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観光観光

2016.06.09

桜だけじゃない!
200万坪に見所満載の醍醐寺

writer : 江角悠子

醍醐寺桜

写真提供:醍醐寺

平安時代から「花の醍醐」といわれ、天下人・豊臣秀吉が花見をしたことでも知られる醍醐寺。春には桜が咲き乱れる桜の名所であることはもちろん、1994年に世界遺産に登録されたこちら、国宝は6万9420点、国の重要文化財は6500点と見所は満載。さらには醍醐山全体を寺域としているため、寺の敷地面積は200万坪もあり、じっくり見るなら1日いても足りないくらいの充実度。ですが、秀吉の設計による庭園がある三宝院、京都最古の五重塔など、滞在時間が短くとも、醍醐寺に来たならば絶対に外せない見所を、ポイントを押さえて紹介します。
醍醐寺池

写真提供:醍醐寺

秀吉自ら設計した庭が見られる「三宝院」

醍醐寺襖絵
「三宝院」は総門を入ってすぐ左側に位置する、醍醐寺の中でも本坊的な存在。庭園全体を見渡せる表書院は、華やかな桃山期の雰囲気を残した様式で、長谷川等伯一派や石田幽汀が描いた襖絵を見ることができます。
醍醐寺庭園
庭園は秀吉が自ら設計をしたもので、庭園の中心には覇者の証とされた「藤戸石」、鴨川の流れを表した枯山水、三段の滝などが配され、太閤秀吉の栄華をしのばせる造り。角度によりさまざまな表情を楽しんでみてください。
庭から眺める醍醐寺

写真提供:醍醐寺

秀吉が開いた「醍醐の花見」を体感できる?

醍醐寺全景

写真提供:醍醐寺

境内を歩けばいたるところに桜の木が植えられており、その本数にまず驚かされるはず。これは、慶長3年(1598)に、秀吉が700本もの桜を植え、贅を尽くした「醍醐の花見」を醍醐寺で行なったことによるもの。参道の桜のトンネルや憲深林苑のかわづ桜、三宝院の大紅しだれなど、世界文化遺産の境内を桜が華やかに彩ります。秀吉が開いた盛大な宴「醍醐の花見」にちなみ、毎年4月の第2日曜日には「豊太閤花見行列」が行われます。

下醍醐にある京都最古の五重塔、弁天堂も忘れずに

醍醐寺五重塔

写真提供:醍醐寺

広大な醍醐寺は、山下の伽藍を下醍醐、山上を上醍醐と大きく2つに分けられています。総門から女人堂までが下醍醐です。
下醍醐
ここには秀吉の命によって紀州(和歌山県)から移築された金堂(国宝)や、京都府下最古の木造建造物、五重塔(国宝)、朱塗りの弁天堂などがあります。特に紅葉やイチョウに囲まれるように建つ弁天堂は密かな紅葉の名所でもあり、秋に訪れるとまた格別な美しい風景に出合えます。
秋の醍醐寺

スマートポイント

  • 弁天堂の前の池には、秋になると赤や黄色に色づいた葉が水面に映し出され絶景。すぐそばに「寿庵」というお茶屋があり、わらび餅などの甘味のほか、湯葉丼やにしんそばなどの軽食もいただける。
  • 下醍醐と呼ばれるエリアには、重文国宝が目白押し。山のふもとだけあって、木漏れ日も美しく澄んだ空気の中の散策も気持ちいい。時間があるなら「秀吉花見跡」のある槍山までプチ登山を楽しんでみては。
  • 国宝や重文だけで7万5千点以上にもある寺宝を収蔵している霊宝館も必見。貴重な絵画や彫刻が見られるほか、神聖な仏像をガラス越しではなく間近に拝むことができ、その迫力に圧倒されるはず。

ライターのおすすめ

国宝や重文が広い境内に点在しており、春は桜、初夏には新緑の木々、秋には赤く色づいた紅葉やイチョウと、年間を通じて常に見所があるのが魅力。ゆっくりと時間に余裕を持って散策を楽しみながら回るのがオススメ!

江角悠子

広島出身。主に京都関連のガイドブックで記事を執筆するフリーライター。大好きな京都を思い入れたっぷりに紹介します。

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