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観光観光

2017.09.20

梅田・曽根崎の総鎮守
縁結びのご利益もあるお初天神

writer : 磯本歌見

JR大阪・各線梅田駅から徒歩圏内にある「露 天神社(つゆのてんじんじゃ)」通称「お初天神」。多くの飲食店が立ち並ぶ繁華街の一角にあるこのお宮は、梅田・曽根崎の総鎮守として古くから信仰されています。また、『曾根崎心中』ゆかりの神社として、お初・徳兵衛にあやかる恋愛成就・縁結びのご利益を求めお参りする女性やカップルから、人気を集め、2013年には「恋人の聖地」にも認定されました。

創建以来1200年の歴史を持つ古社

お初天神
創建当時は大阪湾に浮かぶ小島の一つで、「住吉須牟地曽根ノ神」を祀り、古代難波で最も古い祭祀「難波八十島祭」の一社だったそうです。この神様の名前から「曽根崎」という地名になったと伝えられています。
 お祀りしているご祭神は、少彦名大神、大己貴大神、天照皇大神、豊受姫大神、菅原道真公の五神。菅原道真公が、大宰府へ左遷される途中に当地で詠まれた「露と散る涙に袖は朽ちにけり 都のことを思い出ずれば」の御歌から「露 天神社」と称するようになったそうです。
 この神社の大きな転機は2つ。一つは『曾根崎心中』の題材となったこと。それを機に「お初天神」と呼ばれるようになりました。また、大阪駅の開業。それから大阪キタの開発が進み、それとともに発展し、今に至っているのです。

『曽根崎心中』が一大センセーションに

門
元禄16年(1703年)4月7日、堂島新地天満屋の遊女「お初」と平野屋の手代「徳兵衛」が、神社の敷地内「天神の森」で、情死する事件が起こりました。これを近松門左衛門が事件の1カ月後に『曾根崎心中』として劇化し、一大センセーションを巻き起こしたのです。この影響で老若男女が大勢押しかけ「お初天神」の通称とともに人々に浸透しました。
像
昭和47年には「曾根崎心中 お初 徳兵衛 ゆかりの地」と刻まれた石碑が、事後301年にあたる平成16年には2人を偲ぶブロンズ像が建てられました。
ハート
印
御朱印にも、お初と徳兵衛の印が押され、絵馬も授与されています。

「恋人の聖地」にも選定されるパワースポット

カップルのパワースポット
平成25年(2013年)には、「恋人の聖地」に指定され、カップルのパワースポットとしても人気を集めています。
お守り
縁結びのお守りも豊富にそろっていますよ。一番人気は一枚貝を使った「えん結び貝御守」(600円)。柄は一つとして同じものはなく、「貝の片側のように必ずあなたに会う人が現われるでしょう」という願いが込められています。また、カップル用には、二枚貝をそのまま使ったおそろいの御守(1,200円)。お香が入った「幸守り」(600円)や、「露(つゆ)」をもじった「TO YOU御守」(600円)は外国人にも人気です。

美人祈願のお宮としても有名

美人祈願
美人祈願に書いた顔
実はこちらのお宮、心姿美人祈願のご利益もあるんです。絵馬にマジックで顔を書いてお参りしましょう。
美人祈願セット
絵馬とストラップの「美人祈願セット」(800円)も授与されています。このストラップの裏面には「容姿美しきは一時の花 心根美しきは一生の宝」と書かれています。絵馬は願をかけ所定の場所に吊るし、ストラップは持ち帰って御守にしましょう。
境内
いわれは、境内末社の一つ、玉津稲荷の「たまつ」が「なまづ」となまり、「なまず肌」すなわち皮膚病の治癒を願う神様として信心されたこと、そして、お初さんが美しかったことからの由来とされています。しっかりお参りをして心姿美人を目指しましょう。

お祭も見逃せない

大きな祭は年に数回あり、大勢の人でにぎわいます。1月1日歳旦祭、2月3日節分祭、4月7日慰霊祭、6月30日大祓い、7月第3土曜・例大祭(夏祭り)、10月20日秋祭、12月31日除夜祭。
 慰霊祭は、毎年お初と徳兵衛の命日に行われています。また、最大のお祭である例大祭は、本宮では役太鼓、獅子舞が氏子地域である梅田・曽根崎の各町を巡行し、境内では、地車ばやしが賑やかに奉納されます。午後8時ごろからの「宮入り」が祭りのクライマックスで最大の見ものとなっています。

スマートポイント

  • 4月7日の慰霊祭には、お茶とお饅頭のご接待を受けることができるかもしれない。時間は午後3時30分~4時頃。
  • 6月30日が大祓いの当日だが、6月25日~7月7日まで茅の輪くぐりをすることができ、お参りの時に使う人形(ひとがた)は無料で授与される。
  • 2月3日の節分祭には、午後4時30分からうどん600杯とぜんざい1000杯のふるまいがある。節分の豆まきは午後6時から開催される。

ライターのおすすめ

え?こんな繁華街のど真ん中にすがすがしい場所があるなんて思いもよらない感じです。社殿の扉は午後10時まで、門は午後11時30分まで開いています。日が暮れてからのお参りも風情があっていい感じですよ。

磯本歌見

関西最西端・忠臣蔵の故郷「赤穂」に住みながら、フットワークの軽さを活かして京阪神・奈良まで取材へ。仏像ガールでご朱印女子。

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