飛行機の出発前、空港で保安検査場を通るとき、いつも不安になりませんか?
セキュリティゲートを通る際、またはカバンが金属探知機を通った際に、
ピーピーとアラームが鳴り響くと、何が引っかかったのかとオロオロ!
しかし保安検査場は、しっかり確認さえすれば怖くありません。
堂々と通れるように保安検査場で気をつけるべきことを確認していきましょう。
※この記事では、国内線での場合を紹介します。
空港・飛行機
2017.08.21
空港の保安検査場攻略法
これだけクリアすればOK!
writer : 編集部
時間の余裕は、ココロの余裕
保安検査場は、通過しなければいけない時刻が航空会社ごとに
決まっています。特にLCCの場合、搭乗口が保安検査場から離れた奥の方にに位置していたり、飛行機が搭乗口から離れているケースがあるので、
時間がかかることを想定し締切りが早くなっているので注意が必要です。
・JAL、ANAは出発時刻の20分前
・ピーチ、ジェットスターは25分前
・スカイマークは20分前
ギリギリに駆け込むのは、トラブルがあったときにさらに不安を招きます。
搭乗口のベンチでくつろいで出発までの時間を優雅にすごせる余裕を持ちましょう。
金属探知機を通過するとき、身につけていてはいけないもの
以下のものは、X線検査装置に備え付けのトレーに乗せて
チェックを受けましょう。
・スマホ、携帯、時計などの電子機器類
・財布
・アクセサリなどの金属類
・その他ポケットのなかの金属類(小銭入れ・カギ・デジカメ・小物など)
・大きな金具(バックル)や金属の装飾の付いたベルト
※国内線では可能性は高くないですが、チャックがついている上着は反応する可能性が高いので脱いでおく方がよい場合もあります。
※金属探知機で金属反応があった場合は再検査があります。接触検査(ボディチェック)をしたり、履き物(靴)・ベルト・ポケットの中のものなどを一旦はずして、再度ゲートの通過を指示されます。
カバンから取り出してチェックを受けるもの
財布などは手に持ってゲートを通過することはできませんが、
カバンの中に入れた状態でチェックを受けるのはOKです。
下記のものはカバンの中に入れたままX線を通してしまうと
再度カバンの中をチェックされることになりますので、
事前に出して別々で通すようにしましょう。
・PC・タブレット・大型バッテリーなど電子機器全般
・虫除けスプレー、ヘアスプレー
・ライター
(1人1個まで。2個以上持っていた場合はその場で放棄するように指示があります。)
・ヘアアイロン、コテ
(ガス式の場合は、1人1個まで。)
・液体類→ペットボトルや水筒など飲み物も。
(開封後のペットボトルは通したあと液体物専用の検査機で検査します。)
(水筒などの飲み物は開封して、ニオイなどのチェックを受けます。)
カバンとは別に小物を入れるトレーが用意されていますが、
保安検査場でひとつひとつ外して入れていると、
後ろの人の圧力がだんだんと強まっていきます。
事前に取り外しておき、ビニール袋などにまとめていれておくと
保安検査場を抜けた後もスムーズに進めます。
手荷物では機内持ち込みができないもの
下記のものは空港カウンターにて預け荷物として預けなければ
いけないものです。つまり、 保安検査場に持っていってはいけません。
・刃物類(ハサミ・カッターなど)
・先の尖った物/バット類 (キリ、ゴルフクラブ、野球バットなど)
・2個目以降のライター
上記のような機内持ち込み制限品が保安検査場で見つかった場合、
保安検査場では預かってもらえません。
放棄品として廃棄するか、チェックインカウンターに戻って
再度預け入れをする必要がありますので注意しましょう。
最後にもう一度確認!事前準備は大丈夫?
保安検査場入り口にも持ち込み禁止物や
通してはいけないもの掲示があります。改めてしっかり確認しましょう。
保安検査場を通過する際に、航空チケットやバーコードがついた
カードが必要となります。
保安検査場に対する緊張のあまり、外さないといけない装着物や
カバンから出さないといけないものに気をとられ、
チケットをどこに入れたかを忘れて探し出す人も少なくありません。
後ろの人に迷惑がかかってしまいますので、チケットはしっかり
手元に用意しておきましょう。
面倒な行程だと思う人もいるかもしれませんが、
保安検査場は私たちの空の安全を守ってくれるための大事な砦なのです。
ここでご紹介した内容に注意をしておけば
保安検査場で恐れることは何もありません!自信を持って挑みましょう。
あとは保安検査上の流れと係の人の案内に従うだけ。
スムーズに保安検査場を通過できることでしょう。
