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グルメグルメ

2015.12.27

ミナミの新定番、ウラなんば
「あじと」で小粋に立ち飲み

writer : 松田きこ


近年活気がある街といえば、なんばの、通称「ウラなんば」だろう。
南海なんば駅の東側、なんさん通りから細い路地を入ったあたりにある飲み屋街だ。おいしくて安い店が軒を連ね、日暮れとともにたくさんの人が繰り出す。仕事帰りのビジネスマン、OL、学生、年配客…と、さまざまな層を取り込み、毎夜ご機嫌な空気が漂う街。このエリアが活況になるずっと以前から営業しており、今や予約必須の人気店「DININGあじと」の3号店「スタンドあじと」は立ち飲みスタイルながら上品な雰囲気で女性も立ち寄りやすい店。厳選した食材で作るDININGあじとの味をカジュアルに楽しめるのも魅力だ。

女性の一人客も多い店、その秘密はU字カウンターにあり



あじとグループの店はふくろうのモチーフが目印。「スタンドあじと」の中央には大きなU字のカウンターが設けられ、その中で調理するオープンキッチンだ。大阪に古くからある立ち飲み屋のつくりだが、カウンターも調度類もシックでとってもおしゃれ。どこに立っても店全体を見渡すことができ、料理を作る店員さんの姿が見えるのが安心感を生む。シャンパン片手に静かに飲む女性の一人客もいれば、仲間とわいわい飲むビジネスマンもいる。混み具合によってはそうはいかない時もあるが、U字の真ん中を境に喫煙と禁煙のスペースが分かれる配慮もうれしい。調理をする店員さんや、周りのお客さんと自然に生まれる大阪らしい会話、そのノリを感じながら飲むのも楽しい。

限定20食の前菜盛り合わせはコスパ抜群!


ドリンクをオーダーしたら、まずは前菜5~6種類がひと皿にぎっしり盛られた、スタンドの盛り盛り(680円)がおすすめ。ポテトサラダやシェフ特製ロースハム、野菜のラタトゥイユなど、定番の人気メニューが少しずつ楽しめるお得な一品だ。30年間、洋食一筋のシェフが作る味は、やさしくて安心感がある。ポテトサラダは卵がたっぷり入った濃厚な味わい、ラタトゥイユは野菜の味が楽しめるあっさりとした味付け。一つひとつが丁寧に作られていることが伝わると共に、ひと皿トータルで味の調和が楽しめる。
一人でも小人数でも手軽に食べられる小皿メニューが揃い、ドリンクの種類も豊富で、生ビールやウイスキーが380円から、グラスワインは480円からとコスパも抜群だ。

本店名物、炭焼き炙り肉重の味がココでも


本店「DININGあじと」で、ランチタイムに行列ができる人気メニューが「炭焼き炙り肉重」(900円)。肉質、ボリューム、焼き方、タレ、トータルの味でお客を唸らせる。しょう油、みりんをベースに、砂糖、ニンニク、ショウガ、玉ネギ、白ネギで作られた特製甘辛ダレが肉の味をうまく引き立てる。「スタンドあじと」では、この同じ肉の部位違いを使った「130g黒毛和牛ステーキ」(780円)が人気メニューだ。手頃な価格で上質でボリューム満点のステーキを食べられるとあって、リピーターが続出。

あじとグループを目的によって使い分け


スタンドあじとの2階にある「BISTOROあじと」には、個室や30人までの大人数に対応できるパーティスペースがある。ワインの種類が多く、ゴルゴンゾーラピザ(980円)、シェフ特製タンシチュー(1,480円)など洋食メニューが充実。宴会メニューは予算に応じてアレンジできるので、仲間と本格的な料理を味わいたい時にぴったりだ。また、「DININGあじと」の料理をリクエストすることもできるので、本店ファンも重宝している。ちなみに地酒好きなら、日本酒の種類が豊富な「DININGあじと」がおすすめ。一緒に行く人によって使い分けるのがいいだろう。

はしごをしてこそ、ウラなんば!


ウラなんばの楽しみ方はなんといってもはしご酒。あじとの他にも、個性が光る個人店がひしめき合うこの界隈。ふらりと入った店に「おもろい」人や、とびきりの料理との出会いがあるかも。

またこの街の魅力は、お客さんと店の距離が近いところにある。2012年から毎年開催され、今年4回目を迎えたバルイベント「ウラなんば文化祭」は、ウラなんばで飲み歩く呑んべえ会社員たちの企画というからおもしろい。エリア全体が謎の一体感に包まれた飲み屋街、その空気感に包まれて、上機嫌な夜を過ごそう。

スマートポイント

  • 立ち飲みながら、女性客が安心して飲める上質な空間。シャンパン、ワイン、カクテルとドリンクメニューも豊富で、料理は本店「DININGあじと」の味をリーズナブルに楽しめる。
  • 2階は系列の「BISTOROあじと」で、洋食中心にワインの種類が多い。個室やパーティルームがあるので、グループ利用に便利だ。料理は予算に合わせて相談できる。
  • 色とりどりの看板と店の人の元気な声。活気があるウラなんばは、あてもなく歩くだけでワクワクしてくる楽しい街。気軽にはしご酒をして、人や酒との出会いに酔いたい。

ライターのおすすめ

かつて大阪の立ち飲みはおじさんのものだったが、近年若い人や女性が好む店が増えている。その中でも、料理の味、ドリンクの品揃え、調度類、すべてが大人の雰囲気で安心して飲める店。

松田きこ

おいしいものを食べるのも作るのも大好き、お酒はもっと好き。取材の旅先で酒蔵や温泉を訪ねるのが趣味です。

スポット詳細

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