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観光観光

2017.07.21

「川と森しかない」贅沢な時間
秘湯に憩うラビスタ阿寒川

writer : 石渡裕美

道東らしく豊かな自然に包まれた阿寒湖温泉。その中心部を離れて「神々が集う」と言われる静かな森の奥、清らかな流れをたたえる阿寒川のすぐ横に、時を忘れて心からくつろげる極上のホテルがあります。聞こえる音は川のせせらぎと野鳥の鳴き声だけ。「川と森しかない」手つかずの自然のなか、自噴の天然温泉で心を癒やし、地元食材をふんだんに使った目にも美しい料理が楽しめます。
豊かな自然に包まれた阿寒湖温泉
清らかな流れをたたえる阿寒川のすぐ横

手つかずの自然を傷つけない、自噴の温泉

札幌から道東自動車道経由で約4時間半。たんちょう釧路空港からは約1時間、女満別空港からなら1時間半とアクセスも良好! 阿寒湖温泉街からまりも国道を釧路方面に向かって車で約7分ほどの森の奥、阿寒川のほとりの大自然に溶け込むように立つのが2015年にオープンしたラビスタ阿寒川です。
ラビスタ阿寒川
すべてにおいて上質な設えのこのホテル、周囲を取り囲む美しい自然を傷つけずに生かす気配りがあちこちになされています。例えば温泉も、地下を掘削して噴出させるのではなく、敷地内に自噴する湯を集めて使用しています。
敷地内に自噴する湯を集めて使用している温泉
大浴場の露天風呂の横、手が届きそうなほど間近に流れるのは阿寒川。時の流れとともに光の当たり方が変わり表情を変えていく川面は、時を忘れて見入る美しさです。せせらぎの音にも心が癒されます。野鳥やエゾシカたちも挨拶に来てくれるんですって。
大浴場の露天風呂

豊かな自然に包まれた開放感あふれる温泉で疲れを癒やす

貸切風呂は3室。予約不要・無料で、入り口のサインで空きを確認し、空いていれば滞在中何度でも入れます。レンガ造りの「星の湯」、檜風呂の「月の湯」、陶器風呂の「風の湯」とそれぞれ雰囲気が違うので、全部入ってみたくなりますね。大きな窓は開閉できるので、外の澄んだ空気を思いっきり吸い込んで露天風呂のように心地よい入浴ができますよ。
檜風呂の「月の湯」
無色透明の単純温泉
無色透明の単純温泉で体がよく温まり、打ち身や関節痛などに効果的だと言われています。もちろん疲労回復効果も抜群で、日ごろの疲れはいっぺんにどこかへ吹き飛んでしまいます。湯上りに、夜はアイスキャンディー、朝は北海道限定の乳酸菌ドリンク・カツゲンのサービスがあるのもうれしい気遣いですね。

客室のなかにも木の温もりいっぱい。眺望抜群の温泉も

客室にもすべてヒノキ造りの天然温泉がついています。川側客室では渓流の音を聞きながら、森側客室では深い森の景色を眺めながら、好きな時間に心ゆくまで湯浴みが楽しめます。ワンタッチのボタンで入浴のたびに湯を張るシステムで、お湯はいつだって新鮮そのもの。なんて贅沢なんでしょう!
客室にもヒノキ造りの天然温泉
窓に面して置かれたベンチ
窓に面して置かれたベンチは座り心地よく、木のぬくもりあふれるオーダーメイド。窓を開ければ川の流れと野鳥の声だけが響き、日常を遠く離れた特別な時間がゆっくりと流れていきます。
窓を外には川の流れと野鳥の声だけが響く

北海道食材もたっぷり、贅をつくした食事に舌鼓

食事は美しい阿寒川を望むレストランで。夕食の内容は季節によって変わり、十勝牛や新鮮な魚介など、北海道ならではの素材をふんだんに使った季節感あふれる会席料理がいただけます。
名物のコタン鍋はホタテやカニなどで贅沢にだしを取ったブイヤベース仕立て。ターメリックで色付けしたオリジナルのスープで味も色も香りも「素晴らしい!」のひと言。魚介のコク、野菜の甘みが一体となった奥行きあるおいしさがふわっと広がります。ご飯とおかずによっては何種類かから選べるものがあるのも楽しみです。
季節感あふれる会席料理
デザート
朝食は洋食膳か和食膳かを選べます。さらに、洋食では香ばしいパンかサクサクのグラノーラかを選べ、和食ではイクラやイカ三升漬、黒豆納豆などの「ご飯のお供」を好きなだけ選べごはんも白飯かお粥かを選べるなど、自分流で楽しめるんですよ。
朝食(洋食膳)
朝食(和食膳)

阿寒川を眺めながら、日常を忘れた幸せ時間を味わって!

館内あちこちに阿寒川を眺められる休憩スペースも用意され、心からリラックスして過ごせる極上のラビスタ阿寒川。丁寧で思いやりあふれるスタッフの接客も「あずましい(=心地よさがしっとり心にしみわたる)」という北海道弁がぴったりです。ゆったりと流れる最高に贅沢な時間を楽しみに、この極上の宿を訪れてみませんか。
フロント
ゆったりしたロビー

スマートポイント

  • 4~10月(水曜運休)は阿寒湖温泉無料循環バス「まりも家族バス」がホテル前に停車するので便利。温泉街、阿寒湖アイヌコタン、遊覧船桟橋などに停まります。前日までの予約で阿寒湖バスターミナルまでの送迎もしてもらえます。
  • 貸切温泉の奥に屋外テラスがあり、爽やかな風に吹かれながら湯上りの体を冷ませます。ここにはよくエゾシカが遊びにくるんですって。喫煙もOKです。
  • 「集い処ウタル」では、午後6時~午後6時30分頃は「おしのぎ」として旬食材の軽食、午後10時30分~午後11時30分頃は夜鳴きそばの無料サービスがあります。小腹が空いた方はぜひ利用して!

ライターのおすすめ

ロビーでは24時間コーヒーのセルフサービスがあります。館内で使用する水はすべて近くで湧く泉から引いたもので、安心して飲める天然のミネラルウォーター。コーヒーのおいしさもひと際です!

石渡裕美

東京下町から札幌に移住して早20年。北海道LOVE、特に日高・十勝・函館が大好きです。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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