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グルメグルメ

2017.08.20

名物ミックスジュースも復活
新世界の名喫茶「千成屋珈琲」

writer : 田口真由美

ミックスジュースフラッペ
串カツや立ち飲み屋などが軒を連ねる通天閣の名物ストリート、ジャンジャン横丁。ここで長年愛され続けていた老舗喫茶店が、新たにフルーツパーラーを併設し、リニューアルオープンしました。ミックスジュースの発祥の店としても知られる名喫茶の味が気軽に楽しめるようになり、街歩きの立ち寄りスポットとして人気を集めています。

昭和23年創業の老舗喫茶店が復活

昔ながらの店が軒を連ねる新世界のディープスポット、ジャンジャン横丁。通天閣のお膝元に広がるこのアーケード街に昭和23年から店を構える千成屋珈琲は、ミックスジュース発祥の店として知られる喫茶店です。昨年惜しまれながら閉店してしまいましたが、2017年6月に新たにフルーツパーラーを併設し、再オープンしました。
千成屋フルーツパーラー外観
ミックスジュースというと、子どもが飲む飲み物と思っている人も多いかもしれませんが、大阪をはじめ関西一円では老若男女が大好きな飲み物。千成屋珈琲が創業当初に果物店を営んでおり、売れ残ってしまった果物をなんとか活用できないかと、生み出されたのがミックスジュースのはじまりです。まさに大阪商人の精神、ものを大切にする始末の精神が生み出した味。今では大阪の喫茶店には必ずといっていいほどあるメニューになっています。
ミックスジュース

名物のミックスジュースを散策のお供に

千成屋珈琲のミックスジュースは食べごろのミカン、バナナ、リンゴなどを絶妙なバランスで配合。氷と一緒にミキサーにかけるので、スムージーのように滑らかでさっぱりしているのが特徴です。今回新たにオープンしたフルーツパーラーでは、このミックスジュースのほか、ミックスジュースをイメージして作ったソフトクリームやフラッペなども販売。テイクアウトはもちろん、ジューススタンドのようなコーナーもあり、気軽にちょっと一杯と飲んでいくこともできます。
テイクアウトできるソフトクリームやフラッペ

ゆったり過ごしたい人は喫茶室へ

レトロな喫茶室に入って、ゆったりとミックスジュースを飲むのも、もちろんおすすめです。店内は今回の復活で、少しだけ改装されていますが、ほとんど当時のまま。大阪万博のポスターなどが飾られ、昭和の雰囲気を醸し出しています。16席ほどしかないので、混雑しているときもありますが、軽食なども楽しむことができます。
レトロな喫茶室
千成屋珈琲のもうひとつの名物である珈琲も昔ながらのスタイル。冷コーと呼ばれているアイスコーヒーは水出しのダッチコーヒーで提供。ホットコーヒーはサイフォン、ペーパードリップが選べ、オーダーごとに一杯ずつ入れてくれます。
珈琲

昔から変わらないメニューでほっとひと息

お店のメニューを見ると、ミックスジュース以外にもミルクセーキ、クリームソーダなど懐かしいメニューがいっぱい。プリンアラモードやフルーツサンドは果物店ならではの食べごろフルーツがたっぷり使われていて長年人気となっています。
フルーツサンド
ほかにもふわふわのだし巻き玉子をはさんだ厚焼き玉子サンドや鉄板に盛り付けたナポリタン、フルーツをたっぷり使ったカレーなど、純喫茶の王道メニューが充実。モーニングサービスやランチも提供しています。
鉄板に盛り付けたナポリタン
フルーツパーラーを併設し、新たなメニューも加えてリニューアルした千成屋珈琲。大阪人が愛するミックスジュースのルーツとなる店で、昔ながらの味を楽しんでみませんか。

スマートポイント

  • ミックスジュースは大サイズをオーダーすると、巨大なビールグラスに注がれて出てきます。こぼさないように上手に飲んでくださいね。
  • ミックスジュースをシロップにしたかき氷「ミックスジュースフラッペ」は今回のリニューアルで新たに登場したメニュー。エスプーマソースとフルーツを添え、さっぱりとした味わいに仕上げています。
  • 「レスカ」と呼ばれ親しまれている、レモンスカッシュも千成屋コーヒーではフレッシュな果実を生絞り。オレンジやパイナップルのほか季節のフルーツのスカッシュが楽しめますよ。

ライターのおすすめ

ダッチコーヒーやドリップコーヒーなどがある千成屋珈琲ですが、メニューには焙煎に発酵バターを加えて香り高く仕上げた、バターブレンドコーヒーなるものも。コーヒー好きならばぜひ試してみてください。

田口真由美

愛知県出身。美味しい食べ物、歴史ある土地や建物、熟成したものが大好きなフリーライター。

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