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お土産お土産

2016.07.28

江戸創業の鳩居堂で見つける
伝統文化の香り漂う和アイテム

writer : 江角悠子

昔の風景

写真提供:鳩居堂

創業は、江戸時代の寛文3(1663)年。現在の地と同じ、京都寺町にある本能寺門前に、漢方などを取り扱う薬種商のお店として始まったのが「鳩居堂」です。
趣のある建物
現在、店内には季節ごとに入れ替わるハガキや便箋のほか、書画用品、和紙小物などが並び、和文具が一通り揃う文具店として有名です。…が、実は元々扱っていた薬種の原料が「香」と共通するところから、江戸期にはすでに薫香・線香の製造をはじめ、現在もオリジナルのお線香やお香が豊富に揃うお店でもあります。その歴史350余年、地元・京都の人々に愛されてきたお店で、とっておきの京土産さがしをしてみませんか。

集めたくなる! 季節ごとにデザインが変わる絵ハガキ

たくさんの商品 
店内に入ると、ふわりとお香のかおり。京都らしさ漂う店内でまず目に留まるのが、サイズやデザインも多彩な絵ハガキコーナーです。
和風小物
京都ならではの神社仏閣や祭を描いたものは、旅の記念にもぴったり。
ハガキ、便箋
中でも人気は、美しく精緻なシルクスクリーン刷りで仕上げた絵ハガキ。季節のお花や風物詩を描いたものからは、日本の美しい四季が色濃く感じられます。家に持ち帰れば、旅した季節の思い出まで閉じ込めてくれるよう。店頭に並ぶのはその季節のデザインものだけなので、訪れる季節によって、また新しい絵柄と出合えるのも楽しみ(ちなみに、シルク刷に限りすべての絵柄を見てみたいという人には、「鳩居堂のはがき花暦」という本も出ています)。ハガキは自宅用だけではなく、旅先から友人に送ってもステキ。

店舗中央のお香コーナーもお見逃しなく

季節の商品
沈香や白檀といった昔ながらの和の香りから、グレープフルーツやローズといったモダンな香りまで揃い、今も店舗の向かいにある工房で作ったものが店頭に並びます。
人気の商品
香コーナーで昨年から登場して人気なのが、季節限定の「蚊よけ匂袋」。御守りをイメージした袋に、忌虫効果のある除虫菊やユーカリの精油など、天然香料だけが入った匂袋は、蚊よけ効果はもちろん、爽やかな香りもポイントで、夏の必携アイテムになりそう。
また、お香や線香のほか、本格的に聞香が楽しめる香炉や香木、香道具などもスタンバイ。店内奥へ進むほど、より深く日本の文化が感じられるアイテムが揃っています。

京都らしさが詰まったオリジナルアイテム

大学ノート
文具好きならずともチェックしておきたい、京都らしいアイテムがこちら。日本で最初にノーベル賞を受賞した湯川秀樹も当時使っていたという大学ノートの復刻版「KYUKYODO’S NOTE BOOK」(600円+税)は、通常のA5版より幅広で、万年筆での筆記を想定した、滑らかな書き味と少し厚みのある紙質が特長。この手触り、使い心地の良さはぜひ一度手に取ってもらいたい!
おけいこバック
こちらは、帆布鞄で有名な、京都の一澤信三郎帆布とコラボレーションして作られた「おけいこバッグ」(7,600円+税)。軽くて使い勝手のいいサイズ、シンプルなデザインで、女性のみならず、男性にも好評だそう。
和文具だけに限らず、実に多彩なアイテムが揃う鳩居堂。商品を通して日本の伝統文化が感じられるのも、老舗ならではの奥深さ。京都らしさにどっぷり漬かりながら、じっくり自分好みのお土産を探してみてはいかが。

スマートポイント

  • 京都市地下鉄「京都市役所前」駅5番出口を出て徒歩30秒ほどとアクセスしやすく、京都随一の繁華街、四条河原町も徒歩圏内。ショッピングにも観光にも便利な立地。
  • 店頭入ってすぐのコーナーは、夏は扇子、冬は年賀状として贈りたいハガキなど、特に季節を感じられる品揃えになっています。多彩なアイテムから、その時々の日本の美しい四季を感じてみては。
  • 可愛いだけじゃない、粋なデザイン、シンプルなデザインの商品や、価格もお手頃価格から、値打ちのある上質のものまで――老若男女問わず、思わずほしくなるアイテムが見つかる一軒。

ライターのおすすめ

絵はがきの豊富さは目を見張るほどで、デザイン性の高さも魅力。1枚1枚、アート作品を見るような感覚で眺めたくなります。気に入ったハガキはインテリアとして飾っても◎。海外の方への贈り物探しにもオススメ。

江角悠子

広島出身。主に京都関連のガイドブックで記事を執筆するフリーライター。大好きな京都を思い入れたっぷりに紹介します。

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