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グルメグルメ

2016.01.21

創業60年以上の老舗居酒屋
笑顔と泡盛に出合える、小桜

writer : 長嶺陽子

沖縄に到着したなら、まずはくいっとオリオンビールで喉を潤し、泡盛を味わいながら沖縄ならではのつまみに舌鼓を打ちたい……というのは、お酒マニアでなくても憧れるシチュエーション。そんな時に打ってつけの居酒屋が那覇にあります。
小桜看板
那覇の中心、賑わう国際通りからちょっとだけ路地のほうへ入った場所にある「小桜」。1階はカウンター席だけのこぢんまりした造りですが、一人旅やカップルなど、少人数でお酒を味わうにはちょうど良い雰囲気です。常連客やリピーターの多い老舗居酒屋は訪れるたびに「ただいま」といいたくなるような、温かな空気で迎えてくれます。
店内

家族で切り盛りして、なんと創業60年以上

小桜はなんと創業60年以上。先々代の中山重則さんが一家そろって徳之島から沖縄へ移住し、小さな割烹料理屋を構えたのが1955年のこと。以来、家族で支え合いながら、ずっとお店を続けています。移り変わりの激しい那覇の中心地でこれほど長く居酒屋を続けているところは、他にはなかなかないのではないでしょうか。今、中心になってお店を切り盛りしているのは3代目の中山亮さん。まだ若い亮さんですが、カウンターに立つ姿はすっかり馴染んでいて、お客さんとの話も弾みます。
3代目の中山亮さん

泡盛に合う沖縄素材の料理がいろいろ

泡盛に合う沖縄ならではのつまみが厳選されつつ充実しているのも小桜の魅力。亮さんおすすめの料理は、「ミミガーの和え物」(550円/ハーフサイズ300円)。ミミガーは豚の耳の皮。コリコリした食感とさっぱりした味付けで箸が進みます。
ミミガーの和え物
続いて、「塩ナンコツソーキ」(750円/ハーフサイズ400円)。とろりと軟らかく煮込まれたソーキ(豚のアバラ肉)は醬油で味つけされることが多いですが、小桜ではほど良い塩味で豚の脂の旨みが引き立つ仕上がり。レタスとの相性も抜群。コラーゲンたっぷりで肌にも良さそう。
塩ナンコツソーキ
そして、人気の一品が「みそピー」。揚げたピーナツを奄美産の粒みそで和えてあり、香ばしさと甘みが泡盛にぴったり。粒みそは徳之島出身の一家にとって家庭の味だそう。素朴な旨みでお酒が進みます。
みそピー
この他にも島豆腐の料理やシンプルなソーメンチャンプルーなど、小桜には人気の定番料理がいくつもあります。
メニュー

泡盛は手ごろな値段で飲み比べも楽しめる

小桜では沖縄県内43種類の泡盛が、ショット(50ml)300円、半合(90ml)400円、一合(180ml)800円という手ごろな値段で、いろいろな泡盛を飲み比べて楽しむこともできます。
泡盛飲み比べ
カウンター席の後ろにずらりと並んだ泡盛の一升瓶のラベルを見ながら、どれを飲もうかと悩むのも楽しいひと時です。
泡盛の一升瓶

歴史が刻まれた、たくさんの笑顔の写真

小桜の店内をぐるりと見渡すと、目につくのは数え切れないほどのお客さんの写真。たくさんの笑顔に歴史が刻まれています。
お客さんの写真
「お客さんの写真は20年ぐらい前からずっと撮ってるかな。店は続けるとおもしろいよ。30年、40年続けても感じられなかったことが、60年続けて初めてわかることもある。若い時から来てくれたお客さんの子どもや孫がお酒を飲める年ごろになって、一緒に来てくれることもあるからね」と話してくれたのは2代目の中山孝一さん。今は2代目と3代目が一緒にお店に立つことも多いのだそうです。お店の歴史と那覇の歴史、いろいろな話は尽きません。
2代目の中山孝一さん
一度このお店を訪れてゆっくりお酒と料理を楽しんだら、きっとまた、「ただいま」という気持ちで訪れたくなる。小桜はそんな居酒屋です。
外観

スマートポイント

  • 料理はハーフサイズで頼めるものも多いので、女性一人でも楽しめます。
  • 2階席には16名まで利用できる座敷席があるので、グループでの利用も可能です。
  • 国際通りからすぐ近く。お土産を買う途中でも、訪れやすい場所にあります。

ライターのおすすめ

リピーターが多く、アットホームな雰囲気。毎年、お店が企画するビーチパーティなどのイベントもありますよ。

長嶺陽子

東京の出版社を経て沖縄へ移住し10年。那覇市久茂地にて夫とともに泡盛居酒屋「カラカラとちぶぐゎ~」を営む。

スポット詳細

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