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2017.05.17

暗闇のエンターテインメント
何も見えない世界で見えること

writer : 江角悠子

対話のある家ロゴ
ドイツで誕生した「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、これまで世界39カ国以上で開催され、800万人を超える人々が体験した、暗闇で繰り広げられるソーシャルエンターテインメントです。日本では、東京・外苑前の会場と大阪「対話のある家」で体験することができます。参加者は、暗闇のエキスパートである視覚障がい者のアテンドにより、室内を探検し、さまざまなシーンを体験。どこを歩いているのか? 部屋には何が置いてあるのか? 視覚以外の感覚が研ぎ澄まされることで、新たに見えてくるものがあります。さあ、純度100%の暗闇の世界へ一歩踏み出してみませんか。

特別な暗闇体験ができる常設会場は、日本で2カ所だけ

住ムフムラボ
大阪でダイアログ・イン・ザ・ダークの体験ができるのは、グランフロント大阪北館4階にある「住ムフムラボ」の中。体験は1回の所要時間が約70分、定員6人で開催されます。各回予約制なので、予約状況やチケット購入などは事前にホームページでチェックを。
受付
会場についたらまずは受付を済ませて、手荷物や腕時計、アクセサリー類はロッカーに預けておきます。メガネもロッカーへ。何も見えない世界へ行くのですから、当然メガネも不要なのです。
会場
スタッフから簡単な説明をしてもらい、開始時間を待ちます。

段階を経て、少しずつ暗闇の世界へ

入り口
時間になると、スタッフに入り口まで案内をしてもらい、いよいよ中へ。「対話のある家」では、参加者は家族として暗闇へ入り、住空間を体験するというプログラムになっています。中に入るとスタッフの方から、暗闇をアテンドしてくれる視覚障がい者の方にバトンタッチです。
真の暗闇
少しずつ目がなれるよう、段階を経てから真の暗闇へ。中ではアテンドの人にリードされ、参加者同士が声をかけあいながら、床や壁、部屋の中にあるものを触ったり、飲食などの体験をしていきます。

心強いアテンドは視覚障がい者の人たち

谷口真大さん
暗闇の中で頼りになるのが、暗闇のエキスパート・視覚障がいの方達です。オープン当初からアテンドをしている谷口真大さん(ぐっち)は「何も見えない世界で大切なのは、声をあげて自分の状況を伝えること」と話します。暗闇の中では積極的にコミュニケーションを取らざるを得ず、結果、距離感が縮まっていくのがとても早いのを実感できるはず。「暗闇では誰かに頼らざるを得ない状況なのですが、頼られると人ってうれしいものですよね。暗闇の中で体験したこと、感じたことを普段の暮らしに持ち帰ってもらえたらうれしいです」。

例えば、暗闇で手紙を書く、お茶を飲むなど、いつも目が見えている状態ですることを視覚に頼らず経験する。それで普段は気づかない感覚が呼び覚まされることもあるでしょう。そして改めてコミュニケーションを取ることの大切さ、人の温もりも感じられるはずです。

テーマによって、体験できる内容も変化

プログラムは季節ごとに開催され、「ぼくたちの夏休み」、「真っ暗の中で読書の秋」、「春を呼ぶ音」など、毎回異なるテーマで実施されています。一度体験していても参加するたびに新しい発見があるという参加者もいて、リピーターが多いのも特長です。
パネルや本などが置かれたコーナー
会場には「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」について書かれたパネルや本などが置かれたコーナーもあるので、こちらもチェックしてみてください。目を使わないから見えてくること、視覚以外の感覚を研ぎ澄ませて見えてくる世界、ぜひ一度体験してみてください!

スマートポイント

  • もしかして胎内にいた頃以来かも? 唯一無二の、純正の暗闇の世界が体験できます。
  • 小学生以上なら参加可能(※小学生は要保護者同伴)なので、親子で一緒に参加することもできます。子どもは順応性が高く、暗闇になれるのも早い!
  • 毎回テーマが異なり、参加する人も違うので、ひとつとして同じ雰囲気の体験はなく、何度参加しても新鮮な発見があります。一人で参加する人も多いのでお気軽に。

ライターのおすすめ

日本で2カ所しかない、純度100%の暗闇が体験できる場所。一度行けば必ず誰かに勧めたくなるくらい感動の体験が待っています!

江角悠子

広島出身。主に京都関連のガイドブックで記事を執筆するフリーライター。大好きな京都を思い入れたっぷりに紹介します。

スポット詳細

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