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観光観光

2016.06.13

やっぱり避けては通れないっ!
天龍寺が誇る四季折々の庭園美

writer : フジマキユウコ

天龍寺外観

写真提供:天龍寺

自然を感じながら寺社巡りや湯豆腐を楽しめる嵐山。街中の喧噪から離れ、静かでしっとりとした“大人の京都”を感じられるとあって、どのシーズンも大人気だ。そしてもちろん、嵐山歩きで外せないスポットといえば世界遺産・天龍寺。ここの魅力はなんと言っても嵐山の雄大な景色を従えた、四季でその表情を変える庭園の美しさにあり。どの季節でも訪れる人を魅了する、天龍寺の庭園の秘密を探りに行こう!
桜と境内

写真提供:天龍寺

紅葉と池

写真提供:天龍寺

雪景色

写真提供:天龍寺

天龍寺の庭園にみる「借景式庭園」って?

庭園

写真提供:天龍寺

大きな池と青々茂る草木、そして青空…。天龍寺の庭を眺めていると「なるほど!」と膝を打つ感覚に陥る。それは、庭園に植えられた木々とその外側にある山や樹木といった嵐山の自然を背景のひとつに取り入れ、一体化させているからだ。「なんて奥行のある爽快な景色なんだろう!」と、思わず感嘆の声が漏れてしまった。それもそのはず、これは日本庭園や中国庭園における造園技法のひとつで、平安や鎌倉時代に多くの庭園造りに取り入れられた技法「借景式庭園」なのだそう。さらに、中央部にある曹源池を中心とした「池泉回遊式庭園」であることでも有名だ。およそ700年前に禅僧・夢窓疎石が作庭した庭園の美しさと、嵐山の自然が生んだ美しさの競演を間近に体感できる贅沢な空間だ。

なんと言っても紅葉と桜のシーズンがおすすめ

定番だけどどうしてもおすすめしたいのが、秋の紅葉シーズンと春の桜シーズン。大方丈や曹源池周辺から見る景色が絵画のように美しく思わずため息をついてしまうほど。
みごとな桜

写真提供:天龍寺

うららかな陽気に誘われて、春の天龍寺へ。ソメイヨシノにヤマザクラ、ヤエザクラなどはもちろん、多宝殿の前にある大きなシダレザクラの妖艶さは必見。嵐山はまだまだ肌寒いのでストールや羽織れるものを持参して。
絵画のような風景

写真提供:天龍寺

赤やオレンジ、黄色と色のバリエーションが豊かな秋の紅葉シーズンは絶景のオンパレード。特に大方丈から見た景色がおすすめで、一枚の写真や絵画のように切り取られ、幻想的かつ自然の美しさにうっとりしてしまうはず。

その他の季節も見どころ&見応え目白押し!

上記で、「紅葉と桜シーズンがおすすめ」と強く提案しておいてアレなのだが、もちろん他の季節もさまざまな草花が咲き、十二分に楽しめるのが天龍寺の最大の魅力。オールシーズンでもって訪れる観光客を虜にしてくれる。
あやめ

写真提供:天龍寺

夏は5月中旬以降にアヤメ。
大きなあじさい

写真提供:天龍寺

6月に入るとアジサイ。
ハスの花

写真提供:天龍寺

梅雨が明けて7月も半ばになればハスの花が咲き、いつ来ても違う花が出迎えてくれるのもまた醍醐味。
雪化粧

写真提供:天龍寺

また、冬は極寒ながら雪化粧をまとうこともあり、水墨画に似た神秘的な景色が臨める。

スマートポイント

  • 境内には寺院の台所である「庫裏」という建物がある。その裏手の山林にある「望京の丘」という展望スポットは、覚えておいて欲しい穴場的存在。京都市街地が見渡せるほか、天気がいい日は遠く比叡山まで見えるとか。
  • 四季を感じながら庭園を愛でた後は、境内にある精進料理店「篩月」で食事をとるのはいかが。動物性の食材は使用せず、厳選した旬の素材のみを使用。野菜・山菜・野草・海草類を主にした健康的な食事がいただける。
  • 土日曜・祝日と、春・秋の特別参拝の期間に公開されている「雲龍図」も、天龍寺を訪れる理由のひとつ。日本画家・加山又造画伯によって描かれた傑作だ。八方睨みの龍と呼ばれるだけあり鋭い視線は圧巻である。

ライターのおすすめ

御本尊や襖絵をはじめ建物内部での撮影はNGですが、美しい庭園の撮影はOK!ただし、多くの人が訪れる人気スポットなので一脚や三脚、セルフィーなどは使用しないで。早朝なら参拝者も少なくゆっくり過ごせます!

フジマキユウコ

大阪の某ディープスポット出身、アラサ―編集・ライター。新しいスポットよりも珍しいスポットに飛びつく傾向がある。

スポット詳細

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