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観光観光

2017.01.09

大切なものを乗せ運ぶ舟のよう
ならまちの新名所「鹿の舟」

writer : 磯本歌見

「鹿の舟」は、築100年の建物を活かした観光案内所「繭(まゆ)」、毎朝かまどで炊いたご飯と奈良の食材を使ったおかずを楽しめる「竈(かまど)」、喫茶室とギャラリーがある「囀(さえずり)」の3つの建物からなる複合施設。朝食やランチはもちろん、奈良についての学習や休憩など、さまざまな目的で使えます。

奈良の新名所がオープン

「くるみの木」がプロデュースする「鹿の舟」
「鹿の舟」は、奈良で人気のショップ「くるみの木」がプロデュースする施設。オープン33年目を迎えた「くるみの木」が、日本の暮らしを楽しむ、大切にしてきた暮らしを振り返ってこれからのことを考える、そんなきっかけになれば、という思いを込めて作った場所です。奈良を訪れる人、奈良に暮らす人・・・いろいろな人や大切なものを乗せて、次の目的地に進んでいく舟のようでありたいという願いが込められています。2015年11月に「繭」と「竈」が、翌12月に「囀」がオープンし、奈良の新しい名所となっています。

奈良町の南の玄関口としての機能満載

「繭」外観
旅のスタートをサポートしてくれる観光案内所
繭をイメージした読書室
まずは「繭」。観光案内所として、旅のスタートをサポートしてくれます。オリジナルの観光地図なども置かれています。読書室はさなぎを育てる繭をイメージして作った空間で、「奈良」「伝統文化」「民芸」「農」「食」など奈良の暮らしをテーマにした約1,000冊が置かれています。蚊帳に囲まれた空間で奈良の暮らしを学び、予習してから旅をスタートさせるといいでしょう。また、奈良を中心に各地の伝統的な生活文化を体験し学び合う講座を開講する「学習室」や奈良を中心とした全国の道具や工芸品などの「展示室」などもあります。

おいしいご飯を食べるならココ

真ん中でドーンと存在感を放つ竈
「竈」店内
小物の販売
奈良の伝統野菜や県産食材を使ったおかずを食べるられる店内
野菜の豚肉巻き定食
「竈」外観
「竈」には、施設名どおり大きなかまどが3つ、真ん中でドーンと存在感を放っています。一つのかまどで2升炊くことができ、毎日かまど3つで16~20升のご飯を炊きます。食堂では、このかまどご飯と奈良の伝統野菜や県産食材を使ったおかずを食べることができます。8時からオープンしているので、「竈の朝ごはん」(550円)などの朝食メニューもありますよ。昼ごはんは、写真の「野菜の豚肉巻き定食」(1,450円)など4種類。その他、単品のおかずメニューもあります。ご飯はお代わり自由。ご飯が進みます。                       グローサリーもあり、食堂で使用するお米や野菜、そして厳選した調味料や道具ほか、奈良を中心に全国のおいしいものが揃っています。

おしゃべりしながらゆったり過ごす場

おしゃべりしながらゆっくり過ごせる「囀」
「囀」内観
ギャラリーに展示しているオリジナルの食器たち
「囀」は、おしゃべりしながらゆっくり過ごしてほしいという想いがこもった施設名。喫茶室では、シングルオリジンのドリップコーヒー、オリジナルのドリンクや厳選したビオワイン、奈良の食材を取り入れたサンドイッチや揚げ菓子などを提供しています。カフェやランチはもちろん、土日・祝日は午前8時からモーニングも営業しています。
またギャラリーも併設し、お店で使用しているオリジナルの食器や、33の棚の中に、くるみの木がオープン以来33年の歴史の中で出会った素敵なものを展示し、販売もしています。

これからの鹿の舟もますます楽しみ

「鹿の舟」の中庭にある小さな田畑
「鹿の舟」の中庭には、小さな田畑があります。一年を通して稲や野菜の成長を見守り、収穫のシーズンには、近隣の子どもたちも、一緒に稲刈りを楽しむこともあるそう。         「繭」2階の和室
「繭」の2階の和室でも、今後さまざまな講座を開講していく予定だとか。ならまちに住んでいる人、外部の人、観光客・・・さまざまな人を対象に、日本が大切にしてきたものに目を向ける機会になるような内容を考えているそうです。詳細はHPを参考にしてください。

スマートポイント

  • 「竈」はご飯がなくなり次第終了なので、できるだけ早く行きたい。席の予約や食事の取り置きは不可。
  • 行事や花暦が掲載された「鹿の舟」オリジナルのマップはぜひゲットしたい。2ヵ国語対応しており、オシャレで見やすい。

ライターのおすすめ

「竈」のごはんのおいしさに感激。いくらでもご飯が進んでしまう超アブナイかまど炊きご飯。これを食べないと帰れないって、まじ思いました。ぜひぜひ一度!

磯本歌見

関西最西端・忠臣蔵の故郷「赤穂」に住みながら、フットワークの軽さを活かして京阪神・奈良まで取材へ。仏像ガールでご朱印女子。

スポット詳細

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