* menu
閉じる

グルメグルメ

2017.04.17

こだわり食材を満喫
細やか逸品自慢のリンコントロ

writer : 磯本歌見

ならまちにあるイタリアンレストラン「リストランテ リンコントロ」。オーナーシェフの西岡正人さんが手掛ける料理はひと手間もふた手間もかけた渾身の一皿ばかり。ジビエがこんなにおいしくいただけるなんて、目から鱗のおまかせコースを堪能しませんか。

富雄の人気店の2号店としてオープン

リストランテ リンコントロ店内
テーブル席
外観
「リストランテ リンコントロ」は、富雄の人気店「ラ クロチェッタ」の2号店として2014年にオープン。築約100年の古民家を改装したフレンチの名店の重厚なつくりをそのまま引き継いでいます。床のイタリアンタイルや丁寧な細工が施されたアンティークのいすも雰囲気たっぷり。カウンターは8席、奥のテーブル席12席、5組でほぼ満席、1.5~2時間かけてゆっくりいただくおまかせコースが人気です。

オール国産のこだわりの食材を使用

オーナーシェフ西岡さん
オーナーシェフ、西岡さんのこだわりは、食材。オープン当初は、奈良にこだわらず、野菜や肉など全国的に優れた食材を仕入れていましたが、最近では、大和肉鶏、大和牛、まほろば赤牛、大和ポークや大和野菜など、奈良県産のものを生産者から直接仕入れています。また、狩猟免許も持つ西岡さん自ら、都祁村で野生のジビエを狩猟することも。イノシシ、カモ、シカなど一頭を加工することで余すところなく料理に使用しています。

おまかせのコース料理を堪能

自家製加工肉の盛り合わせ
それではコース料理をいただきましょう。今回は4,000円のランチコースです。まずは、「自家製加工肉の盛り合わせ」。鹿肉のパテや都祁村のイノシシを使ったポルケッタなど、すべて違う加工肉で、色も鮮やかに盛り合わされています。ジビエが中心ですが、まったく臭みなくどれも手が込んでいて味わい深い。一つひとつ丁寧に説明してくれるのもわかりやすいですね。次の一皿は、鯛の神経〆のソテー、奈良県産カブのピューレなどの盛り合わせ。鯛のソテーは、表面を焼いてオーブンでじっくり火を入れることでふっくら仕上げています。また、ホタテのムースは、蒸しあげてソテーにしています。このように盛り合わせた一品ごとにひと手間もふた手間もかけた逸品ばかりです。

コースで50品目以上の食材を使用

チリメンキャベツと真蛸のミートソースを絡めたパスタ
次に出てくるのはパスタです。自家製パスタに、チリメンキャベツと真蛸のミートソースを絡めた一品。そしていよいよメインディッシュに。
鹿もも肉のロースト
この日のメインは、「鹿もも肉のロースト」です。これは都祁村の鹿肉を使った一皿。付け合わせの野菜も新物の奈良産タケノコ、スティックブロッコリー、丹波シメジなど産直のものばかり。ボリューム感あふれる一皿に満腹感満足感ともマックスに。どのコースでも使う食材は50種類以上で、どの食材にもストーリーがあります。お客さんは30~60代が中心で、場所柄欧米人も多いそう。「ディナーに来てくれて、翌日のランチに来てくれた時はうれしかったですね」と西岡さん。「この店があるから奈良にまた来るわ」というファンも年に4~5組はいるそうです。

デザートやドリンクにもこだわって

デザート
デザートにも手を抜きません。この日は和風のデザート。ゴマ風味のミルクプリンに、けんいち自然農園の抹茶を使った濃厚パウダーをトッピング。黒糖と豆乳を使ったジェラート、黒糖と竹炭で作ったメレンゲ菓子も添えられています。
和紅茶
ドリンクは、けんいち自然農園の大和茶葉を使った和紅茶、煎茶、そして、自家焙煎珈琲で人気の「cauda」のコーヒーかエスプレッソのなかから選ぶことができます。今回は和紅茶をセレクト。自然の甘みとくせのない苦みを楽しめる一杯。これだけ凝ったコースなら、決して高くはない、それが率直な感想でした。名店と言われる店には必ず理由があり、それが実感できます。

スマートポイント

  • コースのみのお店だが、お客さんの要望でカスタマイズされるのでリクエストは気軽にしてみよう。
  • 1・2月限定で、前菜からメインまで野生肉の「ジビエコース」を開催。
  • 2軒目でワインバー使いも可能だ。

ライターのおすすめ

目にも鮮やか、味わい深く、どんな小さな一品にも必ず手をかけていることがきちんと伝わる料理の数々はまさに感動もの。「奈良にリンコントロあり」といっても過言ではありません。

磯本歌見

関西最西端・忠臣蔵の故郷「赤穂」に住みながら、フットワークの軽さを活かして京阪神・奈良まで取材へ。仏像ガールでご朱印女子。

スポット詳細

関西観光モデルコース

記事検索

ツアー検索

0