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グルメグルメ

2017.02.14

なんと、創業は江戸時代! 
伝統の味を受け継ぐ「いせ源」

writer : 高田 洋子

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いせ源
日本一の電気街・秋葉原のほど近く。関東大震災や東京大空襲の戦火から免れた歴史ある建物が数多く立ち並ぶ閑静なエリアに『名代あんこう鍋 いせ源』はあります。都内唯一のあんこう料理専門店としても名高く、ランチタイムは神田界隈のサラリーマンやOLでいつも満席。最旬の美味しいものも良いけれど、たまには情緒を楽しみながら歴史ある味に舌鼓を打ってみませんか?

天保元年(1830年)創業。江戸時代から続く店

江戸時代末期。十一代将軍 徳川家斉が世を収めていた頃、初代が「どじょう屋」として創業したそうです。その後は「あんこう」をはじめ種類豊富な鍋料理を提供していたようですが、「あんこう」の美味しさが人気を博し、以来「あんこう料理」専門店となりました。
いせ源店内

津軽海峡で水揚げされた「活あんこう」を主に使用

津軽海峡に面した青森県風間浦村は「あんこう」漁として国内トップクラスの水揚げ量を誇ります。デリケートな魚ゆえ、水揚げ時には弱っている場合がほとんどですが、風間浦の「あんこう」は活きたまま水揚げ。活〆し、鮮度を保った状態で東京へ運ばれます。その後は職人の手にかかり、グルメもうなる絶品料理となるのです。
あんこう料理

「あんこう」の7つ道具ってなんですか?

体のほとんどの部位を食べることのできる「あんこう」は食べる部位も様々。よく聞く「あんこうの7つ道具」とは①柳肉(大身)②皮③肝④アゴ肉⑤ひれ⑥卵巣⑦胃の総称です。漁期は12月~3月。荒波で身が引き締まり、各部位の極上な味を楽しめる「あんこう鍋」は、今も昔も冬のご馳走の代表格です。
あんこう鍋

食べた翌日は、お肌がプルンプルン♪

あんこう料理は、よく知られている「あん肝」だけではなく、煮凍り・唐揚げ・柳川・刺身・とも和え・煮おろしなど、鍋以外の食べ方も豊富です。どの料理にも言えますが、食べた翌日は、お肌が絶好調! コラーゲンの塊「あんこう」のお陰です。翌日を想像しながらいただくと、美味しさが倍増するかもしれませんよ。
あんこうのきも刺し

これぞ絶品! 冬こそ極上のごちそう鍋!

「あんこう鍋」は甘めの醤油仕立て。たっぷりの野菜に「あんこうの7つ道具」がたっぷり。火が通るまでの間にきも刺し(あん肝)や、とも和えに舌鼓をうっていたら、醤油の香りが鼻をくすぐります。出汁が染み出たスープは絶品!優しく体を温めてくれました。
絶品のあんこう鍋

昭和5年(1930)竣工。87年の時を刻む

東京都選定歴史的建造物として、また千代田区景観まちづくり重要物件として指定されている店舗建物。ひし形に掘られた欄干や天井、襖絵、雪見障子など、昭和初期の建築様式の美しさを直に感じることができる貴重な建物です。磨き上げられたテーブルや、ピンと張った座布団も、古さの中に凛とした佇まいを見せていました。
いせ源の外観

スマートポイント

  • 千代田区内は「CHIYODA Free Wi-Fi」が便利。お腹がいっぱいになった後は、街歩き前にWI-Fi接続をしておきましょう。フォトジェニックな建物がたくさんです!
  • ちょっと変わった喫煙所は1階に。喫煙所なのに、なぜか?「あんこう」のおもちゃが入ったガチャガチャが置いてあるのです。玄関先に置かれた「あんこう」を見て可愛いと思った方。購入してみて下さい。
  • 予約は夏場(4月~10月)は4名から、冬場(11月~3月)は6名から個室のみ可能です。入れ込み座敷は予約不可。整理券があり、順次案内されます。時間に余裕を持ち、開店前に並ぶことをお勧めします。

ライターのおすすめ

お腹がいっぱいでも甘味は別腹?『いせ源』の向かいは1930年創業の老舗甘味処『竹むら』があります。やはりこちらも池波正太郎が通ったお店。優しい味わいの「あんみつ」を食べて、老舗をハシゴしてみませんか?

高田 洋子

ライター、歯科衛生士。みなさんのお口の健康を守って20年。いつの間にやらライターに。日々子育て奮闘中。JAZZとコーヒーをこよなく愛す道産子です。

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