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グルメグルメ

2016.03.16

お土産の和菓子を買うついでに
和カフェで一服「鶴屋八幡」

writer : 松田きこ

鶴屋八幡の外観
300年前の元禄年間に創業した菓子屋「虎屋伊織」を前身とする
「鶴屋八幡」。表に掲げられた4メートルの看板は明治時代からのもので、大阪大空襲を免れ、今もその威厳を保っている。お茶席のお菓子、帰省のお土産、ビジネス上の挨拶用など、和菓子の老舗として多くの人が利用する名店だ。

鶴屋八幡の代表的な和菓子、もなか「百楽」

もなかの百楽

撮影:篠原耕平

百楽の中身

撮影:篠原耕平

「鶴屋八幡といえば…」と大阪の人が思い浮かべる定番が、もなかの
「百楽」だ。大粒の国産大納言小豆を丁寧に炊きあげ、薄皮で包んだシンプルな和菓子は、素材の味が勝負。甘味はソフトで小豆の味が生き、さっぱりした薄めのもなかの皮が口の中でとけていく。1963(昭和38)年に誕生して以来のロングセラーで、古くからのお客さんが「いつもの味」を求めるから、長年味は変えていないそうだ。これも老舗の優しさなのかもしれない。

ふんわり生地と粒餡はお茶受けにぴったり

どらやき舞鶴
さつま大納言
百貨店のイベントで限定で手焼きしたところ、お客さんから要望が出て定番商品になったどらやき「舞鶴」。和風スイートポテト「さつま大納言」も新しい味としてお土産に重宝されている。

静かに過ごせる和菓子屋さんの和カフェ

喫茶室
店の奥にある喫茶室は、和菓子屋らしい落ち着いた雰囲気。ゆったりとした椅子に座って和菓子を食べることができる。
和菓子セット
和菓子セット(930円)。お茶は抹茶・グリーンティ・煎茶から、和菓子も季節の銘柄の中から好きなものを選べる。
あんみつ
あんみつ(880円)。丹波大納言で作った餡子は豆の旨みがしっかり残ったソフトな甘さ。白玉や寒天とともに蜜をかけていただく。白蜜か黒蜜は好みで選ぼう。その他に赤飯にゅうめんのセット(1,000円)やコーヒー、紅茶(共に480円)もある。

伝統の味と新しい味、年間150種ものお菓子が並ぶ店

店内
定番の和菓子から季節のものまで、たくさんのお菓子が並ぶ店内。スーツ姿のビジネスマンが多いのは淀屋橋というオフィス街ならでは。「鶴屋八幡」では、お菓子で季節の変化を表現して風雅を楽しむ日本人の心に寄りそうように、年間150品ほどのお茶菓子が作られている。さらに話を聞くと、300年前から伝わるレシピは、書き物に残っているだけで1,800種類。和菓子を作る時に使う木型は2000丁程も残されているそうだ。長い年月、大阪の人に愛されてきた和菓子の素晴らしさを感じられる店だ。

スマートポイント

  • ショップの奥にある喫茶室は、和カフェという表現がぴったり。座り心地のいい椅子が用意され、ゆっくりと落ち着ける穴場スポットだ。
  • 鶴屋八幡がある淀屋橋はオフィス街。急に手土産が必要になった時に、朝から買いに来る人が多いことから、ショップは早い時間からオープンしている。
  • 本店ならではの品数の多さがポイント。生菓子、干菓子、羊かん、せんべいなど、好みで選ぼう。詰め合わせなど、地方発送もできるから便利だ。

ライターのおすすめ

大阪で愛されている銘菓が買えるのはもちろん、コーヒーを飲みすぎた日のために、和カフェがあるのを覚えておくと、とっても便利。抹茶や煎茶で趣を変えて、甘い和菓子と共にひと休み。もちろんコーヒーもある。

松田きこ

おいしいものを食べるのも作るのも大好き、お酒はもっと好き。取材の旅先で酒蔵や温泉を訪ねるのが趣味です。

スポット詳細

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