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観光観光

2016.09.13

迫力のSL蒸気機関車がお出迎え
東武博物館で電車の魅力を満喫

writer : 高田 洋子

東武博物館入り口
東京スカイツリーのある「押上」駅から、東武スカイツリーラインで二駅。「東向島」駅に隣接する東武博物館。東武博物館では実際に利用していた実物車両と間近で触れ合うことができ、電車の仕組みが学べるだけでなく、シミュレータで電車の運転を体感することも。高架下にある施設のため、真上を走る車両を観察することもできますよ。雨でも安心、子連れファミリーの家族旅行にぴったりのスポットです♪

汽笛にびっくり!大迫力の蒸気機関車

入口を入ると巨大な蒸気機関車が展示してあります。東武鉄道開業当時、明治31年に英国から輸入された「B1形5号」です。当時のままに復元されたダイナミックな車体は、1日4回、汽笛を鳴らし車輪を動かすSLショーで来館者を楽しませてくれます。
SLショー

大正ロマンを彷彿させる、東武で初めての木造電車

SL蒸気機関車のお隣は、赤茶色のボディが美しい木製の車体。東武鉄道の電化に伴い大正13年に製造された木造電車「デハ1形5号」です。磨き上げられ輝く車内に、青いベルベットの座席。白熱灯の温かみある光はムード満点。ロマンチックな雰囲気に家族旅行ということを忘れてしまいそうになりますよ。
デハ1形5号

今も現役で大活躍、日光へ行くなら「特急スペーシア」

東京と日光・鬼怒川方面へ出かける際に乗車するのが特急スペーシア。展示中の車両モデルはコンパートメントルーム(個室)車両を体験することができます。「次の家族旅行は・・・」と、弾む会話が、順番待ちの間に聞こえてきました。スペーシアの外観から個室内を撮影すると、旅行気分がグッと盛り上がります。
展示中の車両モデル

ボクも私も運転士。安全運転で出発進行!

子連れに一番人気のアトラクションは電車のシミュレーション。実物の車両に使用されているマスコン(マスターコントローラー)を操縦し、フルハイビジョン映像で電車の運転を体験できます。「すごっ! はやっ!」の声に速度計を見ると時速100キロのスピードです。大きな車体を停車位置に正確に止めることができるかな?小学生の男の子に聞いたところ、「ギアが何段階もあり、スピードのコントロールが難しかった」そうです。5分間の運転士体験。楽しんでみてください♪
電車のシミュレーション

関東平野を走り抜ける 東武の大ジオラマは必見!

東武鉄道が運行している関東平野のジオラマに、120両もの模型電車が縦横無尽に走行します。1日5回のパノラマショーは、立ち見客が出るほど。また実物の運転台を自分で操作し模型電車を動かすことができる(100円)ので、小さなお子さんに人気です。
関東平野のジオラマ

電車だけじゃない。バスもロープーウェイも東武です。

東武鉄道は、鉄道事業のほか路線バスも運行していました。ガソリン車として昭和40年代初めまで東京を軸とした都市間輸送で活躍したバスを展示。また、日光にある華厳の滝や中禅寺湖を一望するロープーウェイ事業にも携わっていたため、ゴンドラの展示もあります。
ゴンドラの展示

目の前を走り抜ける電車! 轟音や振動は迫力満点

東武スカイツリーラインの高架下にある東武博物館。ホールとの連絡通路部分が、ちょうど東向島駅の線路の高さなので、窓からホームを眺めたり、レールや電車の台車部分の観察も。特急スペーシアが通り抜ける時の轟音や窓を揺らすほどの振動は、大迫力! ぜひ体験してほしいコーナーです。
目の前を走り抜ける電車

スマートポイント

  • カフェの併設がなく2階休憩コーナーで飲食ができます。インフォメーションで再入館券をもらうと再入館できるので、外に買い出しに行くことも可能。子どもの気分転換で気兼ねなく外に連れ出し戻ってこれるので、子連れママも安心です。
  • 電車シミュレータは、指導員さんが優しく指導してくれ、元運転士さんも! 実際の運転士さんも博物館内にあるシミュレータとほぼ同じものを利用し訓練するそうで、電車や東武の豆知識をたくさんお話してくれますよ!
  • 乗車体験できる「デラックスロマンスカー」や「日光軌道」は自然光が車内を照らし、現役車両に乗車しているみたい!と思っていたら、車両は博物館の屋外に設置。旅気分を味わえるので乗車率は高めです。

ライターのおすすめ

バスのシュミレータもありました。山と町のコースを選び、本物のバスの運転席で体験できます。最後に、運転テクニックに応じた点数が出てきます。かなり減点されて満点には程遠く…大人の皆さん、お試しください。

高田 洋子

ライター、歯科衛生士。みなさんのお口の健康を守って20年。いつの間にやらライターに。日々子育て奮闘中。JAZZとコーヒーをこよなく愛す道産子です。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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