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グルメグルメ

2017.10.30

海遊館と一緒に大阪グルメ!
なにわ食いしんぼ横丁が美味い

writer : けいたろう

大阪が日本に誇るなにわグルメといえば、串カツ、お好み焼き、どて焼きなど。それらのくいだおれグルメが一堂に会するフードテーマパーク『なにわ食いしんぼ横丁』。世界最大級の水槽とジンベエザメで有名な海遊館から歩いてすぐの場所にあります。なにわ食いしんぼ横丁は、昭和45年に開催された大阪万博直前の下町をイメージ。小さな子どもには目新しく、親世代には懐かしい街並みで、大阪旅行の食事にピッタリです!

美味しくて懐かしいなにわ食いしんぼ横丁

大阪港のウォーターフロントとして開発された天保山ハーバービレッジ。
天保山ハーバービレッジ
エリアのメインスポットとなっているのは、世界最大級の巨大水槽にジンベエザメが泳ぐ海遊館。
海遊館
海遊館に隣接する天保山マーケットプレースは、ショッピングやランチに最適な総合レジャースポットで、その一角に、なにわグルメを一堂に集めたフードテーマパークである、なにわ食いしんぼ横丁があります。
なにわ食いしんぼ横丁
なにわ食いしんぼ横丁は大阪グルメが集合しているだけではなく、昭和45年に開催された大阪万博直前の下町を再現。
昭和初期を代表する三輪トラック
昭和初期を代表する三輪トラックのある入り口を抜けると、そこにはホーロー看板や木の電柱、名画座などが懐かしい元気で騒がしい大阪の下町。
木の電柱
名画座
大阪グルメの名店が集まった街並みから漂うのは、美味しそうな香り。
何を食べようかと考えながら歩いていると、まるで昭和時代にタイムスリップしたような雰囲気が味わえます。
昭和時代にタイムスリップしたような雰囲気

遊び心ある昭和の大阪の街並み

昭和が再現された、なにわ食いしんぼ横丁は、子どもには目新しくシニア世代には懐かしく目に映ります。実際に昭和40年代を体験してなくても、思わず「懐かしい!」と言ってしまうはず。
昭和の景色
昭和の景色にも遊び心があふれ、壁の張り紙などは海遊館らしく魚の世界が舞台。
壁の張り紙
電柱の旅館の張り紙には「ここもぐって500m」の文字。
電柱の旅館の張り紙
足元を見ると電柱の下に海底旅館(笑)
電柱の下にある海底旅館
また、なにわ食いしんぼ横丁の街並みには、さまざまな仕掛けも用意されています。横丁の中央にある「食いしんぼえびす像」は、可愛い足の裏をさわると歌い出します。
食いしんぼえびす像
ほかにも高圧危険と書かれた「びっくり分電盤」。書かれた注意書きを無視して、レバーをひねると…。
高圧危険と書かれた「びっくり分電盤」
何もない路地に突然現れ、たまにレアキャラまで泳ぐ小さな水路の「きまぐれ疏水」など、見て回るだけで楽しめる仕掛けがいっぱい。いろんな場所を見たり触ったりしてみましょう。
小さな水路の「きまぐれ疏水」

なにわグルメの王道お好み焼きと新世界名物のどて焼き

なにわ食いしんぼ横丁の昭和の街並みを見て回るのもいいですが、お楽しみはもちろん食事。代表的なお店を紹介します。

まず、なにわグルメの代表選手は何と言ってもお好み焼き。
お好み焼き屋「ぼでぢゅう」
「ぼでぢゅう」は、まさに大阪を代表するお好み焼き屋さん。今では常識となっているお好みにマヨネーズを初めて使い、お好み焼きの定番の味が生まれた店でもあります。
表面はパリッ、中はふっくらのお好み焼き
表面はパリッ、中はふっくらの生地にソースと自社製の白いマヨネーズの相性はピッタリ。
マヨネーズとの相性ピッタリのお好み焼き
ちなみにユニークな店名は、お好み焼きをテコで「ぼて」と返し「ぢゅう」と焼くリズムから名づけられました。

こちらは新世界の名物料理、どて焼きのお店「空」。
どて焼きのお店「空」
国産和牛の牛すじが白味噌ベースのタレでじっくり煮込まれたどて焼きは、驚くほどのプルプル食感。
白味噌ベースのどて焼き
オススメはサッパリとしたアクセントが美味しいネギのせ。牛すじは、そのまま食べても美味しいですが、他の料理へトッピングすると、美味しささらに倍増!

