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観光観光

2016.08.22

駅を降りると感じる江戸情緒
門前仲町で江戸っ子気分を満喫

writer : ハタレイコ

深川八幡祭
門前仲町といえば、寛永4年(1627年)に創建された富岡八幡宮。この富岡八幡宮、そしてその別当寺である永代寺の門前ということから「門前仲町」という名が付き、深川地区の中心として古くから栄え、今も富岡八幡宮や深川不動堂などへの参拝客や観光客で賑わっています。お祭りも有名な深川門前仲町は、今も江戸情緒にあふれていますよ!

江戸で最大の八幡様、富岡八幡宮

門前仲町の交差点から東に向かうと、大鳥居の奥に社殿が見えてきます。江戸時代には火事で焼失し、関東大震災や空襲でも被害を受け、現在の社殿は、昭和31年(1956年)に再建されたもの。東京都内でも有数の立派な社殿です。
富岡八幡宮

横綱力士碑や、大関力士碑など相撲ファンには見所満載!

大鳥居のすぐそばには大関力士碑、境内に進んで社殿の右奥には横綱力士碑が。実は、富岡八幡宮は江戸勧進相撲発祥の地。江戸時代、幕府から相撲興行が許された1684年から約100年にわたり、富岡八幡宮の境内で、相撲興行が行われていたんですって。石碑には歴代の横綱・大関の名前が彫り込まれまれていて相撲ファンでなくとも楽しめます。
横綱力士碑

祭りのシーズンオフでも、必見! 日本一の大神輿

8月中旬に行われる富岡八幡宮の「深川八幡祭」は、神田明神の神田祭、日枝神社の山王祭と共に江戸三大祭に数えられています。元禄時代に豪商、紀伊国屋文左衛門が寄進した3基の神輿が関東大震災で焼失して長い間神輿不在だったところ、平成3年(1991年)に高さ4.4メートル重さ4.5トンの絢爛豪華な一の宮神輿が奉納されました。神輿の鳳凰や狛犬の目はダイヤモンドが煌めいて・・・必見ですよ。
神輿

新旧の本堂が並ぶ姿は壮観! 深川不動堂

元禄16年(1703年)に成田山新勝寺の御本尊を特別拝観したのが起源といわれる深川不動堂。成田山の東京別院です。 開創310年を記念して建立されたモダンな本堂と明治14年(1881年)に完成した旧本堂が並んでいます。旧本堂は江東区内で最古の木造建築で、区の指定登録文化財に指定されています。
深川不動堂

願い事が叶う!? 深川龍神や開運出世稲荷

不動堂の本堂では密教の護摩祈祷が受けられます。他にも写経や写仏も毎日体験が可能。また、境内には深川龍神や開運出世稲荷など、願い事を叶えてくれるパワースポットも。他にも「名優五代目尾上菊五郎の碑」や「力石」など見所はたくさん!
深川龍神

足を伸ばして東京屈指の名園、清澄庭園へ

門前仲町から約15分ほど歩くと、清澄庭園に到着。大きな池を中心として築山や名石を配置した回遊式林泉庭園は、周囲を巡ることができ、変化する池の景観を楽しめます。自然の中でほっとできる観光スポットです。
清澄庭園

江戸時代末期の深川の町並みを再現! 深川江戸資料館

さらにお時間があれば、ぜひ深川江戸資料館へ。三層の吹き抜けで再現された深川の庶民の暮らし。長屋での暮らしなど、リアルに感じられる面白観光スポットです。ぜひ、江戸情緒に浸ってみてくださいね!
深川江戸資料館
江戸時代末期の深川の町並み

スマートポイント

  • 黄金に輝く一の宮神輿ですが、大きすぎて重すぎてなかなか担ぐことができず、1997年(平成9年)に二の宮神輿が作られました。しかしこちらも高さ3.3メートル、重さは約2トン! 深川っ子の神輿にかける想いが顕われていますね。
  • 清澄庭園、深川江戸資料館は清澄白河駅が最寄り。こちらを出発点にから門前仲町に向かっても良いですね。
  • 深川の縁日は毎月1日、15日、28日。門前仲町交差点から富岡八幡宮までの永代通りと、深川不動堂の参道に露店が立ち並びます。日程が合えば一年中お祭り気分が味わえますよ!

ライターのおすすめ

門前仲町から歩いていける清澄白河は東京でも注目のコーヒースポット。門前仲町観光と合わせて回るのも良いですが、不動堂参道のMONZ CAFÉ(モンズカフェ)でも、美味しいエスプレッソが飲めるのでおすすめです。

ハタレイコ

九州出身、食いしん坊部屋。美味しい食べ物とお酒が欠かせない性分のPRコーディネーター。日本の伝統文化に興味があり、少しずつ歴史ある街の散策を始めている。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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