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2016.06.07

いけばな作品と露地行灯が灯る
幻想的な京都・東山花灯路!

writer : けいたろう

小さな路地
石畳の坂道や階段など、情緒あふれる景色が広がり、普段から美しい東山のまちなみが本格的な春を前に魅力アップ。露地行灯の仄かでやさしい灯りに照らし出される様子は、思わずため息が出るほどの美しさ。
京都を訪れる旅行者を美しく受け入れるまちなみに展開する、「灯りと花」がテーマの21世紀型のイベント、京都・東山花灯路で、美しく彩られる京都の夜をぜひご堪能ください。

普段よりさらに美しさをます京都東山

京都・東山花灯路が行われるのは、鴨川の東側に広がる、東山と呼ばれるエリア一帯。清水寺から、産寧坂(三年坂)、二寧坂(二年坂)を下り、ねねの道を通り、円山公園を抜け、青蓮院へと続く、いかにも京都といった景色は、一年を通して、国内外から多くの旅行客が訪れる定番の観光コースとなっています。
東山地区の街並み
その、京都らしさが詰まった東山地区のまちなみが露地行灯の灯りによって足元からやさしく照らし出され、表情が一変します。
優しい灯り
風情ある東山の散策路や寺院・神社が、幻想的な雰囲気に包まれます。
清水寺

京都・花灯路推進協議会 清水寺

路地の明かり

青い輝きが異彩を放つ青蓮院

京都・東山花灯路の期間中、東山のお寺や神社の中で、ひときわ異彩を放つのが、エリア北側、青い光に包まれる青蓮院。
幻想的な風景

京都・花灯路推進協議会 青蓮院

青蓮院の本尊である、熾盛光如来(しじょうこうにょらい)は、大日如来の頭頂部におり、偉大な仏の智慧と光を発する、極めて崇高で光の化身のような仏様で、「灯りと花」のイベントである京都・東山花灯路にとって特別な存在となっています。

大小1,000の照明器具が織りなす青い光は、国宝として青蓮院に納められている「青不動」をイメージ。
青い光
闇の中を静かに明滅する、青い光が照らし出す池泉廻遊式の庭園は、幽玄で幻想的。暖色が基本となっているライトアップとは対照的な、闇とブルーで構成された世界は、不思議と心が安らぐ空間となっています。

個性的な露地行灯は歴代の最優秀賞受賞作品

京都・東山花灯路で、京都のまちなみを幻想的に照らし出す露地行灯は一種類ではなく、実はさまざまな形状があります。
イベントに先駆け、公募によって行灯のデザインがコンペで募集され、その中で最優秀賞受賞作品に選ばれた行灯は、実際に制作されて東山のまちなみを照らし出します。
7回目となる2016年度の最優秀賞作品は、賽の目(さいのめ)という『こもれ出る光と影が行き交う人の足元に市松模様の花を咲かせる』がコンセプトの、立方体が規則正しく並んだ露地行灯。
オブジェ
総合本部のある、ねねの道に設置されていました。

京都・東山花灯路では、最新の優秀賞受賞作品と歴代の最優秀作品に加え、様々な形状が展示され、東山のまちなみを照らし出しています。
行灯
オシャレな行灯
様々な形状の、露地行灯をスタンプラリー感覚で、探しながら歩くのも、京都・東山花灯路の一つの楽しみ方となっています。
たくさんの行灯

京都・東山花灯路を彩る光とイベント

京都・東山花灯路では、まちなみと寺院・神社のライトアップのほかにも、いろいろなイベントが行われるほか、さまざまな「灯り」のモニュメントが登場します。

狐の面を付けた花嫁が鈴の音と共にどこからか現れ、提灯行列に先導された人力車に乗り、エリア内を移動する姿が何とも幻想的で、縁起が良いとされている、狐の嫁入り巡行。
人力車と花嫁

京都・花灯路推進協議会 狐の嫁入り巡行

円山公園を流れる小川に、500本もの青竹の灯籠に灯された、ろうそくの炎が揺らめく、竹灯り・幽玄の川。
小川の灯篭

京都・花灯路推進協議会 竹灯り・幽玄の川

京都の芸術大学の学生が手掛けた『伝統の灯り』を表現したアート作品が展示される、大学のまち京都・伝統の灯り展や、気鋭の若手華道家の手による、いけばな作品が展示された現代いけばな展など、アーティスティックな作品などが、非日常的な「灯りと花」の世界を演出します。
大きな行灯

京都・花灯路推進協議会 現代いけばな展

京都・東山花灯路をより美しく撮影するポイント

京都・東山花灯路で美しくライトアップされたまちなみを目の前にすると、やはり美しい写真を撮ってみたくなるはず。そこで、ちょっとしたコツを伝授します。

まずは思い切ったローアングルで撮影。地面に近い位置から、道をほのかに照らす露地行灯は、高い位置からの撮影よりローアングルがオススメ。
行灯通り
高い位置からでは撮影できない、やさしい光の美しさが表現できます。
キレイに撮影
夜間の撮影では、シャッタースピードが遅くなり、手ブレが発生します。脇を締め、壁などに体を預けて撮影したり、手すりやガードレールカメラを乗せての撮影でも手ブレの軽減が可能です。
小路の灯り
きれいな灯り
平成15年にスタートし定番になりつつある、京都・東山花灯路。3月の京都旅行を計画するなら、要チェックです。

スマートポイント

  • 普段の東山地区の落ち着いた雰囲気から一変し、幻想的で非日常感があふれ出す、京都・東山花灯路。本格的に暗くなるちょっと前に会場で待機して、風景の変化を楽しんでください。
  • 屋外のイベントで嫌われ者の雨ですが、京都・東山花灯路に限って言うと、露地行灯の灯りが濡れた地面に反射するので、グッと風情が増え、バッチリな雰囲気が楽しめます。
  • 撮影した写真が、カメラの機能によって白っぽく自動的に補正される場合は、露出補正をマイナス調整しましょう。グッと夜の美しさが表現されます。

ライターのおすすめ

定番のフォトスポットは産寧坂、二寧坂、ねねの道などメインストリートですが、一念坂や石塀小路などの小道もオススメ。少し待てば、人が途切れるチャンスも来るので、人が写り込まない写真を狙いたい方はぜひ。

けいたろう

大阪在住のフードアナリスト。足を使って関西中の美味しい食べ物情報を探し出し配信します。お楽しみに!

スポット詳細

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