ジャングルから突如現れたような外観、この建物の正体とは!?

雨にも負けず、風にも負けず、台風にも負けず・・・。スタッフ総出で手作りしたという建物は、写真から伝わるイメージよりも大変頑丈な造りです。
この店の名は「海の家YOAHIKA」。1階から階段を上がり、2階のカフェ&レストランにたどり着くと、店内はいっさい窓ガラスがなく自然の海風が心地良く吹いています。そこで待ち構えているのが、古宇利大橋を展望する爽快な景色とごっつい人相に見える店長さんです。

2008年から営業している「海の家YOAHIKA」で店長を勤めている高田洸也さん。古宇利島の海で早朝から泳いだり、釣りをしたりと、プライベートで優雅な離島生活を送りながら仕事に精を出しているそうです。実際に話してみるととても穏やかな人柄、笑うとこんな感じになります。

大変優しい人柄が滲み出ていますね。では、次のグルメ紹介へと進みます。
「海の家 YOSHIKA」のアグー豚を使った豚丼

古我知アグー豚を使った「古宇利島丼(1,100円)」は、海ぶどう付き。豚肉の大盛りをご希望の人にはメニュー名が豪華になった「古宇利島丼プラチナ」があります。
「古我知アグー」とは、創業40年以上の名護市にある古我知豚舎が飼育するアグー豚。株式会社吉豊が「古我知アグー」の販売を一任されて委託販売し、そこから「海の家 YOSIKA」が仕入れているなかなかお目にかかれない貴重なアグー豚ともいえます。

見事に脂がのったアグー豚にはしっかりと味がつき、白ご飯の上にのせた海苔にもうっすらとタレが滲んでいます。もうここは、なり振り構わず一気にガッツリ食べましょう。
外観と同様に、ジャングルを感じる気がする店内

2階に上がると、流木で装飾された壁や貝殻が埋め込まれた床、木製ドラム風の白い椅子やテーブルなどDIY好きの人なら興奮しそうな世界感です。
壁にはさりげなく「海の家 YOAHIKA」とオフィシャルサイトの「koijima.com」を宣伝するPR看板があり、店長の高田洸也さん同様の控えめな存在となっています。

観光で訪れていた元同級生7人組。大人数ならこちらのテラス席がオススメです。

全ての席から古宇利大橋や海が見渡せるようにと設計されたカウンター形式。満席時は、女性同士や男性同士で来店しても親密度が増しそうなほど密着して座れるかもしれません。
そしてそんな密着度がまったく気にならないほど、席から見える爽快な景色がこちらです。

ひとつ付け加えますと、「夏場は満席状態になることもありますが、ぎゅうぎゅう詰めで座ってもらうことはないです。笑」と店長より。
一瞬目を疑うような不思議な外観ですが、自然の素材を生かした店内の造りはおもしろ楽しく、店長さんはまったく怖くありません。離島の古宇利島まで来たならば、ランチや休憩がてら個性的なカフェ&レストランに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
※こちらは、公開日が2015年12月4日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。