1.体調・コンディション編
まずは、自分自身でしっかり調整!
ココで手を抜いてしまうと、ツラい乗り物酔いが待っている?!
●満腹、空腹状態は避けること
=何事も「腹八分目」が大事なのです!
●前日や事前にお酒を飲みすぎないこと
=酒酔いに乗り物酔いがプラスされてしまいます・・・
●前日に良質な睡眠をとること
=睡眠不足も乗り物酔いに大きく影響します!
●体を締め付けない、ゆったりした服を着ること
=特に、お腹やウエストまわりが締め付けられた状態だと
酔いやすくなるので要注意です!
●乗車前に体をほぐしてリラックス!
=凝りやだるさを感じたまま乗ると、悪影響を及ぼします。
簡単なストレッチや体操は効果が期待できるので、ぜひお試しを!

2.乗り物内の環境編
個人では融通が効かない場合もありますが、参考までに。
●車内のニオイを気にしないようにする
=視覚からのみではなく、嗅覚からも酔いやすくなります。
気になる人は、ハンカチやマスクに好きな香りの
アロマオイルを含ませておくと良いでしょう。
●頭が揺れないようにヘッドレストに固定する
= 旅行用品として売られているネックピローなどを用意してはいかがでしょうか?
3.精神編
「病は気から・・・」精神的なことも酔いに影響します。
●「酔うかも」という不安感、「酔いやすい」という思い込みはしない。
●リフレッシュするために音楽を聴く、眠ってしまうなども効果がある。
4.行動編
乗車時に避けるべき行動・すべき行動を紹介します。

●進行方向に座り、なるべく進行方向を見る
飛行機の場合座席は進行方向へしか向きませんが、
電車で向かい合って4人掛けすると、
進行方向を向いている座席は取り合いになります。
進行方向に背中を向けて座っていると
気分が悪くなりやすいのでご注意ください。
●酸っぱいものはできるだけ口に入れない
車内で直接レモンを口にすることは
あまりないと思いますが、
飴やジュースでも影響があるので
気をつけてください。
●携帯ゲームや読書に集中しない
下を向いているだけでも酔いやすいくなり、
携帯ゲームのような早い動きを目で追うとさらに危険です。
目線は近くにせず、遠くをぼんやりと見るようにしましょう。
乗車位置にも注意!
乗り物酔いの最大の原因は「揺れ」。
乗り物の振動や加速によって、
「三半規管」という平衡感覚をつかさどる
耳の奥の器官が刺激されて起こりやすくなります。
この「揺れ」は同じ乗り物に乗っても座る位置によっても違います。
バス
(良い)前輪の真上と後輪の真上を結んだちょうど真ん中当たりの席
(悪い)前輪の真上、後輪の真上の席
大きなタイヤから揺れが発生するので、
タイヤから離れた席が一番揺れが少ないです。
飛行機
(良い)機体の中心よりやや前寄りの重心周辺
(悪い)機内後方部
重心が前にあるので後ろの方が揺れます。
翼の上の部分は景色が楽しめないのので、
酔いにも影響します
船
(良い)飛行機と反対で後方部(船尾)、なるべく海面に近い場所
(悪い)前方部(船首)、海面から離れた二階、三階、屋上デッキなど
船は波を前から受けるので、前のが揺れ、後ろの方が安定します。
酔ってしまった時の対処法

●親指の第一関節のあたりを15秒ほど、少し痛いぐらいの強さで噛む
●親指と人差し指の間、
手の甲側にある少し凹んだところが
乗り物酔いに効くツボ。
予防に押しても効力があります。

●症状が軽い場合はおしゃべりや
ストレッチをして気分を変える
●窓を開け、冷たい風にあたる
●船の場合は甲板に出て風にあたる
●遠くの景色などあまり変化のない物を眺める
●頭を動かさないようにし、冷やす
●衣服をゆるめる
乗り物酔いが不安だから、旅行をためらっていた方!
旅行は好きだけどいつも酔いが不安という方!
これまで乗り物酔いが心配だから、
旅行に出掛けるのをためらっていた人にも
オススメの方法ばかりです。
ぜひ試してみてください。
※こちらは、公開日が2015年4月6日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。