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観光観光

2015.11.04

[下地島]日本でも珍しい池
通り池でのんびりお散歩観光

writer : ほりかわくみ

宮古島から伊良部大橋を渡り、車で約15分。

伊良部島の隣に位置する下地島に通り池という観光スポットがあります。

ここはその昔、鍾乳洞だったところが雨や波の浸食で天井部分が落ちたことによりできた池といわれています。
通り池にある遊歩道
遊歩道が整備されており、お散歩しながら観光するのに最適なのでドライブがてら、ぜひとも立ち寄ってほしいスポットです。

観光スポットとして人気があります

宮古島から伊良部大橋を渡り、しばらく走ると水路が見えてきます。

水路には距離の短い橋がかかっていますがこの橋が下地島への玄関口となります。
下地島への玄関口となる橋
橋を渡り下地島へと入り、外周道路を5キロほど進んでいくとこのような大きな石の案内板があります。
大きな石の案内板
ここが通り池の入り口です。

ここを曲がり、しばらく進むと駐車場が出てきます。

伊良部大橋が開通した事もあり、島を訪れる観光客も増えこの日もたくさんのレンタカーで賑わっていました。
駐車場
観光バスの出入りもあるので駐車する際は、くれぐれも気をつけてください。

トイレも整備されていて小さな露天もいくつかお店を出していました。

ここに車を止めて池へと歩いて向かいます。

緑に囲まれた遊歩道

池までの道中は緑に囲まれた散歩道になっています。
駐車場から池までの散歩道
散歩道を歩いていると鳥のさえずりが聞こえたり、南国の蝶が辺りを舞い、道中を楽しませてくれます。

緑のトンネルとまではいきませんが沖縄の海岸線でよく見ることができるアダンの木々が遊歩道から手の届く距離に生い茂り、緑の気持ちよい香りが漂っているので、まるでトンネルの中を歩いているようなそんな気分になります。

ぽっかり開いた穴の中に突然池が現れます

そんな緑に囲まれた散歩道を抜けると岩の中にぽっかりと開いた2つの穴が姿を現します。

これが通り池です。
海側の池
海側の池に
陸側の池
陸側の池。

一見それぞれが独立している池に見えますが池の間にはトンネルがあり、つながっています。

そしてなんと海側の池は海ともつながっています。

ここは沖縄の中でもダイビングスポットとして有名でダイバーに人気があり、海から入って来たダイバーが姿を現す時もあります。
池を見渡すことができる東屋
池の周りは琉球石灰岩のゴツゴツとした岩盤があらわになっており危険なので、近寄ることは難しくなっています。

池を見渡すことができる東屋があるのでそこから池の様子を見たり、写真撮影をしましょう。

テーブルとベンチがあるので歩き疲れた時に休憩するのも良いと思います。

実はもう1つ池があるのですが・・・

通り池の奥にはもう1つ「鍋底」と呼ばれている池があります。

遊歩道があるので歩いて行けそうに見えますが数年前の台風で壊れたままの状態で行き止まりになっており、現在は行くことができません。
台風で壊れたままの遊歩道。
以前は台風が来て壊れても、補修されていたのですが台風で頻繁に壊れるので、いつの間にか補修されなくなったとか。

それだけ沖縄や島を襲う大きな台風が多いということがわかります。

鍋底の池は規模は小さいものの、潮の満ち引きによる、水位の変化を見ることができ見応えがあったのですが、今は行けなくなっているので非常に残念です。

いつかまた補修されて行ける日を楽しみにしたいと思います。

誰でも気軽に訪れることができる優しい観光スポットです

このような地形の池は全国でも稀で、2006年7月28日には国の名勝及び天然記念物に指定されました。

池は海から繋がっていることもあり、運が良ければ大きい魚が泳いでいる所なども見ることができるそうです。
紺碧の海の水平線を眺める
周りは遮るものがないので、紺碧の海の水平線を眺めることもできます。

遊歩道は、なだらかな坂道で階段などもありません。お年を召された方や小さなお子様連れでもトータルで30分ほどあればゆっくり見てまわることができると思います。

伊良部島、下地島へ訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

スマートポイント

  • 日差しを遮るものがないので、暑さ対策に日傘や帽子は必須です
  • オヤツや飲み物を持って行って、東屋でのんびり休憩するのもオススメ
  • 遊歩道は狭いので行き交う人とぶつからないように譲り合って歩きましょう

ライターのおすすめ

ダイビングのライセンスを持っているなら通り池でのダイビンもおすすめ。海から池へと繋がるトンネルや池の中からの景色も見応えがあります。ダイビングをする際は島にあるダイビングショップを利用してください。

ほりかわくみ

初めての訪問時に魅了され、そのまま宮古島に移住し十数年が経過。趣味の写真を活かし島の良さを最大限に伝える。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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