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観光観光

2020.02.05

[宮古島]の大自然が育む泡盛
多良川酒造で知る島酒の世界

writer : 砂川葉子

沖縄でお酒といえば、泡盛。
泡盛ひと筋60年の酒造メーカーの多良川酒造では、酒蔵見学ができます。
多良川酒造
泡盛の製造工程のDVD鑑賞と洞窟貯蔵庫「ウィピヤーうぷうす蔵」の見学や、泡盛の試飲しての購入ができるので、泡盛ファンは要チェックのスポットです。
泡盛好きも、泡盛が苦手な方も、また飲んだことがない方も、
多良川酒造のこだわりを知ると、宮古島の自然が育む泡盛の世界観に魅了されます。

泡盛の洞窟貯蔵庫「ウィピヤーうぷうす蔵」見学

多良川酒造では、泡盛が眠る洞窟貯蔵庫の見学から始まりました。
泡盛は長期貯蔵することで熟成され、味と香りが深まっていきます。
さらに、アルコールがまろやかになっていきます。
3年以上貯蔵された泡盛は「古酒(こしゅ)」と呼ばれ、
古来より琉球では古酒を家宝とする習わしがあります。
ウィピヤーうぷうす蔵
「ウィピヤーうぷうす蔵」はお客様専用の洞窟貯蔵庫です。
ここは、もともとあった小さな洞窟を広げた場所で、2000本以上の泡盛がここに眠っています。これは、お客様が購入した泡盛の原酒。新婚旅行の記念、子どもの誕生の記念にとそれぞれのメッセージを木札にこめ、5年間この場所で保存されます。
蔵の中
こちらは、オリックス・バファローズの選手用の特設棚です。
仰木彬元監督(故人)が、オリックスがリーグ優勝した翌年の1996年に貯蔵した14升壺などが並んでいます。
14升壺
夢に描く未来まで、泡盛はここで眠り、
宮古島の自然に抱かれながら、熟成していくのです。

直売所での楽しみは、泡盛の試飲!

多良川酒造見学でのもう一つの楽しみは、試飲して泡盛が購入できること。
琉球王朝
私のイチオシは、多良川といえば、このお酒「琉球王朝」。
泡盛が苦手な私でしたが、これを初めて飲んで泡盛のイメージががらりと変わりました。飲みやすさと芳醇な香りに魅了され、特別なお客様がある日は、我が家では必ず「琉球王朝」です。
砂川拓也氏社長がイチオシするのは、10年古酒の「久遠」。モンドセレクションでも6年連続最高金賞を受賞し、さらに2015年の泡盛品評会で優等賞を受賞しました。
複数の賞を受賞した泡盛
蔵元のおすすめは、ここでしか買えない43度の古酒「蔵」。
そう、43度といえば原酒のお酒、見学したウィピヤーうぷうす蔵と同じ味わいの泡盛、しかも8年熟成という贅沢極まりない逸品です。
試飲
泡盛の仕込みに使う天然水の試飲もできます。
多良川酒造の製造法へのこだわり、原料の米へのこだわり、そして何よりも水へのこだわり、泡盛の試飲で感じてください!

島人が守ってきた聖域から生まれる泡盛

宮古島の砂川(うるか)にある泡盛ひと筋60年の酒造メーカー、多良川。
酒造所は、緑が溢れ、水がさらさらと流れる音がする清々しい場所に
あります。
多良川酒造の工場の後ろの小高い丘は「上比屋山(うぃぴやー)」と呼ばれ、聖域として島の人によって守られてきました。ゆえに、緑豊かで水が豊富な場所なのです。
上比屋山(うぃぴやー
多良川酒造の名前は、この聖域近くの「タールガー」と呼ばれる井戸に由来しており、泡盛の仕込み水は、この「タラガー」の湧水が使われています。
珊瑚礁が隆起してできた宮古島は天然のフィルターとなり、雨水をろ過し、多くのミネラルを含む硬水となります。この天然水が「タラガー」からわき出し、泡盛の仕込み水となります。
タラガー
多良川酒造の直売所わきの御嶽には毎日お水とお酒が供えられ、水への感謝、泡盛を作る喜びの思いが捧げられています。
多良川酒造の泡盛は宮古島の大自然と祈りが生み出したお酒なのです。

※こちらは、公開日が2016年3月8日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

スマートポイント

  • 多良川では、お客様が購入された泡盛の原酒を洞窟で5年間貯蔵できます(有料)。
  • 当り前ですが、車を運転する人は泡盛の試飲は絶対だめですよ!
    そんな方には、もろみ酢は黒糖入りですごく飲みやすくて、おすすめです。
  • 多良川は米、水、手法にこだわった泡盛の製造元。一升瓶の泡盛でさえも1年間熟成させたものです。

ライターのおすすめ

泡盛とひと口に言えども、メーカーによって、銘柄によって味わいがまるで違います。多良川の工場見学と試飲で、お気に入りとの一本を見つけてください!

砂川葉子

岐阜県出身、宮古島諸島のどこかの小さな島に在住。農業と民宿業、島興し業と並行してライター業にも携わる。

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