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グルメグルメ

2018.01.08

大人気の外人住宅カフェ
サンスーシィの琉京料理

writer : 仲濱淳

「沖縄には素敵なカフェが多い」今でこそ浸透してきているこの説ですが、10年ほど前まではあまり一般的な意見ではありませんでした。店の数自体もまだあまり多くなくなく、沖縄各地に点在するぐらい。ここ5年ほどでカフェは急速に増え、カフェが集中するエリアも出現。その中でも、沖縄県中部の北中城村は特に注目のエリア。米軍関係者の住居であった、通称「外人住宅」を用いたカフェがとても多く、地元の人、観光客問わず人気を集めています。
北中城村にある外人住宅カフェ「サンスーシィ」外観
「サンスーシィ」は、北中城村にある外人住宅カフェの先駆的存在。北中城にほとんどカフェがなかった7年ほど前から営業をスタートしました。今では連日大人気の店となり、休日には行列ができるほど。その人気の理由は、しっかりおいしい料理にあるようです。
人気メニュー「ごまカレー南蛮うどん」

「おいしいもんやってます」に期待UP!

サンスーシィのある場所は、高速道路の北中城ICを降りてから車で5分ほどの場所。それだけ聞くと行きやすそうに感じますが、入り組んだ場所にあるため、初めて行く人はナビや地図アプリは必須。
外国の童話に出てきそうなかわいらしい佇まい
白い外壁に青い屋根。外国の童話に出てきそうなかわいらしい佇まいが目をひきます。
入り口にある「美味しいもんやってます」と書かれた看板
入り口には、「美味しいもんやってます」と書かれた看板がかけられていました。そしてなにやらおいしそうなパフェも。このおしゃれな雰囲気と自信あり気な看板の文字に、期待値は一気に高まります。

ママにうれしい!ひと工夫あるキッズルーム

店内に入ると、木製のテーブルや椅子、飾りすぎていないナチュラルなインテリアに気持ちが和みます。
飾りすぎていないナチュラルなインテリア
外人住宅の特徴は、複数の広い部屋が連なっていること。この特徴が大いに生かされているのが、一番奥の「キッズルーム」です。
一番奥の「キッズルーム」
子どもが靴を脱いで上る中央のスペースを、椅子が囲むようにコの字型に配置されています。これは、親達が食事をしながら、子どもの遊ぶ様子を眺められるように、という店主、中西さんのアイデア。子ども連れでは、親はなかなかゆっくり食事を楽しめないもの。そんな時にこそ、このキッズルームを利用して束の間の休息を。この形であれば、子どもも遊びながら親を確認できるので、安心ですね。

琉球と京料理のコラボ「琉京」カフェ飯

インテリアやキッズルームもさることながら、サンスーシィの人気の一番の理由は、何といっても料理です。なぜなら、こちらの料理は「カフェ飯」という枠ではくくれないぐらい本格的で、個性的だから。
人気No.1のメニュー
人気No.1のメニューが「ごまカレー南蛮うどん」。お好みで、温玉のトッピングを。(税込972円)
全国から選び抜いた鰹節などから作られた出汁と、京都生まれのC&Aカレー粉に10種類以上のスパイスをブレンドしたオリジナルカレー粉のハーモニーは、最高のひと言。京都から取り寄せた九条ネギや油揚げ、自然に近い状態で育った鶏から生まれた「読谷村のはなファーム」の卵など、京都と沖縄の厳選した食材が使われているのも特徴です。
京都生まれのC&Aカレー粉に10種類以上のスパイスをブレンドしたオリジナルカレー粉
味に変化を付けたければ、特製「魔法の香りパウダー」を振りかけてみてください。山椒など数種類の食材を独自にブレンドしたパウダーが、絶妙なアクセントを付けてくれます。

丼物とスイーツも欠かせない!

京のふわとろご近所丼
こちらも人気メニューの丼物。今日は「京のふわとろご近所丼(税込918円)」を作っていただきました。豚肉と鶏肉をこだわりの卵で閉じ、さらに卵の黄身がオン。
沖縄と京都の食材が見事にミックスした逸品
豚肉、鶏肉ともに沖縄の良質なものを用い、醤油は京都の老舗醤油店「松野醤油」を使用。沖縄、京都が見事にミックスした逸品なのです。
京の和ぱふぇ
琉京スタイルはデザートにも徹底されています。こちらは、看板にも描かれていた「京の和ぱふぇ」。36センチのビッグサイズ「特撰サンスーシィパフェ(税込1,296円)」。
京都の宇治にある老舗「丸久小山園」から取り寄せた抹茶を使ったアイスクリームやゼリーが満載
京都の宇治にある老舗「丸久小山園」から取り寄せた抹茶を使ったアイスクリームやゼリー、沖縄の黒糖を使ったアイスとゼリー、あんこや栗の甘露煮に至るまですべての材料が手作りという徹底ぶり。ほうじ茶のゼリーが一番下にあり、最後はさっぱりと終われるのも心憎い演出です。

なぜ京都と沖縄がミックス?

京都と沖縄の食文化を融合させた看板メニュー
しかしなぜ、京都と沖縄をミックスさせたのでしょう?実は店主の中西さんの奥様は、京都祇園にある有名割烹の娘さん。ご自身も京料理を修行されてきた本格派なのです。長年憧れの土地だった沖縄に店を出したいと考えてから数年の間に、百軒以上のカフェを巡り視察を重ねました。そして、「自分達のルーツである京料理と、大好きな沖縄のミックス」という、どこにもない個性的なお店の形態を生み出したのです。
「京都も沖縄も、大きく括れば鰹出汁の文化。だからミックスしても馴染みがいいんですよ」と中西さん。
確かな技術に支えられながら、一つひとつの料理を、手間暇かけて丁寧に作る。味わい深いサンスーシィの料理は、2つの伝統的な料理を、愛情を持って進化させた結果なのです。

スマートポイント

  • 休日は特に予約がおすすめ。11時のオープン時点での予約のみ受け付けています。
  • キッズルームの予約もできます。カレー以外のうどんや子どもサイズのメニューもあるので、小さな子どもでも安心です。
  • スイーツはかき氷もおすすめ。宇治から取り寄せた本当の抹茶を使ったかき氷は種類豊富です。

ライターのおすすめ

抹茶の味が、本当に「抹茶らしい抹茶」で驚きました。心地よい苦味があり、大きなパフェでも甘ったるくならず食べられます。

仲濱淳

沖縄の観光誌とウェブマガジンで、ひたすら情報を
かき集めてきた感覚を駆使して、旅に即効で役立つネタをお届けします。

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