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観光観光

2016.07.27

開業した北海道新幹線を見に
新函館北斗駅へ行ってみよう!

writer : 金子 美里

新幹線
2016年3月、ついに開業した北海道新幹線。東京と函館を約4時間で結ぶ、期待の新幹線です。札幌に延伸するまでの北の終着駅として、新設されたのが、この新函館北斗駅。
新函館北斗駅
地元の木材を使った駅舎には、上下線あわせて1日13本の新幹線が発着します。新幹線だけでなく、隣接するホームからは函館駅方面へ向かう、はこだてライナーなどの在来線にも乗れますよ。新幹線を眺めたり、お土産を買ったり、旅の情報を集めたり…。通過点としてだけでなく、駅観光も楽しんじゃおう!

地元の杉材を使用した駅舎は、清々しくて開放的

2016年3月26日、待ちに待った北海道新幹線が開業しました。それに合わせて北斗市に位置する新函館北斗駅も営業をスタート。畑や山々に囲まれた、のどかな景色の中に堂々と立つ駅舎は、大きなガラス窓と、グレーの外壁のコントラストがお洒落です。
駅内
駅案内所
駅のなかに入ると、高い天井と窓から見える外の景色で、開放的な気分に。比較的温暖な気候の道南は杉の北限になっていて、天井には地元産の杉の集成材が使用されています。爽やかな杉の木の香りが、ほっと心を癒してくれますよ。
ポプラ並木のようなデザイン
ほかにも、ガラス窓に添って立つ真っ白な柱が、北斗市にあるトラピスト修道院前のポプラ並木の枝ぶりをイメージして作られるなど、駅内は、地元の風土を感じさせるデザインになっています。

まずは、やっぱり新幹線! 車両の見どころ教えます!

鉄道マニアじゃなくても、新幹線の新しい車両には興味をそそられますよね。新函館北斗駅には、東北新幹線のE5系と、それをベースにデザインされた北海道新幹線のH5系という2種類の車両が発着します。
流線型のボディー
見るからにスピードが出そうな流線型のボディーは、常磐グリーンと飛雲ホワイトが基調になった爽やかな印象。

北海道と東北の車両には、大きな違いが二つあります。一つは、車体の中央に伸びる帯の色。E5系が鮮やかな「はやてピンク」(写真上)なのに対して、H5系はラベンダーやライラックの花を思わせる「彩花パープル」(写真下)が使われています。
はやてピンク
彩花パープル

もう一つの違いは、シンボルマークです。E5系は鋭く飛ぶハヤブサをモチーフに描かれていますが、H5系は、北海道の形とシロハヤブサを組み合わせたマークになっていますよ。車体を見ただけで、何系なのかが当てられたら、鉄道博士気分になれるかも。
ハヤブサモチーフ
シロハヤブサモチーフ

新幹線のベストショットを撮れるポイントは?

せっかく新幹線の駅に訪れたのなら、新しい車両を写真に収めませんか? 駅内や周辺には、新幹線の車両を眺めたり、撮影できるポイントがいくつかあります。
入ってくる新幹線
一番間近で見られるのは、もちろんホームです。入場券は170円。駅の改札口からだけでなく、はこだてライナーなどの在来線が発着するホームからも、新幹線のホームへ入場できちゃいます。車両の顔を撮影したいなら、一番南端がベストポジションですよ。
ベストポジション
駅に隣接する立体駐車場の3階も、意外なベスポジです。新幹線がホームへ出入りする様子を広く上から撮影したい人は、迷わずここへ。少々遠くからになりますが、タダで見られるお得感があります。

写真はいいからとりあえず新幹線を見たいという人は、2階にある改札前の自由通路からどうぞ。ガラス越しに、新幹線のホームを真上から見られますよ。
自由通路

観光情報もお土産もいっぱい! 駅内の施設を満喫

新幹線が見られるだけじゃなく、駅内には魅力ある施設がいろいろ。アンテナショップ「ほっとマルシェおがーる」には、道南や青森のお土産がそろっています。キモかわいさがウケている北斗市公認キャラ「ずーしーほっきー」のグッズもありますよ。
ほっとマルシェおがーる

2階のキオスクやBENTO CAFE 41°GARDEN(よんいちガーデン)では、地元食材をふんだんに使ったお弁当や、函館新幹線の駅弁などを手に入れられます。
Kiosk
BENTO CAFE 41° GARDEN

観光情報が集まる北斗市観光案内所やギャラリースペースもあるほか、ベンチに座って自由に休憩ができるフリースペースも充実しているので、ぼんやり外の景色を眺めたり、旅の計画を練ったりなど、思いのままに過ごせますよ。
北斗市観光案内所
フリースぺ―ス

駅のホーム
開業したばかりの、新函館北斗駅。周辺は新たな建物が建設されていて、どんどん変化しています。新幹線や駅内の施設だけでなく、次々と新しい「楽しい」がこれから増えていく、期待に満ちたスポットを訪ねてみませんか?

スマートポイント

  • 改札内の休憩室には、おむつ替えや授乳ができるベビー休憩室も備えられていて、赤ちゃん連れの観光に便利です。
  • 北斗市観光案内所には、道南だけでなく道内全域の観光パンフレットも用意。観光関係のチケットを販売したり、500円で1日荷物を預かってくれるサービスもあります。
  • 下りの新幹線が到着する12番ホームの向かいには、今後新幹線が伸びたときに使用される13番ホームが。まだレールも敷かれていないホームをのぞいて、札幌まで新幹線が走る日を想像するのも楽しいですよ。

ライターのおすすめ

新幹線のホームも新しくていいですが、個人的には在来線のノスタルジックなホームが好きです。新幹線の開業にともなって新函館北斗―函館間で運行が始まった「はこだてライナー」の車両も、なかなかかわいいです。

金子 美里

フリーランスライター。地元情報誌の編集として勤めたのち独立。現在は観光情報誌や旅行雑誌などに執筆。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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