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グルメグルメ

2016.09.27

沖縄古民家で味わう和スイーツ
みやび茶屋仲元のまんまるおはぎ

writer : 阿久津彩子

みやび茶屋 仲元の和スイーツ
コザの愛称で親しまれる沖縄市の中心部。沖縄とアメリカ文化が入り混じった異国情緒あふれるこの街にもうひとつ、新たに和のテイストがドッキング。店主の雅美さんとジミーさんが営む「みやび茶屋 仲元」では、体に優しく染み込む甘味の数々をいただきます。

滑らかな粒あんで包む絶品おはぎ

絶品おはぎ
コロンとしたフォルムがかわいいまんまるおはぎ。みやび茶屋仲元の看板メニューといえばやっぱりこれです。雅美さんが作るおはぎは慣れ親しんだ御祖母様の味を受け継いだもの。沖縄に住んで数年後、ふと心の中に浮かんだ恋しい故郷のおやつです。
おはぎのアップ
砂糖の量は控えめにしていますが、懐かしさを覚える素朴な味わいは変わりません。北海道産の十勝あずきを使用し、天候や温度、湿度に合わせて炊き方を調節しながら、皮も実も柔らかな粒あんに仕上げています。
おはぎのセット
あんこの下にはふっくらとしたもち米が隠され、あえて残した粒の食感と粘り気が絶妙。沖縄海塩のほのかな塩気も相まって、ひと口、もうひと口と何個でも食べられそうな軽さです。
「沖縄にはふちゃぎという餅菓子はあるのですが、おはぎの食文化はないので最初の2年くらいはおはぎの説明をしていました」と開店当初を振り返るジミーさん。
7年目となった今では地元のお客さんもすっかり虜になった様子。移住してきた雅美さんとジミーさんが徐々に溶け込んでいったのと同様に、お二人のお菓子もまた、多くのご縁で広がっていきました。
テイクアウト用おはぎ
味のバリエーションはあんこ、きなこ、ごまの3種類。注文を受けてから握ってくれるのでいつでもでき立てを味わえます。お土産やドライブのお供にテイクアウトもおすすめです。

乳製品不使用のふわふわどらやき

どらやき
続いて、おはぎと並んで人気なのが小ぶりなどらやき。こちらはベジタリアンのお客さんでも食べられるように卵や乳製品を使わず、試行錯誤を繰り返して完成させた生地にご注目。
ふわふわどらやき
手に取るとふんわりしながら弾力はもっちもち。あくまで粒あんを活かした生地感もほどよく、最後は泡のように消えてしまいます。
この日はどらやき誕生のきっかけを作ったご本人、歌手のなゆたさんが久々に帰国し、たまたま来店するというラッキーに遭遇。「ここのは本当においしいんです。帰ってきたら必ず立ち寄っています」と花のような笑顔をほころばせてくれました。

お昼時にはすいとん&冷麦を

すいとん
さらに雅美さんの郷土の味でもあるすいとんや、夏にぴったりな冷麦もお客さんの声から生まれたメニューです。小麦粉を水練りして作るすいとんは、昆布と椎茸でとった出汁が滋味深い味わい。お腹に優しい味噌仕立てで体の芯から温まります。
すいとんのアップ
11時~14時30分までのランチタイムには、おはぎ又はどらやき、飲み物が付くお食事セットを提供。また、希少な琉球在来豚アグーを味わえるすいとん豚、粉もの担当ジミーさんが作るまんまる焼きもここならではの一品です。

懐かしい空気も心のごちそう

店内
お客様を迎えるのは築50年を越える沖縄古民家。「懐かしい空間でくつろいでほしい」と仏壇や欄間もそのまま生かし、温かみのある畳の感触に落ち着きます。窓の外に広がる住宅街を眺めながら、のんびり憩うのも贅沢です。
雅美さんとジミーさん
初めての沖縄旅行でコザを訪れ、その雰囲気に魅かれた雅美さん。ジミーさんと一緒に歩む舞台もまた、大好きなこの町と決めていました。
「チャンプルー(混ぜこぜの意味)された文化とそれを楽しむ町の人が素敵」そう話すふたりの顔はおはぎのようにつやつやと輝きながら、和のおいしさをゆっくり丁寧に伝えています。

スマートポイント

  • おはぎ&どらやきはお持ち帰りOK。事前の電話予約がスムーズです。
  • 冷やしるこ、田舎しること甘味メニューが豊富。夏場はかき氷も大人気!
  • もう一品何か食べたい時はまんまる焼きを。新感覚のお好み焼きはゆず胡椒であっさりといただけます。

ライターのおすすめ

沖縄でめずらしい和カフェ。おはぎはもちろんテッパンですが、一番驚いたのがすいとんです。動物性系の素材をいっさい使わないお出汁は全部飲み干すおいしさ。雅美さんとジミーさんの人柄にトドメを刺され完全に惚れちゃいました!

阿久津彩子

得意ジャンルは食・人・体当たり。沖縄の旬を味わえるおいしいお店から本当は秘密にしたい穴場スポットまで幅広くご紹介します。

スポット詳細

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