亀戸升本といえば亀戸大根！
オリジナルの大根づくしを堪能

幻の大根、亀戸大根料理を堪能できる「亀戸升本 本店」

亀戸大根は、江戸時代中期に栽培が始まり、さかんに栽培されていた頃は「お多福大根」などと呼ばれていたそう。戦後の宅地化による畑の減少で消滅寸前だった亀戸大根に注目したのが亀戸升本。契約農家で栽培することにより亀戸大根を復活させました。冬場は都内、夏場は北海道の契約農家から大根が届いているそうです。亀戸大根の特徴は一般的な大根に比べて根がおよそ30センチと小さいこと。水分が少なくきめ細やかな肉質が特徴です。

あさりと大根たっぷり！名物「亀戸大根あさり鍋」

名物のあさり鍋には、牡蠣で有名な北海道・厚岸のあさりが豪勢に乗っています。白菜やネギなどの鍋の定番野菜のなかに拍子切りの亀戸大根がたっぷり。煮崩れない亀戸大根は、味がしっかりしみていますがしっかりと食感が残っています。熱々の汁を麦と大根葉、生姜を混ぜ込んだ麦菜飯にかけていただくのが升本流。大根もちの巾着や、亀戸天神の太鼓橋をモチーフにした幅広の太鼓橋うどんなど具にも工夫がこらされています。お鍋は味噌仕立てと出汁仕立てが選べます。

ボリューム満点＆ヘルシー！「亀戸大根あさり鍋めし」

お昼の定番「亀戸大根あさり鍋めし」は、なんと、このボリューム！あさり鍋に麦菜飯、亀戸大根たまり漬、亀戸大根スティック、あさりおあがり（あさりのしんじょう揚げ）がついて1,480円！ぴりっと辛い「亀辛麹（かめからこうじ）」をはじめ、全てお店で手作りというのも嬉しいですね。お腹いっぱいですが、大根ベースだから胃にもたれません。＊亀辛麹はお土産として販売されています！

ぜひオーダーしたい！オリジナルの亀戸大根料理いろいろ

夜のお食事はアラカルトもオーダー可能。中でもおすすめは「亀戸大根ステーキ」です。鰹だしで煮た大根を香ばしく焼いたステーキにはフォワグラとアボカドの濃厚なソースが絶妙の相性で、辛口の日本酒が進みそう。お客様にも人気が高く、会席コースには1/2量で付いています。また、さっぱりめがお好みの方には、甘酢昆布が特徴の亀戸大根寿司はいかがでしょう？

昼も夜もあっという間に満席！可能であれば事前予約を

亀戸天神や亀戸香取神社など観光スポットも近く、下町散策の観光客も多いことから、お昼も夜も開店してすぐ満席になってしまうことも多いそう。特に鍋が恋しくなる冬場や土日は行列必至。平日のお昼は上のセットにお造りか天ぷらが付く1,980円のお食事から予約可能。予約を入れておくと安心ですよね。

お土産には亀戸大根餅が入った「勝運まんじゅう」を

神社なども近くお参りの方も多い場所柄、お土産に「勝運まんじゅう」を求める人も多いとか。体を冷やさず温める甜菜糖を使用したまんじゅうはやわらかな甘みの素朴な味わい。お饅頭のまん中には「白星」にみたてた亀戸大根餅。きっと勝運を呼び寄せること間違いなし！？