「良い旅だった!」と、
その旅行の良し悪しを決める最重要ポイントが
「ホテル選び」にあると言っても過言ではありません。
それぞれの旅の目的や予算によって、
「最適なホテル」の基準も異なります。
ここでは旅行を満喫するために失敗しない
ホテルの選び方のポイントについてまとめます。
ホテル
2020.01.15
writer : 編集部
「良い旅だった!」と、
その旅行の良し悪しを決める最重要ポイントが
「ホテル選び」にあると言っても過言ではありません。
それぞれの旅の目的や予算によって、
「最適なホテル」の基準も異なります。
ここでは旅行を満喫するために失敗しない
ホテルの選び方のポイントについてまとめます。
まずは、宿泊する場所・エリアを絞りましょう。
選び方は大きく分けて2つあります。
2日以上かけてひとつの観光地を訪れる場合や
1ヵ所に長く滞在を希望する場合は、
その目的地・観光地に近いホテルを選ぶこと。
移動時間が少なく、観光に使える時間を長く取ることができます。
例)沖縄の場合
夜「国際通り」を観光 ⇒ 那覇市内のホテル
朝早く「美ら海水族館」に行きたい ⇒ 「美ら海水族館」近隣の本部町周辺ホテル
複数の観光地を巡る場合は、アクセスの良い場所を選びましょう。
マイカーやレンタカーでなく、公共交通機関を使いたい場合は、
駅やバス停の近くにあるホテルを選ぶこと。
目的地に向かう途中でホテルに立ち寄って
荷物を預けることもできるので、観光のときには
荷物を持たずラクに旅行が楽しめます。
例)沖縄の場合
国際通りや首里城を観光する⇒ 那覇空港、国際通り、首里城に一本でいけるゆいレール牧志駅近くのホテル
エリアを決めたら、次はエリア内のホテルをピックアップし、
泊まりたいタイプの部屋があるかどうかを調べましょう。
・洋室:ホテルの一般的な部屋タイプ。ベッドタイプ。
・和室:旅館の一般的な部屋タイプ。布団タイプ。
・和洋室:洋室と和室がひとつになった部屋タイプ。
(用意されているホテルは少ない。)
・シングル
・セミダブル(シングルとダブルの中間サイズのベッドがひとつ)
・ダブル
・ツイン(2名1室)
・トリプル(3名1室)
・フォース(4名1室)
洋室だと、3名1室や4名以上1室は受け付けていないホテルなども多いので
人数が多い場合は調べておきましょう。
部屋を選ぶときに大事なのに忘れがちなものを紹介します。
「3名1室で予約したが、2人用の部屋を利用していたのでとても狭かった」
という話はよく聞きます。
部屋の大きさは人数に見合っているかをしっかり調べておきましょう。
出張などの1人利用なら15平方メートル、
2人利用なら20平方メートル、3人なら25平方メートルと、
「10 + 5×人数」の広さがあれば窮屈に感じることなく過ごせます。
ただし、ホテルによってベッドサイズなどが異なるため、
事前にホテルに訪ねておくことも失敗しない選び方のひとつです。
禁煙ルームには、
常に禁煙ルームとして使用している「完全禁煙ルーム」と、
喫煙ルームとして使う場合もある「消臭対応ルーム」の2タイプあります。
タバコの臭いが苦手な人は、
「完全禁煙ルーム」かどうかを事前に確認しておきましょう。
都市部のホテルでは、駐車台数が少ないところや
有料の場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
温水洗浄便座がついていないトイレもありますので、
必ず必要という人はチェックしておきましょう。
ビジネスホテルの場合無線LAN対応が増えてきましたが、
それでもロビーのみ対応というところも少なくありません。
部屋でインターネットを利用したいという人は、
全室で使えるかも調べておきましょう。
ホテルによって受けられるサービスが違います。
宿泊したいホテルが
利用したいサービスを行っているか確認しておきましょう。
やはり、新しくて清潔感のあるホテルに泊まりたいものです。
そのため、築年数や
リニューアルして何年経つかというデータは気になるところ。
そこでホテルの選び方で気をつけたいのが、
「一部リニューアル」という表示です。
ロビーだけリニューアルした、
一部の部屋だけリニューアルしたなどというケースもあります。
もちろん5年以上経っていても、
汚れや傷みがなく清潔感を維持しているホテルもたくさんありますし、
そういうしっかりしたホテルは質の良いサービスを
受けることができるところも多いので、
あくまで目安として確認しましょう。
オープンやリニューアルの直後の場合、
記念キャンペーンを行なうケースも多いようですので要チェックです!
「トリップアドバイザー」や「4travel」などの口コミサイトをチェックすることもホテルの選び方の成功ポイントのひとつ。
特に、施設に関する口コミは重点的にチェック!
接客サービスなどは当日の担当者で変わってしまうこともありますが、
新しいか古いか、施設や室内がきれいか汚いかなどは
利用者の厳しい目でみたコメントが紹介されています。
他にも、利用者がブログで紹介している場合もあります。
「ホテル名 + ブログ」で検索してみましょう。
口コミサイトよりリアルな表記が多いので参考になります。
きれいなレストランがある、複数のレストランがあるなど、
レストランが充実しているホテルは、
顧客満足度が高く・人気なホテルが多いようです。
レストラン情報はネットで調べやすいので、確認してみましょう。
デュベスタイルのホテルは清潔感がある可能性が高いです。
「デュベスタイル」とは、ベッドメイキングのスタイルのひとつ。
「デュベ」とはフランス語で羽毛布団のことで、
羽毛布団を使ったベッドメイキングスタイルを
「デュベスタイル」といいます。
ベッドカバーを使用する通常スタイルは
シーツの上にベッドカバーを乗せて、
端をシーツと一緒にマットレスの下に挟み込んでいるので、
窮屈に感じる人も多いと思います。
デュベスタイルは布団をシーツで包むので、
体に触れる部分が清潔に保たれる上に、
シーツがめくれる心配もありません。
体への負担も少なく窮屈感がありません。
このデュベスタイルが浸透してきたのは最近のこと。
この数年でオープンしたり
リニューアルしたりしたホテルを中心に採用され始めています。
1泊数万円もする高級ホテルなどでも採用しているところが多いので、
質の高いサービスや清潔さに気を遣っているホテルを
見極めるのに役立ちます。
旅行の拠点となるとても大事なホテル選び。
今回紹介したコツを駆使してホテル選びに成功して、
ホテルでゆったりと快適な時間をお過ごしください。
※こちらは、公開日が2015年3月31日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。