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観光観光

2015.12.27

神秘的な糺の森と雅なお社
世界遺産下鴨神社で癒されたい

writer : 砂野加代子


世界遺産・下鴨神社は、平安時代から存在する、京都で最も古い神社の一つです。境内の糺の森に入ると、ひんやりと神秘的な空気に包まれ、木漏れ日の中を歩いているだけで癒されそう。パワースポットとして人気なのも、
うなづけます。
5月には京都三大祭のひとつ葵祭が行われ、御所から下鴨神社まで、王朝絵巻のような行列が繰り広げられます。蹴鞠、流鏑馬、流し雛、足つけ神事のみたらし祭など、平安時代から踏襲される、雅で心惹かれる神事も目白押しです。

太古の森・糺の森を歩く


境内の糺の森は、平安京以前の原生林を残す貴重な森林です。
広さは約12万4000平方メートル。東京ドームの約3倍です。

樹齢600年の巨木の深い緑に包まれた糺の森には、清らかな小川が流れ、
一歩足を踏み入れると、不思議と周りの空気が変わるのがわかります。
市内と比べ、1〜2度温度が下がるそう。まさに神域に入った感じです。
ベンチに座って、森の透き通った空気に包まれてみるのも素敵です。
糺の森の中の参道を、メジロやモズなど鳥の鳴き声を聞きながら
本殿まで進みましょう。

いろいろなご縁が結ばれますように


楼門の近くにある相生社は、縁結びの神様。
側に、二本の木が途中から一本に結ばれた縁結びのご神木「連理の賢木」があります。
男女の縁だけでなく、様々な縁を結ぶご利益があるそうです。

本殿には、国家安泰、開運、厄よけ、交通安全、安産・育児の神様。まずはしっかりお参りしましょう。     
本殿前にある言社は、珍しい干支の守り神。自分の生まれ年のお社のお参りも忘れずに。

下鴨神社の御手洗池はみたらし団子発祥の地



土用の丑の日前後はみたらし祭が行われ、多くの人が訪れます。御手洗池の湧き水に足を浸し、ロウソクに火を灯し、無病息災を祈願します。湧き水は年間通して18度。暑いみたらし祭の頃は水量も増え、ひやっとする冷たさです。
この池に湧き出る水の泡を形どったといわれる、みたらし団子の発祥の地としても知られています。近くの由緒ある「賀茂みたらし茶屋」にも、立ち寄りたいところです。

美麗の神様、河合神社で美人祈願!


下鴨神社の摂社のひとつ河合神社は、日本第一美麗神、女性守護の神様です。『方丈記』の作者、鴨長明の生家としても知られています。

手鏡の形をした、かわいい鏡絵馬が人気。鏡絵馬に描かれている顔を自分の顔に見立て、化粧品や色鉛筆で化粧をします。外見も内面も美しくなれますように、と願いをこめて奉納しましょう。

仕上げは美人水。境内で収穫した花梨とご神水で作られたジュースは、見た目も美しく、すっきりやさしいお味。花梨は肌を若々しくする効果があるそうです。

スマートポイント

  • 糺の森では、古本祭や手作り市の開催もあります。HPは要チェック。御手洗池の水(ご神水)が入った、病気を寄せつけない水守り、ちりめんで作られた媛守りなど、かわいいお守りにも注目です。
  • 土用の丑の日前後に行われる足つけ神事「みたらし祭」は、日程を合わせてぜひでかけたい。朝も気持ちいいが、夜の雰囲気も神秘的でおすすめ。
  • 境内の茶店「さるや」で一休み。140年ぶりに復元された、下鴨神社名物の申餅は上品な甘さでおいしい。食べることで元気の気を得られるそう。

ライターのおすすめ

取材時に、朝日が昇る夜明けの瞬間の糺の森が素晴らしいと伺い、いつか行ってみたいと筆者も思案中。御手洗祭の頃、夜や早朝の糺の森では、土から出て来たセミが脱皮するところによく遭遇します。命の森です。

砂野加代子

エディター&ライター。学生時代から生活の中心はほぼ京都。近頃つくづく「大人の京都は楽しいなぁ〜」と思う。

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