たこ焼きの元祖会津屋と串かつの活

次は、お好み焼きと並ぶ大阪グルメ2枚看板のたこ焼きが誕生した「会津屋」。
会津屋
たこ焼きの原型となった料理は、生地にすじ肉やコンニャクを入れて焼いたラヂオ焼で、のちに具材にタコを使うようになり、たこ焼きが誕生しました。

オススメ商品はラヂオ焼、たこ焼き、ねぎ焼きが一つになった三種盛。
ラヂオ焼、たこ焼き、ねぎ焼きが一つになった三種盛
会津屋のたこ焼きは、ソースをつけずに食べるのが特徴。「物足りないかも?」と考えるかも知れませんが、生地に味が付いているので、そのままで大丈夫!冷めても美味しいので、お持ち帰りにも最適です。

次のお店「活」は、目の前で揚がった出来たてが食べられる、ソース2度漬け禁止の大阪名物の串かつのお店。
串カツのお店「活」
活では、素材、衣、油はもちろん、客の食べる速度に合わせた提供ペースに至るまで、すべてにこだわりアリ!
揚げたて串かつ
揚げたて串かつは油切れもよく、フワッサク食感で、いくらでも食べられます。串かつは定番メニューに加え、変わり種まで用意されています。

自由軒の名物カレーと北極星のオムライス

次に紹介するのは「名物カレー」が有名な「自由軒」。
自由軒
大阪でカレーといえば、欠かせないお店です。明治43年に創業した自由軒は大阪初の洋食店。炊いた米の保温ができない時代に「熱々のカレーを食べてもらいたい」という創業者の発想からご飯とカレーをあらかじめ混ぜるスタイルが誕生。人気メニューとなり、昭和初期に活躍した小説家の織田作之助もファンとなり、代表作「夫婦善哉」にも登場しました。

カレーの上からウスターソースを掛け玉子をよく混ぜて食べると、今までのカレーとはちょっと違うけど美味しいカレーと出会えます。
カレー
最後はオムライスの老舗の「北極星」。オムライス発祥のお店でもあります。
オムライスの老舗の「北極星」
ケチャップライスを包んだ薄焼き卵と、その上にトロリと掛かったソース。
オムライス
スプーンで食べ崩すのが、もったいないくらいの美しさ。ふんわり食感の卵と、パラリとほぐれる優しい味付けのケチャップライスは相性バッチリです。

スマートポイント

  • 大阪の食い倒れグルメと言えば、道頓堀や新世界が定番だけど、ここまで老舗が1ヵ所に集中しているスポットは、ほかにありません。
  • インバウンド旅行者に大人気の海遊館。粉モノメニューは海外からの観光客にも人気が高いので、なにわ食いしんぼ横丁はお好み焼きやたこ焼きなど種類が豊富でオススメ。
  • とにかく子どもが楽しそうに遊んでいるのが印象的ななにわ食いしんぼ横丁。子どもが主役の海遊館にピッタリのランチスポットです。

ライターのおすすめ

天保山ハーバービレッジは海遊館以外にも、世界最大級の大観覧車や、動物とふれあえる天保山アニパなど遊ぶ場所がいっぱい。なにわ食いしんぼ横丁でお腹いっぱいになったら、遊びに行こう!

けいたろう

大阪在住のフードアナリスト。足を使って関西中の美味しい食べ物情報を探し出し配信します。お楽しみに!

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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