南紀白浜、岡山、出雲、広島、山口宇部、徳島、高松、高知、松山、福岡、北九州、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、奄美大島 |
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大阪(伊丹・関西・神戸) -札幌(新千歳・丘珠)、女満別、旭川、函館、青森、三沢、秋田、花巻、仙台、山形、種子島、奄美大島、徳之島、沖縄(那覇)、宮古、石垣 |
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札幌(新千歳・丘珠) -新潟、出雲、広島、徳島 |
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名古屋(中部・小牧) -札幌(新千歳・丘珠)、釧路、帯広 |
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福岡 -花巻、仙台 |
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沖縄(那覇) -岡山、福岡 |
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普通席+3,000円 |
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東京(羽田・成田) -沖縄(那覇)、久米島、宮古、石垣 |
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名古屋(中部・小牧) -宮古、石垣 |
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福岡 -札幌(新千歳・丘珠) |
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沖縄(那覇) -名古屋(中部・小牧)、小松 |
※こちらは、公開日が2015年6月7日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。
