* menu
閉じる

観光観光

2017.12.16

オホーツク流氷展望の特等席!
絶景広がる美しき冬の能取岬

writer : 藤本誠一郎

北海道東部、オホーツク海に突き出た断崖上に雄大に広がる能取(のとろ)岬。冬には遠くロシアからやって来る流氷に覆われ、見渡す限りの白い絶景の中に静かにたたずむ感動を味わえます。
能取岬
広大な岬の断崖絶壁上から俯瞰するオホーツク海の大パノラマをはじめ、岬へと続く絶景ロード「美岬(みさき)ライン」や、知る人ぞ知る断崖下に広がる氷瀑フィールドへのスノーシュートレッキングもオススメ。
流氷
冬のオホーツク、美しくも神秘的な流氷や氷瀑の白い世界を満喫できる絶景スポット、能取岬へ旅してみませんか。

アクセスは丘の上の絶景ルートも魅力の「美岬ライン」

能取岬は、オホーツク沿岸の街、網走市の中心部から北へ約10kmに位置しています。岬への公共交通機関はなく、アクセスはタクシーかレンタカーなどになりますが、道道網走公園線、別名「美岬ライン」という名の絶景ロードで、冬でも快適なドライブを楽しめます。
美岬ライン
美岬ラインは、網走市内から北へ、能取岬から能取湖へと続く交通量の少ない快適な道。美しい海岸線や静かな林間を走りますが、途中オススメなのは左手の丘の上へと続く道。登りきると、真っ白い丘を前景に流氷の海の向こうに遥か知床連山まで見渡す絵画のような絶景が広がります!
オホーツク海を望む
岬手前、しばらく続いた林間の道から突然視界が広がり、クライマックスは高台から広大な流氷広がる白いオホーツク海に向かって一直線に延びる、思わずヤッホーっと歓喜の声を出したくなるような感動的な道!やがて右手に印象的な白黒ストライプの能取岬灯台が見えると到着です。
真っ直ぐ伸びる道

広い大地と一面の流氷!白の絶景大パノラマ!

冬の能取岬の見どころはなんといっても流氷! 岬周辺は毎年1月下旬から2月上旬には遠くロシアのアムール河からやってくる真っ白い流氷に覆われます。駐車場から遊歩道が崖のそばまで続いているので、ガッチリと防寒着に身を包み、歩いていきましょう。
押し寄せる流氷
極寒のなか、高さ約60mもある断崖上から、眼下に押し寄せた流氷が水平線にまで果てしなく広がる白い景観の中に身を置くと、はるばるオホーツクの地まで来た実感が湧いてくることでしょう。
青と白の世界
晴れた日には、白い海と青い空のコントラストが見事!東方には一面の流氷の海の向こうに、高貴なまでに真っ白に雪化粧した知床連山を見渡す大パノラマにきっと感動しますよ!
青と白のコントラスト
また、この時期は広い流氷上に天然記念物のオオワシやオジロワシもよく飛んでいるので探してみて! 優雅な飛翔姿は王者の貫禄。運が良ければ流氷上のアザラシなども見つけられることも!
野生動物

広大な断崖上に異彩を放つ能取岬灯台とオホーツクの塔

断崖上に大地のように広がる能取岬で目を引くのは能取岬灯台。フランスの技師ヴェルニーの設計を受け継いで大正時代に建てられたもので、白黒のストライプの八角形のデザインがエキゾチックな印象の灯台です。
能取岬灯台
灯台を中心に断崖に沿って東西に遊歩道が続いています。遮るものもなく、強風で積もった雪も吹き飛んでしまうほど厳しい世界ですが、積雪が少ないので風の弱い日はのんびりと散策を楽しめます。
遊歩道を進む
灯台から知床方面の景観を楽しめる東側へ進むと、遠くにポツンと、白い岬の大地に異彩を放つ彫刻の塔が見えてきます。札幌の彫刻家、故本郷新氏の作品で、鮭と漁民のブロンズ像とコンクリート柱で構成された、その名も「オホーツクの塔」と呼ばれる網走のシンボルタワーです。
オホーツクの塔
広い崖上の遊歩道ですが、灯台周辺だけでなく、ぜひオホーツクの塔付近まで足を伸ばしてみましょう。ここまで来て灯台を振り返ると、やっとここが断崖上の岬なんだなと実感できる美しい景観に出合えますよ。
美しい景観
 

ドキドキ冒険フィールド!美岬氷瀑群トレッキング

冬の能取岬のもうひとつの見どころ、それは知る人ぞ知る断崖の下に広がる美岬氷瀑群! 地元ガイドツアーに参加して、氷瀑群フィールドへ、冒険心あふれるトレッキングを楽しみましょう!
トレッキング
元美岬キャンプ場入り口付近から林道跡を進みます。足下はふかふかの深雪。初心者でも安全で簡単なスノーシューを履いての楽しいトレッキングです! 雪が降り積もった冬の林間には明るい陽射しが差し込み、静かで素敵な空間を進みます。
静かな道
キャンプ場跡地から崖沿いの道を慎重に降りて行くと、そこは接岸した流氷が目前に広がるプライベートビーチのよう! 振り返れば、断崖のあちこちから流れる滝が青白く凍りついた、氷瀑群の美しい姿に圧倒されます!
断崖を見上げる
凍り付く滝
雄大な知床
魅惑の異空間へのスノーシュートレッキング。厳冬期の流氷接岸時期の能取岬だからこそ行けるオススメスポットです!

オホーツクの白い流氷、白く輝く氷瀑群、雄大なる知床連山の展望!厳冬期の北海道ならではの神秘的な絶景を思う存分味わえる能取岬へ、ぜひ訪れてみてくださいね!

スマートポイント

  • 能取岬を後に美岬ラインを能取湖方面へ向かうと海岸沿いの道となり、接岸した流氷を間近で見られます。美岬トンネルを抜けたすぐ右側の駐車帯にはぜひ立ち寄って!ここは美しい能取岬が展望できるオススメスポット!
  • 冬道運転ができる方には、自由度が高いレンタカーが便利ですが、市内もほぼ圧雪や凍結の路面なので運転には細心の注意が必要です。自信がない人は、網走流氷観光砕氷船おーろらや網走監獄などをめぐる観光バスを!
  • 能取岬は遊歩道も含めて遮るものがないので、防寒防風対策は万全に! 風を通さないダウンジャケットや、滑り止め機能の付いた冬靴や手袋、耳の付いた帽子などもあったほうがベター。

ライターのおすすめ

能取岬の流氷や氷瀑を楽しめるベストシーズンは2月。人気の網走流氷観光砕氷船おーろらをはじめ、流氷まつりなどのイベントや、網走湖畔の温泉やワカサギ釣りなども楽しめますよ!ガイドツアーや観光情報などは網走市観光協会で!

藤本誠一郎

網走在住のグラフィックデザイナー。道東オホーツクから、とっておきの観光スポット情報をお届けいたします!

スポット詳細

北海道観光モデルコース

記事検索

ツアー検索

  • 観光プラン
  • スキープラン
0