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観光観光

2015.09.17

沖縄本島で唯一の海中展望塔
洋服を着たまま海の中へ行こう

writer : 伊藤麻由子

本当の海の中ってどんな風になっているのでしょうか?ここは水深5mの世界。見せるために作られた水族館とはまた違った、実際の海の底。そんなありのままの景色を眺められるのが、ブセナ海中公園の沖に作られた海中展望塔です。洋服を着たまま本当の海の中を眺められるので、潜ることができない人にとってはまさに未知の世界との遭遇スポットです。
ブセナ海中公園の沖に作られた海中展望塔

ブセナホテルと隣接しているのでゲートも一緒

国道58号線からブセナテラスホテルに向かう道へ入り、ホテルのゲートを抜けたらすぐを左に曲がると専用駐車場があります。チケット売り場は車を止めてビーチに向かったところなので、まずはそこでチケット購入。その後、目の前に停車する赤いシャトルバスに乗って公園内を観光しながら移動します。
赤いシャトルバスに乗って公園内を観光
海中展望塔は終点で下車。沖に向かってまっすぐ伸びている桟橋を歩いて渡れば、さぁ、展望台の入口です。桟橋の途中の海を眺めると、既にカラフルな魚の姿が見えることも!タイミングによっては大型回遊魚も湾に入ってひと休みしていることもあるそうです。これは絶好の観光ポイント!ぜひ、のぞいてみてください。
展望台の入口
干潮で海が荒れているという条件がたまたま整ったこの日は、あの大きな回遊魚・ロウニンアジが避難していました。桟橋の上から見ても波間にははっきりとわかるその大きさ。成長すると1mを超えるとされているのですが、時には10匹近く集まってくることもあるとのことです。
ロウニンアジが避難してきた様子

海の中ってどんなところ?

展望塔に入る螺旋階段はちょっと狭いので注意しながら少しずつ、ゆっくり下に降りていきましょう。階段にあるのぞき窓から見える海の中では、今日はどんな魚達が泳いでいるでしょうか。だんだん、海の底へと降りていく感じがわくわくします。
展望塔に入る螺旋階段
一番下、つまり海の底にたどり着くと、そこにはたくさんののぞき窓。のぞく場所によって見える海の中の世界が違うのがおもしろいところでもあります。もちろん海の中の魚達は自然のままなので、寄ってくるものもあれば、我関せずとゆうゆう泳いでいるものも。時々、群れで泳いでくる魚達もいたりと、見飽きることがありません。
のぞき窓から見る魚
一角の窓には、お客様のリクエストの多いニモがいます。ニモ、つまり、クマノミなのですが、窓のところにあるイソギンチャクを巣にしているので、その様子がよく観察できます。ついつい見入ってしまいがちですが、後ろのお客様が待っていることがあるので気を付けて!
ニモ・クマノミは人気

アフター展望塔の楽しみ方

気がつかないと通り過ぎてしまうのですが、展望塔の中に降りていく階段の手前に、100円で魚のエサが売られています。多くの人が中にばかりに気を取られがちですが、このエサを海にまくのがまた楽しい!びっくりするくらいたくさんの魚達が寄ってきます。池の鯉とは違って、カラフルな天然の魚達がわっ!!と集まってくるのです。黄色にブルーに赤にシマシマ。子どもでなくともちょっと感動体験。100円ひと箱で終わらない人もいるはずです。海中展望塔で水族館とはまた違った沖縄の海の観光を楽しんでください。
エサを海にまくのがまた楽しい
カラフルな天然の魚達がエサに群がる

スマートポイント

  • ホテルの敷地内にある万国津梁館は、予約が入っていなければ見学可能。九州沖縄サミットが行われた時の首脳会合会場で世界中の建築資材と沖縄ならではの自然素材がふんだんにあしらわれており必見。
  • ブセナ海中公園では、グラスボートで海を楽しむこともできます。海中展望塔だけだと1,030円、グラスボートだけだと1,540円がそれぞれかかるのですが、セットにすると2,060円とお得です。
  • 団体客を除くと、意外と午前中が混雑することが多いとのこと。太陽の位置が高くて斜めに光が入り、海中がキレイに見える午後一は狙い目かも!

ライターのおすすめ

沖縄のリゾートホテルの中でも、トップクラスのザ・ブセナテラスホテルのランチを楽しむのもおすすめ。アレルギーの方には全レストランで7大アレルゲン食材を除いたメニューが可能。1週間ほど前に要相談。

伊藤麻由子

撮影でアフリカを回り、沖縄の離島45をも行き着くす。写真と文章で島の良さを最大限に惹きだす。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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