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グルメグルメ

2017.09.01

焼きトン&サワーで昼飲みを!
おいしい居酒屋ISEZAKI

writer : 仲濱淳

沖縄の那覇にある公設市場界隈には、近年「せんべろ」できる居酒屋が数多くオープン。観光客、地元の人問わず人気を集めています。
そして昼から営業している店も少なくなく、今や「昼飲み」天国に。
焼き鳥
「琉辛豚ISEZAKI(りゅしんとんいせざき)」はそんなブームが起きるはるか昔の13年前から、昼飲みを推奨(?)してきたを元祖とも呼べる存在。しかも「せんべろ」以上に、お得に飲める店なんです。

昼から暖簾と赤提灯!堂々と昼飲みできる店

ISEZAKIのある場所は、那覇の公設市場から徒歩約5分。道路を挟んだ向かい側では、新しい農連市場が建築中です。
お店の外観
お店を訪れた時刻は午後3時。にもかかわらず暖簾と赤提灯が堂々とかけられているあたりに、店の意気込みを感じます。呑兵衛にとっては心強いこと、この上ありません。
黄色いのれん
提灯には「ホッピー」の文字。東京あたりでは珍しくもない風景かと思いますが、実は沖縄ではレアケース。一般的な沖縄居酒屋は泡盛やオリオンビールがメインのところ、あえての「ホッピー」押し。この店のこだわりが見え隠れします。

昔懐かしポスター発見。テーマは東京の立ち飲み屋?

カウンター
店内はカウンター席がメインで、10人も入れば満席になりそうな広さ。
ポスター
どこからか視線を感じ…。ふと壁を見上げると、ふんわりとほほ笑む美女の姿が!ノスタルジックな「キンミヤ焼酎」のポスターではありませんか。しかもよくよく見ると、キンミヤ焼酎の社長のサインが書かれています。
ホッピー
店の中を見渡すと、昭和な香り漂うポスターがそこかしこに。「ホッピー」に、飲むなら「ハイサワー」!
沖縄の居酒屋らしからぬ風情が、不思議な魅力をたたえています。これには理由がある、と店主の佐藤さん。庶民的な価格で人気の飲み屋街、東京の門前仲町界隈の立ち飲み居酒屋をイメージしているんだとか。そんな街で飲むことが大好きだった佐藤さんが「東京風の居酒屋を沖縄に作りたい」と思って始めたのが、このお店。なるほど、沖縄にいることを一瞬忘れてしまいそうな雰囲気です。

琉辛豚とは?焼き鳥ではなく「焼きトン」を!

店名にある「琉辛豚」とは一体何なのか?
焼きトン
これがその正体。ISEZAKI名物の「焼きトン」と、それに付ける「辛みそ」です。

沖縄では豚肉がよく食べられているにもかかわらず、意外にも「焼きトン」はあまり食べられていません。そこに目を付けたのが、店主の佐藤さん。焼き鶏でなく、あえて焼きトンを提供することで、他店との差別化を図りました。
焼きトン拡大
焼きトンと相性抜群の「辛みそ」は自家製。これは、佐藤さんの地元、埼玉県東松山市ではポピュラーな食べ方だそうです。東松山市の居酒屋では、オリジナルの辛みそを各店舗で作り、個性を出しているのです。

沖縄では新鮮な居酒屋メニューがずらり

ISEZAKIの名物は焼きトンだけではありません。沖縄ではあまり見られない、しかし全国的に見れば定番の居酒屋メニューが豊富なのです。
むかご
例えばこれ。「むかご(税込300円)」といって、山芋のつるに出来る小さな実。軽く炒って塩を振ったシンプルで、おいしいおつまみですが、沖縄にはこれを出す居酒屋は、ほとんどありません。
もつ煮
居酒屋料理のキング「もつ煮(税込350円)」も、もちろん用意。ちゃんぷるー類などが沖縄の居酒屋では定番ですが、ISEZAKIには一切ありません。どこまでも「東京の居酒屋風」を貫いているのです。

泡盛ナシ。ホッピー&焼酎を飲もう!

食べ物だけでなく、ドリンク類にも沖縄らしさは一切感じられません。何と、泡盛が全く置かれていないのです。
ドリンク類
「ホッピーを沖縄で最初に出したのはうち」と店主の佐藤さん。お店をスタートした13年前、ホッピーのことを知るお客さんはほとんどいなかったそう。お客さんに聞かれる度にホッピーの説明をしていた、と懐かしそうに教えてくれました。
梅入り
金魚
こちらは、お店いち押しのドリンク「梅入りバイスサーワー」と「金魚」(どちらも税込450円)。美しいピンク色や、涼しげなビジュアルに騙されてはいけません。焼酎の量がかなり多いため、油断して飲むとすぐに酔ってしまいます。

店のサワー類はどれもアルコール度数高めで、ジョッキになみなみと注がれているのが特徴。佐藤さんいわく「自分がお酒が好きだから、自然と焼酎の量が多くなり、たっぷり注ぐようになった」とのこと。ちなみに佐藤さんは、流行りのセンベロではまったく酔えず、物足りないんだとか。

一人旅におすすめ。ほがらかな店主との会話を楽しもう

佐藤さん
いつもにこやかに応対してくれる佐藤さんも、ISEZAKI名物の一つ。楽しく、安心して飲んでほしいという思いから、大人数で騒ぎそうなお客さんや、かなり酔っているお客さんの入店を断ることもあるそうです。
「女性が一人で来ても大丈夫ですよ」と佐藤さん。

沖縄の中心部で、おいしい酒の肴をあてに、ちょっとお酒を飲みたいとき。
一人飲みをしたいとき。
ぜひISEZAKIと訪れてみてください。ほがらかな佐藤さんが、笑顔で迎えてくれますよ。

スマートポイント

  • 料理の値段はすべて400円以下とリーズナブル。どれも量が少なめなので、少しずついろいろ食べられます。一人飲みにぴったり。
  • 朝からオープンしていますが、午前中は居酒屋営業はしていません。うどん、そばタイムになっているので、朝食や昼食におすすめ。
  • ほとんどの料理がテイクアウト可能。ホテルの部屋飲み用に重宝します。

ライターのおすすめ

取材中にもぽつりぽつりと常連さんが来て、ビールやサワーとおつまみで昼飲みを楽しんでいました。気軽にサクッと飲みたいときには最適なお店です。

仲濱淳

沖縄の観光誌とウェブマガジンで、ひたすら情報を
かき集めてきた感覚を駆使して、旅に即効で役立つネタをお届けします。

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