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グルメグルメ

2016.01.12

道頓堀の老舗「はり重」で
洋食や鍋料理を堪能

writer : 松田きこ


松竹座の西隣り、道頓堀と御堂筋の角地に建つ和風な建物が「はり重」。
1階は精肉店、洋食グリル、カレーショップ(カレーライスと定食)で、2階と3階は日本料理の座敷になっている。はり重の歴史は古く、戦前までさかのぼる。1919(大正8)年、牛肉専門店からスタートし、今の場所に移転したのは1948(昭和23)年。この時に洋食も始め、いくつもあった近隣の劇場に出演するスターたちがたくさん訪れる人気店となった。

松竹座側にあるはり重グリルの入り口。

「はり重グリル」で老舗の洋食を


洋食レストラン「はり重グリル」のレトロモダンな店内。一人で利用する地元の人も多いので、気軽に入れる。

すっとナイフが入るビーフソテーに、カラッと揚がったエビフライがメインのランチA(2,052円)。コーンスープ、パンかライス、コーヒーか紅茶がセットになった人気のメニューだ。

抜群の味はさすが老舗、はり重の名物「すき焼き」


はり重本店の日本料理は、この入り口から。

暖簾をくぐると「いらっしゃいませ」と下足番さんが迎えてくれる。靴を脱いで階段を上がると、お座敷がいくつもある和の空間だ。

代表的な料理、すき焼き(夜7,560円~)は黒毛和牛の肉をジュッと焼いて、特製の割り下で味を付け、新鮮な溶き卵にくぐらせて口に運ぶと、甘辛い味とともにとろけるような肉の旨みがあふれてくる。はり重ならではの上質な味と空間はとっておきのディナーにピッタリだ。ランチは人気があるので予約してから行くのがベスト。(ランチのすき焼き4,860円)

お肉屋さんとして利用するのもOK


きびきびと動く店員さんの姿が印象的な、はり重の原点である精肉店。産地にはこだわらないが、国産のブランド牛だけを扱う安心感から、特別な時の牛肉は「はり重」を選ぶ人は多い。すき焼き肉やステーキ肉はもちろん、リーズナブルな切り落とし肉もあって全国から買い物にやってくる。

素材がいいから味は抜群!肉屋の佃煮とコールビーフ



お土産に選ぶなら、牛肉の佃煮やコールビーフがおすすめだ。素材の良さに加えて、長年培った技術で「さすがは道頓堀のはり重」と言ってもらえるに違いない。
かつてこの道頓堀界隈は芝居小屋が建ち並び、近くには料亭がたくさんあり、芸者や旦那衆が芸事を大切にしていた。店の雰囲気や調度類に、古きよき文化を今も大切にしている居心地のよさを感じる。

スマートポイント

  • はり重グリルのレトロな空間で食べる正統派の洋食は、手軽な旅のランチにぴったり。幕の内やすき焼き鍋など、洋食以外のメニューも豊富。2名から予約可。
  • 日本料理はすき焼きの他にしゃぶしゃぶやバター焼きがあり、4名から予約可。ゆっくりとディナーで高級な黒毛和牛を堪能したい。
  • 手間をかけて作るコールビーフ(ローストビーフ)や佃煮の味は絶品で、贈答にも喜ばれる。料理は、和食以外はテイクアウトもできる。

ライターのおすすめ

伝統が伝わる外観と上品な店内。古くから歌舞伎役者や芸人さんといった食通が通う店だけにその味は絶品。洋食、日本料理ともに、特別な肉料理を食べるなら「はり重」だ。

松田きこ

おいしいものを食べるのも作るのも大好き、お酒はもっと好き。取材の旅先で酒蔵や温泉を訪ねるのが趣味です。

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