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観光観光

2015.12.27

北野の天神さんは天満宮総本社
境内には見どころがいっぱい

writer : 磯本歌見


菅原道真公をご祭神とする北野天満宮は、全国およそ12000社を数える天満宮・天神社の総本社で、天神信仰発祥の地です。学問の神様として有名で、受験時期のお参りや修学旅行の聖地ともなっています。
北野天満宮には、昔から伝わる七不思議の史蹟があります。それを探しながら境内を歩いてみましょう。

北野天満宮七不思議がおもしろい


<七不思議その1>表参道の大鳥居をくぐってすぐ右手にある石垣をめぐらせた1本の松。この松は、影向松(ようごうのまつ)と呼ばれ、毎年、初冬から節分の間に初雪が降ってこの松に積もったら、天神様が降臨され歌を詠むという伝説にちなみ、初雪祭という祭事が行われます。
北野天満宮は、梅の神社と認識されていますが、実は松ともゆかりが深く、神紋にもなっているんですよ。
<七不思議その2>神社は普通、楼門をくぐった正面が本殿ですが、北野天満宮では、やや西より。正面には地主神社があります。

<七不思議その3>太陽と月と星の彫刻があるため「三光門」と呼ばれる門。でも一説には、太陽と月と三日月で星は刻まれてないとされています。三日月ははっきり認識できますよ。

七不思議はまだまだあるよ!

<七不思議その4>三光門の東向かいにあるのが「大黒天の燈籠」。
大黒さまの像の口に小石を置いて落ちなければお金に困らないとも。

<七不思議その5>境内の神牛はほぼ臥牛。これは、道真公のなきがらを運んでいた途中、牛がその場で臥せて動かなくなったので、やむを得ずその場所にあったお寺に埋葬したのが太宰府天満宮の発祥となったという伝説により、境内のほとんどの神牛の像は臥牛ですが、拝殿正面、大鈴の欄間には全国の天満宮でも珍しい立ち牛の彫刻があります。見つけてみましょう。

<七不思議その6>は、裏の社。本殿の背面にも神座を持つ珍しい神社であること。
<七不思議その7>は、天狗山。境内北西の角にある小山。そちらも含め、境内を巡ってみるのも楽しいでしょう。

1500本の梅が境内に咲き誇る


境内には、梅を愛した道真公にちなんで、約1500本の梅の木が植えられ、
2月からの梅のシーズンには、「梅苑」も開苑します。和魂梅をはじめ、黒梅(こくばい)、座論梅(ざろんばい)、緋の司(ひのつかさ)など珍種も多く見られます。早春には甘い香りが境内に漂い、梅雨明けには土用干し。これらは北野天満宮の風物詩になっています。
この干し梅は平安時代に村上天皇が梅を入れたお茶を飲んで病が癒えたことに由来したもの。「大福梅」といわれ、無病息災を願い元旦に飲むお茶に一粒入れるといいそうです。

神牛にパワーをもらおう

道真公が、丑年生まれであることや、牛にまつわる伝説や逸話が数多く残されていることから、天神さまのお使いを牛とさだめ、境内のいたるところに臥牛(横たわった牛)の像があります。自分の身体の悪い箇所をなでた後、牛の像の同じ箇所をなでると、自分の悪い箇所が治ると言われています。
また、牛の像の頭をなでると賢くなるといわれ、多くの受験生があやかりに訪れています。表情もかわいいので、見比べながら歩くのも楽しいですね。


縁起物やご朱印帳もおすすめ

縁起物でおすすめはこちら。

かわいい焼きものの干支の福みくじで、動物の体の中におみくじが入っています。1体500円。外国語対応しているので外国人参拝客にも人気です。

9月デビューのオリジナルご朱印帳がこちら。天神さんらしい梅をモチーフにしたものと全国でも珍しい木彫りのもの。「文道大祖風月本主」という
天神さんを讃える言葉が彫られています。

スマートポイント

  • ライトアップは縁日が行われる毎月25日と、紅葉の期間。もみじ苑・境内は夜間特別拝観があり、日没から午後8時までオープン。
  • 2月中旬から3月下旬まで約2万坪の境内に1500本の多彩な梅が咲き誇る。「梅花祭」では上七軒の芸舞奴による野点や祭典が行われる。
  • 宝物殿のオープンは、毎月25日の縁日や観梅・紅葉シーズンのみ。いつでも見られるわけではないので注意しよう。

ライターのおすすめ

「北野天満宮の七不思議」を探しながら境内をめぐると、いつもとは違った視点で参拝できて得した気分になる。ぜひ探してみて!

磯本歌見

関西最西端・忠臣蔵の故郷「赤穂」に住みながら、フットワークの軽さを活かして京阪神・奈良まで取材へ。仏像ガールでご朱印女子。

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