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お土産お土産

2016.12.16

人のぬくもりが伝わる和雑貨
木版印刷工房「竹笹堂」

writer : 並河智子

竹笹堂
四条通りから一本路地を入り、落ち着いた風情の町屋が連なる街並みのなかにある「竹笹堂」。「竹笹堂」を展開する「竹中木版」の創業は1891(明治24)年、京都で料亭や和菓子店の敷紙や掛け紙などを制作する工房として誕生しました。絵柄を彫った木の板を版にして、絵の具を紙の繊維に押し込むように摺って印刷する「木版印刷」を継承しています。
竹笹堂店内
もともとは摺師を生業とする工房でしたが、約15年前に現在のショップ兼工房を移転。一般のお客さんが、木版摺り商品を直接手にとることができるようになりました。築100年ほどの町屋を活かした雰囲気ある店内には、木版摺りの紙製品のほか、布小物などオリジナルの商品が並びます。

そっと手で撫でたくなるブックカバー

ブックカバー
中でも人気なのは、およそ90種類の絵柄があるブックカバー(864円~)です。「ねこ」「都桜」「しろつめ」「だるま」など、季節の風景や動植物をテーマにしています。絵師が下絵を書いて、彫師が版を彫り、摺り師が摺る、という全ての工程を竹笹堂で行っています。ゆらぎのある線は味わいがあり、人の手で作られたあたたかみが伝わってきます。
基本は文庫本サイズですが、お願いすれば新書のサイズにも仕立ててくれます。

色鮮やかなアートカードは絵としても飾れる

アートカード
アートカード(1,296円)は、メッセージカードとして使うのはもちろん、額に入れて絵として飾ってもすてき。多色摺りは、1色ずつ版を変えて摺り、色を重ねるという手間暇をかけて出来上がります。デジタル印刷とは違い、版に直接絵の具を乗せることになるので、発色が良いのも木版印刷の大きな魅力のひとつです。色あざやかなカードは、贈り物に喜ばれそうですね。

キュートな柄とやさしい手触りのふきん

ふきん
木版画のデザインを取り入れたふきん(540円)です。写真左から「さんたくつした」「だいどこのふた」「あめちゃん」。季節の柄と、通年で使える柄が数種類揃います。生地には吸水性に優れた蚊帳生地を使用し、洗うたびに柔らかく、手になじんでいくふきんは、毎日使う台ふきにぴったりです。ほのぼのとした絵柄や、やわらかい色使いが、忙しい家事の時間をちょっと楽しい気持ちにさせてくれそう。

もっと木版印刷の世界を楽しむ

木版摺りをするための画材
「自分でも作ってみたい!」と思ったら…木版摺りをするための、ブラシやバレン、絵の具などの画材も扱っています。また、木版画のハガキを作ることができる体験教室も開催。職人さんが直接、デザインや彫り方、美しい摺り方などを教えてくれます。京都観光のひとつとして、体験してみてはいかがでしょうか?詳細はHPを確認してくださいね。

スマートポイント

  • 絵柄を彫った木の板を版にして、絵の具を紙の繊維に押し込むように摺って印刷する「木版印刷」を創業以来続ける店。紙小物のほか、木版画の柄を使った布雑貨なども並ぶ。
  • 木版印刷はすべて職人の手作業。ほのぼのとする手書きの原画や、色合いの「ゆらぎ」、摺る時に圧を加えるためにできる凹凸のある表面など、機械印刷では表現されない魅力が詰まっている。
  • 商品を買って楽しむだけでなく、自分で作って楽しむこともできる。職人さんが直接教えてくれる、木版画の体験講座も要チェック!

ライターのおすすめ

色合い、模様、手触り。どこを切り取っても、ほっと心が落ち着くような商品たちにうっとり。ちょっとしたイラストなど、木版画を手紙に添えられたら素敵だなぁと思いました。

並河智子

人を知ること、街を知ること、新たな出会いがおもしろいなぁとライター仕事を満喫中。

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