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風見鶏の館

北野異人館街のシンボルといえば
レンガ造りの風見鶏の館

writer:編集部(2020.01.29)

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神戸・北野町の異人館街で、ひときわ存在感を放つ建物といえば「風見鶏の館」。旧トーマス住宅として国の重要文化財にも指定されています。この館は、外観の美しさだけでなく、内部にもさまざまな見どころがあります。

Point1

ドイツ人貿易商トーマスさんの自邸

この館は、かつて神戸に住んでいたドイツ人貿易商、ゴットフリート・トーマス氏が自邸として、建てた建物で、夫妻と娘のエルザさんの3人で暮らしていたそうです。北野の異人館街でもひときわ目を引くその外観は、れんが造りで高さ23m。普通の建築物なら5階建てくらいの高さですが、内部は2階建てです。調度品や壁紙などは部屋によって変えていますが、全体にドイツの伝統様式を取り入れながら、アールヌーヴォー風の装飾も見られます。

Point2

1階食堂はドイツの城館をイメージ

1階食堂は、お客様をもてなす場所で、トーマスさんの祖国・ドイツのお城をイメージして作った空間です。中世城館風の天井小梁、飾り戸棚や、暖炉飾りなどもお城のイメージ。シャンデリアは王冠風です。

Point3

1階と2階の装飾品の違いにも注目

1階は、トーマスさんの会社の迎賓館としても使われたようで、部屋ごとに照明や調度品など意匠が異なります。ところが2階は夫妻の寝室、子ども部屋、客用寝室などがあり、壁紙はどの部屋も同じ、1階ほど凝った調度品は置かれていません。さすが堅実なドイツ人、その気質をこんなところでも垣間見ることができます。デザインや装飾など1階と2階の違いを見比べるのも見どころの一つです。

※こちらは、公開日が2017年3月18日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

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