* menu
閉じる

観光観光

2017.08.29

最北の自然を歩いて体感!
高山植物の宝庫、礼文島へ

writer : タカハシアキコ

北のさいはて、稚内から約60km西の日本海に浮かぶ礼文島。島内に咲く固有種や希少種のかれんな花々や、海と断崖のダイナミックな絶景を眺める岬など島内の自然を歩いて巡るトレイルコースが人気です。また、映画のロケ地になった北のカナリアパークや、最北のスコトン岬などの観光スポットをレンタカーや観光バスで回るのもアリ! 稚内からのフェリーは1日4便、あなたは日帰りで楽しむ? それとも1泊、2泊して礼文の自然と魚介グルメを思いきり満喫しちゃいましょうか!
島の植物

提供写真:礼文島観光協会

数百種類の貴重な植物が、海岸沿いにも咲く花の楽園

礼文島へのアクセスは、稚内とお隣の利尻島から香深フェリーターミナルまでハートランドフェリーが出ています。稚内港からは直行便で片道2時間弱の旅。フェリーターミナル向こうの丘の中腹に見える「歓迎 ようこそ礼文島へ」の看板が旅の気分を高めてくれます。
ターミナル
地図案内
礼文島は北緯47度の日本海に浮かぶ周囲約72km、南北約26kmの細長い島。寒流に乗ってくる冷たい空気と、北海道に生息するヒグマやキタキツネなどがいないことから、レブンアツモリソウやレブンキンバイソウといったこの地だけの貴重な固有種が守られています。また、北海道の大雪山系で見られるような数百種類の高山植物が平地でも自生している、まさに花の楽園。

花のシーズンは6月から8月で、ウニ漁もほぼ同じ時期に行われるため、この時期は観光ラッシュでにぎわいます。宿やレンタカーは早い者勝ちといってもいいほどなので、日程が決まったら予約はお早めに!

自然を愛でる七つのトレイルコース、どれにする?

礼文島の自然を楽しむなら、すがすがしい空気のなかで花や緑を満喫するトレイルコースの散策がおすすめ。フェリーターミナルの観光案内所では、簡単なマップももらえます。散策路には分かりやすい看板があるので、道に迷うこともありません。
散策路

提供写真:礼文島観光協会

礼文島観光協会おすすめのトレイルコースは七つで、一番人気は香深フェリーターミナル近くから、最南部の知床を目指す「桃岩展望台コース」。所要時間は4時間ほどです。アイヌ同士が戦った伝説を持つ、巨大な桃の形をした奇岩や、岬の先に浮かぶ猫岩を眺めたり、キンポウゲの仲間「レブンキンバイソウ」が咲く谷を通ったりと見どころもいっぱい。アップダウンを繰り返しながら知床でゴール。帰りは路線バスで、事前に時刻をチェックしておきましょう。
トレイルコース
トレイルコース2

礼文島ならではの観光スポットで思い出写真いっぱい!

最北のスコトン岬から、ゴロタ岬、澄海(すかい)岬を回る「岬めぐりコース」(スコトン岬~バス停のある浜中まで徒歩約5時間40分)や、キャンプ場もある久種湖(くしゅこ)の散策路を一周する「久種湖畔コース」(同60~90分)もおすすめ。近くには、ミズバショウの群生地や野鳥の観察舎もありますよ。
岬めぐりコース
湖
体力に自信のある人は、島をほぼ縦断する「8時間コース」にチャレンジしてみましょう! 歩くのが苦手という人は、レンタカーや観光バスで礼文島の見どころを回ってみませんか?
8時間コース
8時間コース2

提供写真:礼文島観光協会

断崖に囲まれた透明度の高い海が絶景の澄海岬、吉永小百合さん主演の映画で小学校校舎などのロケセットが残された「北のカナリアパーク」など、記念撮影に訪れたいスポットばかり。船泊(ふなどまり)のうにむき体験センターでは「ウニの殻むき体験」で自分が取り出したウニの試食もできちゃいます!

取れたてウニをほお張る幸せ、北の魚介類も食べ尽くせ!

5月上旬~9月中旬の漁期にぜひ食べたいのが、北の荒波のなか、昆布を食べて育った取れたてのウニ。味わいがあっさりとしたキタムラサキウニと、色がオレンジがかった濃厚なバフンウニの2種類がありますが、バフンウニは6~8月と漁期が短めです。
うに丼
この甘くて柔らかくクリーミーなウニ丼を食べられるお店のひとつが、フェリーターミナルから徒歩5分、香深漁協が経営する「海鮮処 かふか」。
海鮮処
お店からの景色
窓越しに見られる港と利尻富士の眺めもごちそうのひとつ。同じお店の炭焼処(すみやきどころ)では、名産のホッケを開いて味噌とネギをのせて焼く、ほっけのちゃんちゃん焼も人気です。ウニをお持ち帰りしたい人は、同じ建物の香深マリンストアで「蒸しうに」の缶詰をどうぞ。
蒸しウニ
近くには、漁協の海産物直売店「海鮮館」もあります。こちらも蒸しうにのほか、礼文の海産物や加工品がそろっています。
あつもん
マスコットキャラ「あつもん」のキーホルダーもキュート。アクセスはちょっと大変だけれど、そのぶん楽しみも満載の礼文島。自然が守られた北の楽園の魅力と味覚を、存分に味わってくださいね!

スマートポイント

  • 礼文島内のホテルや旅館、民宿などの宿泊施設は25軒ほど。多くはフェリーターミナルのある香深に集中していますが、北部の久種湖がある船泊などにもあります。通年営業とシーズン営業の宿があるので確認を。
  • トレイルコースは動きやすい服と靴で。飲み物も事前に用意、トイレの場所もマップでチェックしておきましょう。天候急変時の雨具やパーカーは必須。澄海岬など携帯の電波が届かないエリアも一部にあります。
  • 桃岩展望台コースを歩いた後、知床からもうひと頑張りして20分ほど足を延ばせば「北のカナリアパーク」にも行けます。6~8月はフェリーターミナルを結ぶ有料バスも出ているので、興味のある人はぜひ。

ライターのおすすめ

季節でクローズ、または営業時間が変わる観光スポットやお店が多いので事前チェックを。6~8月の観光シーズンは、宿やレンタカー、飲食店が混むので早めの予約が無難です。天候もあるので計画はフレキシブルに!

タカハシアキコ

北海道移住歴20年。亜熱帯の血を持つ寒がりライター。お手ごろで魅力的なモノやスポットを発掘すべく歩き回っています。

スポット詳細

北海道観光モデルコース

記事検索

ツアー検索

  • 観光プラン
  • スキープラン
0