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グルメグルメ

2016.08.06

四川省の味を日本に伝えた、
名店のランチをお得に楽しもう

writer : 鈴木美和

人気中華の代表格「麻婆豆腐」を日本に広めた料理人といえば、陳建民さん。メディアにもよく登場する陳建一さんのお父さんです。1952年に来日して東京に店を構えた彼は、本場の味に近い刺激的な麻婆豆腐を提供して一躍有名に。そのほか「海老のチリソース」、「ホイコーロー」、「担々麺」といったおなじみの四川料理は、実はこの店が発信地。しかもランチなら、気軽にお得に楽しめちゃうんです!

老舗らしい折り目正しいサービスに安心

皇居や国会議事堂に近い、東京・永田町の一角。エレベーターで6階に上がると、自然光が降り注ぐ明るいダイニングが現れます。スタッフがにこやかに対応してくれるので、初めて訪れる人でもくつろげます。ここが日本における「四川料理の父」と呼ばれる故・陳建民さんが創業した「赤坂四川飯店」。今は息子である陳建一さんと孫の陳建太郎さんが腕をふるっています。
外観
内観

名物「陳麻婆豆腐」は辛みと旨み、甘みのバランスが絶妙

必食は「陳麻婆豆腐」2200円(2~3名分)。見た目は辛そうなのに、味わってみればアラ不思議。辛さの中にまろやかな甘みと旨みがあり、花椒(=中国山椒)のピリリとした刺激がたまりません。辛さが苦手な人のために、マイルドな「麻婆豆腐」(同)もあるのでご安心を。どちらの麻婆豆腐もお得な平日限定ランチだと1300円!
陳麻婆豆腐

やっぱり外せない「海老チリ」

豪華に楽しむなら「大海老のチリソース」3800円(2~3名)もおすすめ。プリップリの海老はもちろん、旨みたっぷりのチリソースはご飯にかけて食べたくなるほど美味。四川の伝統料理「乾焼蝦仁」(ガン シャオ シャー レン)が原型ですが、豆板醤の量を控えめに、ケチャップや卵などで優しい味に仕上げているのが技あり。
海老チリ

日本人が慣れ親しんだ、陳流のマイルドな四川料理

陳さんの料理は日本人向けに食べやすく工夫しているのが特徴。四川省は多湿、かつ寒暖の差が激しい土地なので、料理に唐辛子や花椒などのスパイスを使って新陳代謝を高めるという医食同源の考えに基づいています。四川料理を食べると体がスッキリするのはそのため。健康や美肌にも効果あり!?
四川料理

日本各地に広まった陳さんの味

「四川省と同じ味付けにしたら、こんなに日本中の人、好きにならなかったと思います」と著書の中でも語っている陳さん。生前に彼が創設した中華料理学校はこれまで多くの料理人を輩出し、受け継がれた味は日本中に広まっていきました。

名物、汁なし担々麺は締めにぴったり

締めの一品には「担々麺」1200円をぜひ。もともとは四川のファーストフードで、麺とピリ辛味の挽き肉を和えただけの汁なし麺。それを日本人好みの汁そばに仕立てたのは陳さんのアイディアです。3年熟成の豆板醤とゴマダレをきかせた深みのあるスープは後を引く辛さ。
担々麺

メニューが豊富で、使い勝手の良さも抜群。

「魅惑の黒酢スブタ」3200円(2~3名)や、「フカヒレの姿煮」5000円など高級素材を使ったメニューも豊富です。広々としたダイニングだけでなく、多彩な個室があって便利。お腹をすかせて美食欲全開で訪れるもよし、気軽なランチセットを狙うもよし。赤坂四川飯店で本格派の料理を自在に楽しめる老舗の良さを、とことん堪能しちゃいましょう!
黒酢スブタ
フカヒレの姿煮

スマートポイント

  • ランチの麻婆豆腐には小盛りのご飯がついていて、麻婆豆腐と白いご飯の相性は抜群です!
  • 赤坂四川飯店は、中国デザートも絶品。平日は杏仁豆腐、または愛玉ゼリー付きのお得なランチセットもあり。
  • 中国茶のポットサービスがあり、飲み放題。

ライターのおすすめ

子どもからお年寄りまで幅広く好まれる味付け、居心地の良い空間、老舗らしい丁寧なサービスなど、全方位万全、誰を連れていっても安心できる鉄板アドレスです。個人的には回鍋肉片(ホイコーロー)もおすすめ!

鈴木美和

フードライター。東京のレストランガイド、美味しいお取り寄せの記事を主に手がける。食雑誌「dancyu」や「料理通信」、読売新聞をはじめ様々な紙媒体やウェブに寄稿。好きなものは肉と寿司とショコラ、という長年の雑食ぶりがたたって、着々と体重が増加中。

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