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観光観光

2016.10.16

北方の厳しい自然に抱かれた
美しき「地の涯」知床の山々

writer : 藤本誠一郎

北海道知床半島。その中央部には奥深い原生林に覆われた知床火山群の個性的で美しい山々が連なっています。知床岬より、知床岳、硫黄山から羅臼岳(らうすだけ)の通称知床連山、知床横断道路をはさんで、知西別岳(ちにしべつだけ)、遠音別岳(おんねべつだけ)、海別岳(うなべつだけ)、そして半島の付け根に位置する斜里岳(しゃりだけ)へと続く1,500m級の山々。
知床火山群の山々
それぞれに千島の山をも彷彿とさせる北方的風貌の個性的な山の姿。登山はもちろん、四季折々に魅力あふれる山の眺望を楽しめるビューポイントや観光スポットを巡る旅に出かけてみませんか!
北方的風貌の山

オホーツクならではの景観!海から見ても美しい知床連山

知床半島の中央をゴツゴツとした背骨のように貫く知床連山。遠く網走方面からは、オホーツク海越しにその全貌を見渡すことができ、知床連山がそのまま知床半島を形づくっているのがわかります。
知床連山
知床連山を近くで見るなら、斜里町ウトロから、知床五湖、カムイワッカ湯の滝方面へと向かう道道知床公園線がオススメ! 行く手に迫力ある山々を仰ぎ見ながらドライブが楽しめるルートです。
道道知床公園線
人気の観光地である知床五湖は、知床連山の展望台ともいえる場所。風のない晴天時には湖面に映る山がため息が出るような美しさ! 高架遊歩道からも、眼前に広がる雄大な知床連山をさえぎるもののない大展望で楽しめますよ。
知床五湖
高架遊歩道
オホーツク海に突き出した知床半島では、観光船(知床観光船おーろら、カムイワッカクルーザーなど)もオススメ! 海の上から断崖の海岸の上にそびえる雄大な知床の山々の眺めは実に爽快です!
断崖の海岸の上にそびえる知床の山々 

知床連山の名峰! 登山者にも人気の羅臼岳と硫黄山

羅臼岳は、日本百名山にも選ばれている知床半島の最高峰で、標高は1,661メートル。成層火山上部に鐘状火山をのせたような独特な形をしていて、夏まで残る長い雪渓や頂上付近には岩場もあり、登山者にも人気の山です。ウトロの岩尾別や羅臼から登山道があります。
羅臼岳
ウトロと羅臼を結ぶ知床横断道路は、原生林のなか、しだいに近づいてくる羅臼岳の姿を楽しめる快適な山岳ドライブルート。知床峠から眺める羅臼岳は圧巻の迫力! 登山好きでなくても、思わず登ってみたくなることでしょう。
知床横断道路  
羅臼岳の北東側、鋭い山頂が目を引く山は、活火山の知床硫黄山。知床固有種のシレトコスミレが咲く山として知られ、麓には有名なカムイワッカの滝があります。羅臼岳から三峰岳、サシルイ岳、オチカバケ岳を経て硫黄山までの縦走路も登山者に人気です。
知床硫黄山

登山道もない原始郷の山々!スキー場も魅力の海別岳

半島先端部、知床岬の近くにある知床岳は、深い原生林に覆われて人を寄せ付けない孤高の山。登山道もありません。観光船に乗って海上から眺めるだけのロマンあふれる、文字どおり最果ての原始郷の山なのです。
知床岳
知床横断道路の南西側、麓に羅臼湖をたたえた知西別岳や遠音別岳も、奥深い山で登山道はなく、遠くからの眺めを楽しむ山といえるでしょう。遠音別岳の頂上付近は、独特の鋭い山容で異彩を放つ姿の山です。
遠音別岳
さらに斜里町寄りにあるのは、比較的なだらかな優しい山容の海別岳。夏の登山道はありませんが、山スキーなどの冬山登山は人気の不思議な山。麓には海別スキー場があります。
海別岳
ここは小さなスキー場ですが、オホーツク海が目の前! 2月頃には、なんと眼下に広がる流氷を見ながら滑ることのできるのです!
スキー場 

天をつく鋭い山頂、優美な裾野広がる斜里岳

知床のもう一つの日本百名山である斜里岳は、知床半島の付け根に位置する、独立峰的な鋭い山頂と広い裾野が美しい山です。標高は1,547メートル。地元では、鋭い山頂を持つ男性的な斜里岳を雄山、優しい山容の海別岳を雌山と呼んで親しんでいます。登山も人気で斜里町と清里町から登山道があります。
斜里岳
斜里町や清里町だけでなく周辺の市町村でも、さまざまな観光ポスターなどにも登場する斜里岳。周辺は広大な平野や丘陵地帯なので、美しい山容が引き立って絵になる絶景ポイントがたくさん! あなただけのお気に入りの場所を見つけてみては?
斜里岳絶景ポイント
網走方面から知床へと向かう道中では、知床の山々はランドマーク的存在。斜里岳や知床連山が徐々に近づいてくるその姿には、きっと期待と感動を覚えることでしょう。美しき「地の涯」知床の山々を満喫する旅に、ぜひ訪れてみませんか。
ランドマーク的存在の知床の山々 

スマートポイント

  • 知床の山はどこもヒグマ生息エリア。登山道はもちろんのこと、滝や湖などの観光地のハイキングコースなどでも、山や森の中では注意が必要。自然センターなどでヒグマ出没の最新情報を確認してから行動しましょう。
  • 厳しい自然環境の知床半島では、知床横断道路の知床峠を境に、東と西で天気や気温が急激に変わることも珍しくありません。真夏でもウィンドブレーカーなどの防風、防寒着をお忘れなく!
  • 知床の山々は遠景も魅力的。知床半島から遠く離れた、濤沸湖(とうふつこ)や小清水原生花園、網走市の天都山(てんとざん)や能取岬(のとろみさき)からも、四季折々に美しいオホーツク海越しの知床連山の絶景を楽しめますよ!

ライターのおすすめ

女満別空港や網走方面から知床へ向かうルートは、知床の山岳風景を楽しみたいなら、海沿いの国道ではなく、網走の感動の径から斜網広域農道を通る内陸ルートの方が、交通量も少なく絶景が続く道でオススメです!

藤本誠一郎

網走在住のグラフィックデザイナー。道東オホーツクから、とっておきの観光スポット情報をお届けいたします!

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