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観光観光

2015.12.27

朱色の鳥居とキツネがいっぱい
世界が注目する伏見稲荷大社

writer : 砂野加代子


「外国人に人気の日本の観光スポット」第1位に2年連続選ばれ、多くの観光客が訪れる伏見稲荷大社。奈良時代から1300年の歴史がある、全国に3万以上といわれる稲荷神社の総本宮です。商売繁盛、五穀豊穣、家内安全、芸能上達の神様として知られ、古くから多くの人に信仰されています。初詣に訪れる参拝者の数も西日本でNo.1。朱色の鳥居が、ずらずらっと並ぶ千本鳥居でも有名です。伏見稲荷大社の境内は、本殿の背後に続く稲荷山全体。祠やお塚があちこちにあり、山の中にもずっと鳥居が続いています。伏見稲荷大社の魅力は、実はこの稲荷山! 時間のある人は、お山巡りコースがおすすめです。

まずは本殿をお参りして、いざ千本鳥居へ!


大きな鳥居をくぐると、豊臣秀吉の寄進といわれる立派な楼門。まずはその奥にある、本殿にお参りしましょう。


本殿の背後から稲荷山山頂にかけて、神蹟やお塚が点在します。それらをつなぐ参道には、絶え間なく朱色の鳥居。中でも奥社に続く「千本鳥居」の神秘的な光景は、壮観です。願い事が通るように願い、通ったお礼に鳥居を奉納する信仰が江戸時代から続いているためで、現在は1万本以上の鳥居があるそうです。

奥社で願いをかけて、奥に進もう



千本鳥居をぬけると、奥社があります。本殿から10分ほどです。境内の右奥にあるおもかる石は、石灯篭の前で願いごとをして灯篭のまるい頭を持ち上げます。予想したより軽く感じたら、願いがかないやすいとか。

時間がないので奥社まで、という人も、もう少し足を伸ばしてみましょう。実はここからが、更なる魅惑的な稲荷ワールドです。

竹やぶの中にある神寳神社で、色とりどりの千代紙でつくられた「叶雛(かなえびな)」に願いをしたためたり、熊鷹社の池のほとりで柏手を打って、幸運を示す方向からこだまがかえってくるのを待ったり。ワクワクスポットが続きます。

昔は稲荷山に社があった


山歩きにちょっと疲れたところで、山の中腹にある休憩ポイント「四つ辻」に到着。眺めを楽しみながら、茶店でホッとひと息。ここから山頂へのルートは2つありますが、左側からのルートは急な箇所があるので、右側の道を進みましょう。


まず目指すのは、三の峰(下社)白菊大神。芸事、商売繁盛、人気を得られる職業にご利益があります。


しばらく登ると、二の峰(中社)青木大神。台座の石は富士山の溶岩で作られたといわれています。

そして稲荷山頂にあるのが、一の峰(上社)末広大神。何事にも末広がる、という神様です。どこの社も雰囲気たっぷり。平安時代の随筆家、清少納言も一生懸命山をのぼったと「枕草子」に書いています。

山全体がパワースポット


薬力社を中心とした健康ゾーンも魅力的です。無病息災、身体健全の神様「薬力大神」、長寿の神様「石井大神」、声やのど、咳の神様「おせき社」。すぐそばには薬力の滝があり、薬の効き目をよくしてくれるご神水が流れ落ちています。

茶店薬力亭では、御神水で淹れたコーヒー350円、健康卵80円が
おすすめです。

眼力社は、目の病気はもちろん、先見の明、眼力がつくご利益があるそう。無料のおみくじもあるので、運試ししてみましょう。ほかにも、まだまだ魅力的なスポットがいっぱい。ゆっくり散策を楽しんでください。

スマートポイント

  • 拝観は無料。無料駐車場完備。奥社までは10分ほど。ゆっくりお山巡りをすると2〜3時間かかるかも。
  • 表参道の参集殿にコインロッカーあり。荷物を預けたいときはこちらへ。
  • お山巡りは、歩きやすい靴と服装がおすすめ。要所要所に軽食の取れる茶店、トイレあり。四つ辻の茶店では、関西ならではの冷やし飴やソフトクリーム、薬力亭の御神水のコーヒー、ゆで卵はおすすめ。

ライターのおすすめ

人が少ない千本鳥居で写真を撮りたい人は、朝早く出かけるのがおすすめ。伏見稲荷大社のおみくじは、「大大吉」や「凶後吉」などがあって、おもしろい。無料のところもあるのでぜひ運試しを。

砂野加代子

エディター&ライター。学生時代から生活の中心はほぼ京都。近頃つくづく「大人の京都は楽しいなぁ〜」と思う。

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