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観光観光

2015.12.27

京都のアート鑑賞はここから
京都文化の真髄にふれる

writer : 磯本歌見


京都国立博物館は、京都の社寺に伝わる文化財の保護を目的として、1897(明治30)年に開館。文化財の保存・収集・調査研究につとめ、現在は約12500品を超える館蔵品・寄託品があります。2014年にグランドオープンした「平成知新館」は、日本的な空間構成を取り入れた、直線を基本とする展示空間が魅力です。

絵になる京都国立博物館のシンボル

南門入り口から入って、レンガ造りの本館、重要文化財にも指定された「明治古都館」の近くへ。京都国立博物館のシンボルともいえる風情ある建物は、赤坂離宮などを設計した日本で唯一の宮廷建築家、片山東熊氏によるもので、ヨーロッパの華麗な建築様式を取り入れています。青い空にレンガがよく映え、どこから見ても絵になります。
写真は、正門の近くまで行って噴水を入れながら撮るのがおすすめです。 今は埋蔵文化財調査のため休館中の建物ですが、その姿だけで美しい景観を保ち、抜群の存在感があります。
また、正門も重要文化財に指定。正門の間から「明治古都館」を入れて撮るのも異国情緒が漂います。

東西の庭にも屋外アートが点在


噴水の前には、フランスの彫刻家・ロダンの「考える人」像があります。1589年、豊臣秀吉が鴨川に架けた五条大橋の橋脚も展示されていますよ。
そのほかにも、構内には日本の石仏や礎石などが点在しています。館内を鑑賞したら庭園を散策するのも楽しいでしょう。

京都国立博物館の新しい顔



平成知新館に行ってみましょう。
平成知新館は、2014年にオープンした新展示館。シャープでモダンな意匠に和の要素を取り入れた空間が特徴的です。
3階から順に降りてくる鑑賞がおすすめです。3階は陶磁と考古遺物、2階は絵画、1階は仏像や神像、書跡、金工、染織など、国宝を含むさまざまなお宝が展示されています。作品保護のために1ヵ月~1ヵ月半で展示替えが行われ、行くたびに新しい作品と出会うことができます。
年に1~2回特別展が開催され、館内はそれぞれに合わせた展示となり、通常展示とはがらりと変わります。


公式キャラクター「トラりん」誕生!

琳派四百年を記念して特別展が開かれ、公式キャラクターも誕生しましたよ。名前は虎形琳之丞(こがたりんのじょう)。略して「トラりん」。やんちゃで好奇心旺盛な性格で、仕事は京都国立博物館および文化財保護基金のPRをしています。
グッズも公式デビューし、ゲート近くのミュージアムショップでは、トラりんグッズも多く販売され、観光客からも人気です。
トラりんぬいぐるみ(小)900円は一番の売れ筋商品。所蔵する名品をトランプにした「名品トランプ」1620円も外国人観光客から好評です。

スマートポイント

  • 京都・奈良・東京・九州の国立博物館の平常展示が何度でも無料観覧でき、特別展覧会は各展覧会につき1回、合計6回まで無料となるパスポートがおすすめ(3100円)。
  • ミュージアムショップは南門近くと平成知新館内に2ヵ所あり、展覧会に沿ったものは知新館内、東京国立博物館収蔵品など、日本美術をメインにした商品は南門近くの店に置かれている。
  • 特別展開催時には、関連施設との相互割引もあるのでチェックしておこう。

ライターのおすすめ

噴水の近くにはベンチがあり、そこに座って明治古都館を見ながらゆったりとした気分で過ごせます。広々としていて気持ちがいい。

磯本歌見

関西最西端・忠臣蔵の故郷「赤穂」に住みながら、フットワークの軽さを活かして京阪神・奈良まで取材へ。仏像ガールでご朱印女子。

スポット詳細

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