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観光観光

2017.11.10

難波の小さな社が観光名所に
巨大〇〇が話題の難波八阪神社

writer : 田口真由美

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大きな口の中
ショッピングやアクセスの要所である難波駅から徒歩10分ほどの場所に、歴史ある神社があるのをご存知ですか。しかもその社は、訪れるとすぐわかりますが、ちょっと驚きの建造物があり、SNSなどで話題になっているとか。その圧倒的な存在感から外国人観光客も多く訪れる人気スポットとなっています。

街中にひっそりと佇む歴史ある神社

JR、地下鉄難波駅から徒歩10分。大通りから一本入った場所にあり、街中にありながら神聖な空気に包まれている静かな社、難波八阪神社。その歴史を伝える資料は焼失してしまい、創建年代は不詳ですが、難波一帯の産土神を祀り、平安時代の頃には祇園牛頭天王を祀る社として栄えていたそうです。明治の神仏分離令により郷社となり、ヤマタノオロチ伝説でも知られる素戔嗚尊(スサノオノミコト)を祭神とする神社として、今に至ります。
大きな鳥居
神社の東側入口の前から見ると、鳥居越しに巨大なアレがすでに顔を覗かせていました。

巨大な獅子頭は圧巻。口の中で奉納舞などが披露されます

鳥居を潜ってさらに近づいてみると、それは獅子舞でお馴染みの巨大な獅子頭。高さ12m、幅11mもの大きさがあり、口の上顎部分を見上げると鳳凰の天井飾りがあしらわれていて、細部にまでこだわって作られているのがわかります。
巨大な獅子頭
夏祭りの際にはこの獅子殿で獅子舞などの奉納踊りが披露されます。巨大な牙が並ぶ口の中で子どもたちが踊るとか。獅子頭の目はライト、鼻はスピーカーが内蔵されているというからかなり実用的です。舞台奥には素戔嗚尊の荒御魂が祀られています。
大きな牙

本殿に参拝し、おみくじで運試しを

巨大な獅子頭を参詣したら、本殿にもお参りしましょう。本殿では厄払いなどの祈祷のほか、結婚式などが執り行われることもあり、地元の人々に親しまれています。
神社の本殿
本殿横ではおみくじを発見。「恋鯉みくじ」と名付けられた、鯉の形をしたおみくじはピンクや赤など可愛い色が揃っています。恋愛を占うおみくじなので女性に人気を集めているそうです。
恋鯉みくじ

ご朱印やお守りは本殿脇にある社務所へ

参詣が済んだら、お守りやご朱印などを授与してもらえる社務所へ。家内安全、恋愛成就、交通安全など各種お守りは、社のシンボルである獅子頭をあしらったものもあり、いかにも邪気を払ってくれそうです。絵馬ももちろん獅子頭。ご朱印にも獅子頭の版が押してあり、獅子頭がこの社のシンボルとなっています。
獅子の絵馬
御朱印

境内には歴史を今に伝える摂社や記念碑なども

ほかにも境内には木津市場の創設に貢献した大阪代官、篠山十兵衛を祀る篠山神社など、摂社・末社があるので参詣を。第二次世界大戦時に沈没した戦艦陸奥の主砲の部品と共に、将兵の御魂を慰霊する記念碑も建てられています。
慰霊の記念碑
獅子頭で注目の記念撮影スポットとなっている難波八阪神社。現在の本殿は南向きですが、大阪にある神社はかつて西向きだったという歴史を物語る、西向き本殿の跡も大切に祀られています。移り変わる街の中で今も残る社は、かつての歴史を教えてくれる貴重な場所でもありました。

スマートポイント

  • 毎年1月の第3日曜日に行われる綱引神事はヤマタノオロチ退治の神話に由来して八頭八尾の大蛇に見立てた30mもの大綱作り、奉納する祭事。大阪市の無形民俗文化財に指定されています。
  • 毎年7月に行われる夏祭りや正月、節分の時期限定で、夜になると巨大獅子頭は目玉が光り、さらに迫力のある姿に。
  • 大きな口で万民の苦難を飲み込み、人々に幸福をもたらすという巨大獅子頭。最近は大きな口が勝運・商運をを招くということで、受験生やスポーツ選手、企業が参詣に訪れるそうです。

ライターのおすすめ

難波八阪神社の近くには日本全国の民藝品を紹介する「日本工芸館」があるので、一緒に立ち寄るのがおすすめです。

田口真由美

愛知県出身。美味しい食べ物、歴史ある土地や建物、熟成したものが大好きなフリーライター。

スポット詳細

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