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観光観光

2015.12.27

春は桜、秋は紅葉、時には猫?
川沿いの小径、哲学の道を歩く

writer : けいたろう

京都市の東端、銀閣寺から若王子神社までのびる約1.5㎞の歩道は、
哲学の道と呼ばれ、日本の道100選にも選ばれています。
哲学の道を歩く01
豊かな水が流れる川沿いには桜やモミジが植えられ、
京都を代表する風情あふれる散策スポットで、
年間を通して多くの観光客が訪れます。

四季ごとに違った表情で魅せる哲学の道!

哲学の道は川の流れに沿った趣のある歩道。
普段から人の往来はあるものの、騒がしいというほどでもなく、
哲学の道という名前も納得の雰囲気。
哲学の道を歩く02
まばらな人々の往来に混じって足音の楽しい砂利道を、
物思いにふけりながら歩けば、すっかり気分は哲学者。

しかし哲学の道の表情は、季節によって大きく変化します。
まず春には桜が咲き乱れます。
哲学の道を歩く03
左右の岸の桜の花は、まるで桜のトンネル。
京都でも屈指のお花見スポットとなっています。
哲学の道を歩く04
春に桜で彩られた遊歩道は、秋にはモミジが紅葉します。
遊歩道に咲く紅葉
真っ赤なモミジが水面に映る様子は美しく、
哲学の道は紅葉狩りスポットとしても有名です。

また哲学の道は、なんと初夏にはホタルが飛び交います。
哲学の道を歩く06
哲学の道は変化する京都の魅力を堪能できるので、
シーズンには多くの観光客が押し寄せ、
哲学者が物思いに耽るような雰囲気ではなくなります。

そもそもなぜ哲学?

哲学の道というちょっと変わった名前は日本を代表する哲学者、
西田幾多郎が好んで歩いたエピソードに由来します。
それ以前から『文人の道』や『散策の道』と呼ばれており、
物思いに耽りながら歩くのにピッタリな道だったようです。
哲学の道を歩く07
哲学の道の中ほどの法然院近くには、
西田幾多郎が詠んだ歌の歌碑が残されています。
哲学の道を歩く08
「哲学の道って呼ばれるようになった理由知ってる?」と言って、
歌碑の前で由来を説明すれば、ちょっとした自慢ができます。

哲学の道の出発点はどっち?

哲学の道は北側入り口に大きなプレートがあり、
北から南へ向かうコースが一般的。
哲学の道を歩く09
しかしガイドブックによっては、南から北へのルートも。

京都の川は北から南へと流れますが、哲学の道の川は、
琵琶湖疎水と呼ばれる琵琶湖から鴨川へと水を引くために造られた、
人工河川の分線で、南から北へと水が流れる珍しい川となっていて、
その流れに沿うルートも多く紹介されています。
哲学の道を歩く10

哲学の道の新名物は猫?

哲学の道の南側の終点である若王子の読み方は『にゃくおうじ』という珍しい地名。このカワイイ地名の若王子近辺には、たくさんの猫の姿が。
猫1
一帯は京都を代表する猫スポットとなりつつあります。坂道に多くの猫が集まる様子は、東京谷中の夕焼けだんだんのよう。
猫2
若王子周辺の猫の三角に切れ込み入りの耳は、ボランティアさんの手による去勢・避妊手術の証拠。
猫3

哲学の道のオススメの和スイーツ!

哲学の道は全長1.5㎞の散策道で、端から端まで歩くと、
心地よい疲労感を覚えます。そこで、食べたくなるのが甘い物。
オススメのお店は、叶匠寿庵(かのうしょうじゅあん)さん。
 哲学の道を歩く14
哲学の道の南端にひっそりと佇む、
森の隠れ家のような佇まいの和菓子屋さんで和スイーツをいただけます。

オススメとなる季節の生菓子つきのお抹茶セットは、
お庭に用意された和のテラス席か、店内の茶室でゆっくりと。
和菓子

スマートポイント

  • 哲学の道は、散策にピッタリな遊歩道であることに加え、美しい木々が名物となっています。春に桜、初夏には紫陽花、秋には紅葉がみごと。
  • 風情たっぷりの哲学の道は、基本的にコンクリート舗装されていません。1.5㎞の長い道のりでもあるので、ぜひ歩きやすいクツを選んでお出かけ下さい。
  • 哲学の道の終点近くの叶匠寿庵は、まるで隠れ家。茶室は小上がり状の畳に腰掛けるスタイルで正座は不要。海外からの観光客や歩き疲れた足にはうれしい配慮です。

ライターのおすすめ

京都を代表する散策スポットの哲学の道。落ち着いた雰囲気もいいですが、桜や紅葉も必見。もし普段の哲学の道を訪れて「普通の道だった」と感じた人は、春か秋にもう一度お出かけを。価値観がガラリと変わります。

けいたろう

大阪在住のフードアナリスト。足を使って関西中の美味しい食べ物情報を探し出し配信します。お楽しみに!

スポット詳細

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