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観光観光

2015.08.20

人魚のモデル、マナティーの
癒しの力はイルカ以上!

writer : 福田展也

沖縄には癒しの場所がたくさんありますが、その一つが沖縄観光のメッカ海洋博公園にあるマナティー館です。人魚のモデルとして知られるマナティーは、実は体長3〜4.5mにもなる大きな生きもの。「この大きさで人魚のルーツ?」と思ってしまいます。でも、体つきは丸みを帯びて滑らかで、その動きはしなやかで穏やか。眺めているだけで癒されてしまう愛らしい生きものなのです。

ジュゴンとマナティーは近いなかま

さて、沖縄の近海で観察できる海洋哺乳類としておなじみなのはザトウクジラやイルカですが、絶滅危惧種に指定されているジュゴンもその一つ。沖縄でかつては頻繁に見られていたジュゴンは、漁網に引っかかって死んでしまったり、開発によって餌である藻が減ってしまったために残念ながら減少の一途をたどり続けています。最近では名護市東海岸の大浦湾や本部半島の東側にある古宇利島周辺が数少ない生息域として残っていると言われています。
マナティー赤ん坊のような魚と呼ばれる
海洋博公園で人気のマナティーは、このジュゴンの近いなかま。漁師から「赤ん坊のような魚」というあだ名がつけられるほど、沖縄では身近な生きものであるにもかかわらず、いまでは希少すぎて水族館に展示することのできないジュゴンに代わってマナティーはここ沖縄で密かな人気を集めているのです。
マナティー館は二階建ての小さな建物。窓の外には伊江島と青い海を見渡せます。
海洋博公園内の水族館内
入口を入ってすぐのところにある展示パネルがマナティーの体の特徴、生態、ジュゴンとの違いについてイラストと写真でわかりやすく説明してくれます。奥に足を進めると、二つの水槽を上から覗き込む形でマナティーを観察することができます。呼吸のために時々浮上して顔をのぞかせる姿はアザラシを大きくしたようにも見えますが、大きな体にもかかわらず威圧感を感じさせないばかりか、無邪気さに溢れ、聖母のような高貴で優しい慈悲深さで目の前にいる者を包んでくれる生きものは、人や動物の赤ちゃん以外、この地球上ではマナティー以外にいないような気がします。
無邪気さに溢れ高貴で優しいマナティー

マナティーマジックに癒される

階段をつたって地階に降りると、ほのかに暗い中にビデオによる説明コーナーとQ&Aコーナーがあります。反対側の水中観覧室の前には沢山の人が集まっていました。スロー再生中の動画のようにとってもゆったりとした動きで、体を回転させながら泳ぐマナティーにみんなの目が釘付け。
ゆっくり泳ぐマナティーに釘付け
小さな子どもを見守るような眼差しで、マナティーを眺める人たち。「マナティーマジック」とでも名付けたくなるその愛らしい動きは、赤ちゃんや生まれたての動物が、見る人の心を愛情でいっぱいにするように、すべての人を穏やなオーラで包み、その心を癒してくれます。
体を回転させながら泳ぐマナティー
沖縄美ら海水族館とオキちゃん劇場を堪能した後はぜひ、マナティー館に立ち寄ってみてください。動と静のコントラストが心地よい世界に誘ってくれるはずです。

隣には沖縄近海で暮らすウミガメたちを観察できるウミガメ館もあります。
海洋博公園。うみがめ館

スマートポイント

  • 駐車場はP7(北ゲート駐車場)が便利です。電気自動車(EV)の普通充電器を無料で利用できます。
  • マナティー館には無料で入館することができます。

ライターのおすすめ

マナティー館から外に出て屋外の階段を下りていくと亀の浜という小さなビーチがあります。自然な感じが心地よいビーチで人も少ないのでぜひ降りて行ってみてください。記念撮影ポイントとしてもオススメです。

福田展也

目下の趣味はサーフィン・沖縄伝統空手・養蜂。心で触れて身体で書けるようになることが10年後の目標。

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