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グルメグルメ

2015.10.08

泡盛ツウになれる店!
カラカラとちぶぐゎ~

writer : 長嶺陽子

沖縄に来たなら、地元の酒・泡盛をじっくり堪能してみませんか。県内の全酒造所の泡盛がそろえてあって、飲みやすくて料理に合わせやすい一般酒から、ストレートで香りをゆっくり楽しむ希少な三十年超え古酒まで、さまざまな泡盛と出合える居酒屋があります。店名の「カラカラ」は泡盛を入れる一合ぐらいの丸い徳利、「ちぶぐゎ~」は古酒を楽しむための小さなおちょこのことです。女性一人でも入りやすい落ち着いた雰囲気で、カウンターにいるスタッフは「泡盛マイスター」なので、お客さんの好みに応じて、その人がおいしく飲めるような泡盛をチョイスしてくれます。国際通りから少し入った裏通り、地元の人も集まる泡盛居酒屋「カラカラとちぶぐゎ~」を訪ねてみてください……。
地元の人も集まる泡盛居酒屋「カラカラとちぶぐゎ~」

泡盛談義を楽しみながら、甕貯蔵古酒を味わう

居酒屋「カラカラとちぶぐゎ~」は2015年で開店11年目。もともと、沖縄の泡盛や食文化を紹介していた雑誌のスタッフが中心となって始めたお店なので、泡盛に関するうんちくやこぼれ話はお手のもの。というか、実は……この文章を書いている、私こと、長嶺陽子はここ、「カラカラとちぶぐゎ~」のスタッフなんです。店主である連れ合い、長嶺哲成と一緒に、毎日、カウンターでお客様と泡盛談義や楽しいゆんたく(おしゃべり)に花を咲かせています。そんなうちの店で、ぜひ、味わってほしいのがカウンターにずらりと並んだ甕貯蔵の泡盛古酒。
カウンターにずらりと並んだ甕貯蔵の泡盛古酒
開店当時から少しずつ、減った分だけ同じ年数の古酒を注ぎ足す、「仕次ぎ」をして育てているので、三年古酒と表示されていてもそのベースは約十四年、五年古酒なら約十六年物。仕次ぎならではの歴史を重ねた香りのよい甕熟成の古酒になっています。ロックでもストレートでも、おすすめです。

沖縄素材のオリジナル料理もいろいろ

居酒屋なので、お酒だけでなく、沖縄素材の料理も季節ごとにたくさんご用意しています。
沖縄素材の料理も季節ごとにたくさんご用意
沖縄近海で獲れた旬な魚まるごと一匹を、あっさり塩で煮た「マース煮」や香ばしい「バター焼き」(1200円~)、島豆腐やゴーヤー、沖縄の麩などの定番チャンプルー(各700円)、そして、人気のオリジナルメニュー、寿司飯にしっかりイカスミを混ぜ込んで、アオリイカをのせた「イカスミ握り」(3貫500円)などなど。
アオリイカをのせた「イカスミ握り」(3貫500円)
さらに、泡盛のシメにも、小腹が空いた時にもぴったりな、「カラカラとちぶぐゎ~」自家製麺、自家製ダシの沖縄そば(小400円・中550円)もあります。コシのある麺と、昆布や豚ダシ、カツオを贅沢に使った優しい味の出汁は皆さんに好評をいただいています。
自家製麺、自家製ダシの 沖縄そば(小400円・中550円)

最初は水割り、それから古酒をゆっくり楽しむ

ちなみに、食事と合わせる時は、泡盛は水割りで飲むのがおすすめ。アルコール度数30度の泡盛一般酒は、焼酎と比べて「強いお酒」と思われがちですが、1対1の水割りにすれば、15度前後で、ワインや日本酒と同じくらいの口当たりのよい食中酒になります。ほどよく飲んで、料理でお腹を満たしてから、ウイスキーやブランデーを楽しむように、度数が高めの古酒をゆっくりたしなむのが、ツウな泡盛の楽しみ方です。
度数が高めの古酒をゆっくりたしなむのが、 ツウな泡盛の楽しみ方
泡盛は熟成すればするほど、バニラの香りやメープルシロップの香り、黒糖の香りや、少し渋みのある香り、枯れ草のような香りなど、複雑味のある香りが楽しめます。銘柄によってはもちろん、年数の違い、貯蔵方法の違いで、それぞれ個性のある味わいになるのも泡盛の魅力です。年数を経た泡盛古酒は、小さなちぶぐゎ~(おちょこ)に注いで、20分~30分ほど置くと、ようやく香りがひらいて来ます。ゆっくりゆったり、古酒との時間を楽しんでください。

美味しい泡盛で旅の時間を豊かに

美味しい料理、美味しいお酒で、旅の時間を豊かにしてください。地元のお客さんやリピーターの方も多いので、一人旅の方も、カウンターで話が広がることが多いですよ。楽しい泡盛の世界へ、私達がご案内します。
楽しい泡盛の世界へ、私達がご案内します

スマートポイント

  • 週末は混み合う場合もあるので、電話で空席の確認を。
  • 奥には小上がりの座敷席があり、子ども連れにもおすすめです。
  • 沖縄料理をふんだんに楽しめる「味煮会席」(2,300円)も人気です。

ライターのおすすめ

広めのテーブル席もあるのでグループでわいわい泡盛を楽しみたい時にもどうぞ。泡盛は一般酒のショットは300円から。飲み比べもできますよ。

長嶺陽子

東京の出版社を経て沖縄へ移住し10年。那覇市久茂地にて夫とともに泡盛居酒屋「カラカラとちぶぐゎ~」を営む。

スポット詳細

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