* menu
閉じる

観光観光

2016.01.07

大阪のシンボル、通天閣から
始まる新世界観光

writer : 松田きこ


高さ103.3メートルのなにわのシンボル「通天閣」は、地下1階から地上5階まで様々な施設が楽しめるタワー。大阪の街を360度ぐるりと望める展望台はもちろん、幸運の神様「ビリケンさん」や、ここでしか買えない大阪土産が豊富に並ぶ「わくわくランド」、100年前にタイムスリップできるジオラマ展示などある。西上雅章社長が「通天閣はタワーの高さではなく、エンタティンメント性で勝負!」と言うように、遊び心いっぱい見どころ満載。2015年12月、新展望台がお目見えし、ますます注目の観光スポットだ。

誕生から100余年。絶えず進化し続けるなにわのシンボル


初代通天閣が誕生したのは1912(明治45)年、パリの凱旋門とエッフェル塔をモチーフに建てられた。一度は火災で消失するも、地元の有志らが寄付を呼びかけ、1956(昭和31)年に再建。塔頂部の天気予報サイン、ビリケン堂の再建、広告塔としてのネオンの開始など、次々と新しい取り組みを重ねてきた。社長室に保管されている貴重な資料で通天閣の歴史を改めて感じた。

そして2015年、通天閣はまた新たな取り組みをする。営業を続けたまま、世界でも類を見ない免震改修工事を開始したのだ。そして、初代通天閣にあったエントランス吹き抜け大天井の天井画を復刻した。商売の街大阪らしい化粧品会社の天井広告。当時の下絵とモノクロ写真を元に、新進の日本画家によって新たに原画が描かれた。3羽のクジャクと、牡丹や椿が描かれた華やかな天井画は、夜はライトアップされ、ますます華やぎを増している。

地上87.5メートルから眺める大阪の街並み


通天閣の見どころといえば5階の展望台だ。地上87.5メートルという高さもだが、エレベーターを降りると床には赤い絨毯、壁面と天井は金色に装飾されており、大阪らしいにぎにぎしさを体感することができる。

展望台は360度ぐるりと大阪の街並みを眺めることができる。眼下に広がる天王寺動物園にはキリンやシマウマといった動物の姿があり、高速道路を走る車、電車、そして人。猥雑でありながらも親しみがもてる地上の様子がよく見える。
さらに、天保山の観覧車や大阪ドーム、大阪城、阿倍野のハルカスタワー、梅田周辺のビル群と、大阪の主要なスポットも見ることができる。

幸運の神様「ビリケンさん」。1912(明治45)年の開業当初から庶民的な神様として慕われる通天閣の守り神で、現在は3代目。足の裏を撫でるとご利益があるといわれている。

新世界、通天閣の歴史を知るジオラマ展示


展望台からエレベーターにのって3階へ。約1分間、ゆっくり降りていくエレベーター内では天井の絵柄に注目だ。照明が落とされ、ナレーションに合わせて映像の時計の針が逆に進み、タイムトリップ!「100年前の新世界へ」の声と共にエレベーターの扉が開くと、通天閣の歴史を紹介するフロアだ。


約100年前の新世界、通天閣、ルナパークのジオラマや映像、当時の写真が展示されている。ルナパークの細かな施設の紹介を見ると、入り口から通天閣まではロープウェーでつながり、今でいう絶叫マシーン、温泉、演芸場、音楽ホールなどがあり、その壮大さに驚かされる。

ビリケングッズと、あの食品メーカーの限定グッズをゲット


2階のジャンジャン町で売れ筋のお土産。
ビリケンさんの置物(中2,376円)、通天閣クリスピーショコラ(540円)、ビリケン人形焼カステラ(540円)。幸福の神ビリケンさんのグッズは、
やはり人気があるそう。

1階の通天閣わくわくランドには食品メーカーのアンテナショップが3店舗入っている。人気商品の関西限定版や、通天閣とのコラボ商品などココでしか買えないグッズも揃っている。

2015年12月、新展望台が完成!

ビリケンさんのいる展望台の上階にできた第3展望台は圧巻だ。オープンスペースなので、外の風を感じながら景色を見ることができる。新たな名所が増えた通天閣はこれからも目が離せない。

スマートポイント

  • 通天閣に入る前にチェックしたいのがエントランス吹き抜けの大天井画。100年前の復刻画は色鮮やかで、レトロなおしゃれ感はぜひ写真に収めたい。
  • 新しくなった通天閣の入り口は、これまでのエントランスの下ではなく、「通天閣わくわくランド入口」から地下に入る。地下1階の「わくわくランド」は無料。ここでチケットを買って上の階へ。
  • 人気のスポットなので、チケット購入やエレベーター前に列ができることもある。待つのが苦手な人は、平日の朝1番が狙い目。

ライターのおすすめ

展望台で大阪の景色を眺め、ビリケンさんの足の裏をなでて記念撮影をするのはお決まりのコース。観光客だけでなく、大阪に住む人でも何度も訪れて同じことを繰り返す稀有な場所。

松田きこ

おいしいものを食べるのも作るのも大好き、お酒はもっと好き。取材の旅先で酒蔵や温泉を訪ねるのが趣味です。

スポット詳細

関西観光モデルコース

記事検索

ツアー検索

4+